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No21 コウカン


ダイタルは改めて話し始めた。


「クラトーというなかなか優秀な商人なのですが、こと色事に関しては変質的とのお噂があります。

その行為に正気を失った奴隷は多く、きっと彼女もその攻めにに耐えられなくなって

正気を失い使い物にならなくなると娼館にでも売られることでしょう。」


ダイタルは落札者の説明をしてくれた。

なぜだろうか?心がざわめく・・・

カリスマの影響なのか?運命の輪という能力の影響なんだろうか?

日本にいた時でもこんなに胸が締め付けられることはなかった

いや、正確には小学生の時に味わった、最初の失恋の時と同じか感じか・・・


「ダイタルさん、もしなんですが・・・」


「言おうとしていることはわかりますが・・・」


言葉を遮り、首を振りながら言葉を続けた


「魔法品を交換材料にすれば彼女を手に入れることは可能かもしれませんが

初めての奴隷オークションで興奮なさったのではないですか?

一度落ち着いて考えてみてもよろしいのではないでしょうか?」


その言葉を聞きすこし俯いて考えた。

俺はこの世界で何がしたいのだろう?

この武器を売りに来たのは何故だろう?

元々この武器も運よく手に入れたもの、また探せばいい。

この世界が夢ならば彼女を傍におきたい

この世界が現実ならば彼女を助けたい

考えがまとまったら言うべき言葉は一つだった。


「そうかもしれませんが、運命を感じてしまったのです。

もしあの商人お知り合いでしたら交渉して頂けたりしませんか?

もし、今後よい魔法品を手に入れた場合あなたを通してオークションに出品したいと思います。

こういうのもなんですが私は大変優秀な魔術師です。

きっと貴方にとっても損はないと思います。」


そういって外套から剣と短剣を差し出した。

ダイタルはすこし考えてからこう切り出した。


「ふむ、クラトーとは長い付き合いですが・・・

私にとってもハル様とのお取引は大きいものなのです。

それに正直に言いますとハル様の力はよくわかりません

しかしながら、それだけの品物を一度に二つもお持ちになっていること

きっと、お力があるのでしょう・・・

お若いハル様ならばこれから大きな商いをもたらしてくれる予感があります。

当てになりませんが20数年商人をしてきた感であります。

それにしても若いと言うのは羨ましいですね。

わかりました。しばし、お待ちください」


そういうとダイタルは剣と短剣を受け取り、落札者の商人に交渉にいってくれた。

それからすこししてダイタルが笑顔で戻ってきた。

交渉は成功して落札した奴隷は控え室で待機しているとのことだった。

二人でその部屋に向うと中には、商人ギルド員らしき人と奴隷商人と思われる人と

オークション会場できていた煌びやかなドレスではなく質素なドレスを纏ったエリカが待っていた。

商人ギルド員は部屋に入ると奴隷の受け渡しについて説明をしてくれた。

奴隷の受け渡しには奴隷契約の魔法を書き換えてるとのことで必要と話してくれた

エリカは落札者が違う上に見た目はボロボロの若い冒険者が引き取りに着たので驚いた雰囲気だった。

説明があらかた終わると奴隷商人は契約魔法を唱えてエリカの胸の上に魔法の紋様が浮き出て

事前渡されていた小さいナイフで親指を少し傷つけてエリカの魔法模様の真ん中に血をつけた。

そうすると魔法の紋様が消えて。奴隷商人がつけていた指輪を渡してくれた。


支配者の指輪 魔法品 隷属化 戒め


説明ではこの指輪で奴隷化と契約した奴隷を戒めれるとのことだった。

隷属化した奴隷はこの指輪には触れず戒めは心に念じるだけで罰を与えることができるらしい


「何はともあれ、ありがとうございました。

ダイタルさんにとっても次は良い取引ができるようにします。」


「はい、是非ともお待ちしております。」


そういうと、ダイタル達は部屋から出て行ってしまった。


「あの・・・ご主人様でよろしかったでしょうか?」


「はじめまして、ハルと申します。よろしくお願いします」


「はい、エリカと申します。ご主人様どうかこれからよろしくお願いします。」


笑顔で挨拶をするとエリカも固い表情が和らいで

スカートの裾を少しあげてエリカは挨拶してくれた。


「最初にお話しておきますが貴方をすこし強引に手に入れたので

ほぼお金がありませんので始めは何かと不自由させますが許してくださいね。」


「いえ、もう私は貴方のモノですからお気になさらずに

できる事ならば少し優しくしていただければ嬉しいです。」


すこし複雑な表情で頷いて返事をしてくれた。


「それでは行きましょうか?」


そいうと応接室からでてエリカはその後に続いた。


考えがまとまらなくなって全然書けないので

少し時間おきたいです。


別の話書きながら書く予定です。

折角読んでいただいているのにすいません。

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