ゴーストバスターズッ!!
扉を閉めた俺は音もなくノートに近づき肩をバシバシと叩きまくった。
「ノート!ノート!ノートッ!!」
小声でしかし確かに聴こえる音量でノートを起こしにかかる。ノートはムッ!と顔を歪まし目を開けて俺を見たがアリアをさらに抱き締めるとまた眠りに着こうとした。しかし俺はそれを許さない。
「ノート!寝ないでくれ!?」
「…なんですか?…全く鬱陶しい」
「出たんだよ!!」
「何がですか? お漏らしですか?」
「そんなわけねーだろ!! 幽霊だよ幽霊!!」
「あー出たんですね…夢に」
「違うよ!!現実にだよ!!」
「はぁーわかりましたよ 確認しますから」
ノートは名残惜しそうにアリアを離して扉に向かった。ドアノブに手をかけて一度こっちにキッ!と睨んで扉を開けた……んで閉めた。早足でこちらにやって来て震えた声で
「何ですかあれは? ほんとにいるんですか!?」
「ね!!ね!!ほんとだったでしょ!!」
「どうしましょ!!幽霊だったら勝てませんよ!!」
俺達二人であわあわしていたらアリアが目を開けた。まだ眠いのか目をくしくしと擦って欠伸をひとつそしてこちらを見てほにゃ~と笑った。俺達はその笑顔に癒され少し落ち着きを取り戻した。アリアは慌てたいた俺達を見て何かを感じて頭をコテンッと横に倒した、アホ毛も?とハテナマークになった。
「…どうしたの?」
「…幽霊が出たんだよ」
「…ユーレイ?」
「そっ 幽霊」
「…みてくる」
アリアは眠たげな顔のままとことこ扉のほうにいった。アリアは両手で扉を開けた。そのままじっと扉の向こうを見ていてそしてビクッ!!と跳び跳ねた。
アリアは急いで扉を閉めてダッシュで俺に抱きついた。
ノートはアリアが走ってきたとき手を大きく開いて迎え入れようとしたが俺のところに来たから固まっていた。ノートはゆっくりこちらを見た。こちらを見た顔はモザイクをかけたくなるくらい酷かった。うん、見ないでおこう…。
俺はアリアを撫でながら「どうした?」と聞いたら。それを聞いたらアリアそっと顔を上げた。その目にはキラリと光る何かがあった。…………ブチッ!!。それを見た俺達の何かがぶち切れた。
俺とノートはアリアをそっと撫でてから二人で向き合い頷く。そして二人で奴が居る扉に手をかけ……ずに蹴り破った。
「俺の娘を泣かしたのは」
「私の天使を泣かしたのは」
「「どいつだッ!!!!」」
始めてノートと心が通った気がする。さぁ……悪霊退治の時間だ!!
その時彼らの背後には悪鬼羅刹が浮かび上がっていた。




