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国境にて ~法と心~ Part1

なんかいろいろあって遅くなりました;;


すみませんです。明日からがんばります(たぶん)

俺たちが旅に出てから、もう数ヶ月がすぎた

「いつになったら、魔王軍と戦うんですか」

「右におなじ」「激しく同意」

「まぁそう3人して俺を攻めるな」


3人が俺を攻めるのもそのはず

 クロロが仲間になってからなんも進展してないのだ

 強いていうのならば

 レイの属性がいつの間にかウィンドからストゥムに変わったことぐらいである


「いや、あとひとつ国経由したらいくから」

「「「ホントに?」」」

「あ、いや、多分」

「・・・。」

そんなおっかない目で見ないでくださいヨ

 そんな感じで、進んでいくと国境についたのだ

 

「やっと人間の国を回るのも最後の国ですね」

「「さらば我々の平和な暮らし」」

「亮までそんなこといわないでください」


国境というか・・・・・

 これは砦ですか?ってくらい厚い壁に門がついている感じだ

 あ、警備兵さんおつかれさまです

 って・・・あれー?


「もしもしそこの警備の方」

「あ、これはこれは勇者ご一行様オツカレサマデス」

「それはどうでもいいんですが」

「その縛られてるは・・・?」

「ゆ、悠斗その娘は」

「・・・・。」


どうしたんだろう?

 いつも冷静なホーファは冷たい表情をし

 レイは珍しくおびえた様子をみせている


この娘、たしかに

 ルビーというよりは血に近い紅い目をし

 その目は生気を失い、フードから見え隠れする手足は

 灰色にちかい色をしていた


「これがうわさに聞く吸血鬼ヴァンパイアという種族か」

「そうらしいな

 でもなんでこの娘は捕らえられてるんだ」

「お前の脳みそは腐敗しているのか?」

「失敬な一部は活発に動いてるぞ」

「無駄にだがな

 そもそも吸血鬼というのは人間と友好的ではないと聞いただろ」

「それでも、こんな、ひどい仕打ち・・・」


おれは、肌の色ばかりを気にしていて

 きづいていなかったのだ

 その娘の手足に無数の傷があることを

 おそらく、手足だけではないだろう

 それを物語るべく、顔にも深い一筋の傷があった


「勇者さまにはわからないでしょうが

 この娘はおそらく原始の吸血鬼の末裔でしょう」

「右手に紅い石が埋め込まれてますしね・・・」


かわいそうにと思う反面

 その分だけ罪があるのだと自分に言い聞かせ

 この国境を後にしようと門に向かっていったそのとき・・・・


「あれ、亮君きみなにしてるのかな?」

「いや、助けようかなと」

「お前、ソイツに情が移ったか?」

「だとしたら?」


「レイ、ホーファ、力づくでも亮を止めるぞ

  さすがに、勇者が犯罪者ってのは洒落にならん」


「もちろんです」「そうですよ」


「(悠斗、悠斗ホーファさんには言いませんが 

  彼の両親は吸血鬼に殺されています

   それゆえに幼きころから王都で働いていたわけです)」


「(マジカヨ)」


「大丈夫、おれが助けてやるからね」

そういって吸血鬼にはなしかける亮、

 おれは、力づくでも友をとめなければならない

ツヅク

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