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合格基準が不明のやつは誰でも緊張する

『これにて試験を終了する』と言う声が響いた瞬間

再び俺たちの視界は変化して前の体育館に戻っていた


周りを少し見てみると、シェイルと辰真を見つけた。あっちからも俺の姿が見えたようで駆け寄ってきた


「武戦!無事だったか!!」「武戦、見つけましたよ」と二人同時に話してくる

どうやら互いに誰だろう?と思った顔をしていたが、シェイルは思い出した様子だ


「あぁ!貴方が武戦の言っていた辰真ですね?」

その一言で辰真も緊張が解けたのか

「武戦の知り合いか!よろしく!」


とそんな感じで自己紹介をし合っていたら、理事長が話し始めた


「それでは試験の合格発表を行う」


その時、受験生全員の固唾を飲む音が聞こえた














「ここにいる者は…………………全員合格だ!!」

その瞬間全員からヨッシャァーーー!!!!!などの歓声が聞こえた




「武戦俺たち全員合格だってよ!!よかったな!」


「あぁ、少し肩の荷が降りたな」

ちょっとだけ安心したが、当然まだこれはゴールラインでは無い。ようやくスタートラインに立っただけに過ぎないのだ


俺はこの学園で、やるべき事をやるつもりだ………自分の目的の為に


「それにしても武戦、シェイルとはどんな感じで出会ったんだ?」と辰真が聞いてくるが、まぁ反応が面白そうだから話してみるか


滅茶苦茶びっくりしてた。顔が埴輪みたいになってた

結構戦って友達になるって珍しいのか?



話し合っていたらどうやら一度解散するらしく、各々に渡された鍵を使って部屋に入るらしい


さっそく中へ入ってみると、まあ一人で住むには十分な広さでだいぶ快適そうな部屋だった

「お!スーツケースも届いてる」

試験を始める前には回収されていた自分の荷物が置いてあった


自分の荷物を開き、部屋を装飾していく

「うーーん棚はこっちに移動して、キッチンはそのままでいいか。本棚はここで一番大事なベッドはあそこでいいか」


こんな風にだんだん完成していく物を見ていると自然と嬉しくなっていく



その時、コンコンとドアを叩く音が聞こえた

誰だか分からなかったが、取り敢えず「入ってどうぞー」と返事を返しておく


そうして入ってきた人は当たり前と言うべきかシェイルだった

「暇だったので、遊びに来ました。入りますね」


「シェイルかまだ何にも無いけどゆっくりしていってよ」


「そう言えば、どうやってこの部屋だって分かったんだ?」


「匂いを辿ってきました」

犬かよ。 え?待って部屋の外で匂いで分かるくらいには俺匂ってんの?

「マジかよ。風呂入ってこようかな」


「冗談ですよ、私はユーモア溢れる人間ですからね」

何だ冗談か それにしてもやっぱりシェイルは面白い人だな。最初っからそんな感じで接していけば友達沢山いただろうに。まぁ俺が言えた事じゃ無いが


「それにしても武戦の部屋はモダンって感じの雰囲気ですね。それに加えて落ち着くように工夫しているのがわかります。これがあの和洋折衷って奴でしょうか?」


「多分それに近いのかな?そこまで意識した事ないから分からないけど」


「このベッドふかふかでいいですね。気を抜いたら眠ってしまいそうです」

さらっと人のベッドに入り込むじゃん………しかもこの寮に入ってから俺まだ一度も入ってないのに


「俺は寝るのが大好きだからな、二度寝と言わず五度寝くらいしてから気持ちのいい朝を迎えたい」


「zzzzzzzzzzzzzzzzzzz」「寝んな!!」

やれやれと言いたそうな顔をしながらシェイルは起きてきた

「まったく、寝ている人を大声で起こすなんて酷いですね。常識を知らないのでは?」


「今のシェイルに常識を問われても何も感じないな」




その時バーーーーン!とドアが音をたてて開いた


「武戦!お前の部屋を見にきたぜ!!」

「どうやってこの部屋がわかったんだ?」

「匂い!!!!!」




風呂入るか………………………………





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