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貴方は今何から「逃避」をしてますか?

人は誰しも必ず逃避をしている 


それは現実から? 夢から? これから起こる未来から?


自分が心を持つ限り決して晴れやかになることの無いものから、私たちはどうすれば良いのだろう?





天気は快晴 雲一つなく暑すぎずかと言って寒すぎもしない心地よい気温である今日


俺こと武戦(ぶせん)は学園の入学試験に挑もうとしている


「よし、ここが能力者を育成するためにつくられた学校………センタール学園か」


「えっと…多分ここだよな?入り口」


と俺は思わず口に出してしまった 何故ならその入り口があまりにも豪華だったからだ

まるでこの学園の象徴とも言えるような圧倒的な存在感だ


そのまま立ち止まっていたら他の人 恐らく自分と同じ受験者たちが続々とその門を潜っていく


自分もその人たちと同じように進んでいった



この世界は、能力者とそれ以外の2種類の人間がいる

能力者は約10万人に一人とかなりの少なさである だが、能力というものは便利で水を操ったり炎を操ったり重力を操ったりなど、国の発展に大きく貢献するものであった





だからこうなることも必然だったのだろう…………………………………当然戦争にも利用された


それにより各国は能力者の育成を余儀なくされた



それが、この学校を作ることになった歴史である



そして俺たち受験生は試験場所である体育館に来た


体育館の前には壇上があり、何人かの人間がいた


そして、その中の一人の男が壇上の真ん中に立ちマイクを前にし話し始めた


「受験生の諸君!よくぞ我が国唯一の能力者学校センタール学園に来てくれた ここにいる者たちは全員将来この国に良い恩恵をもたらしてくれるであろう!」


そう声高らかに喋り出したのは一体誰なんだろうか?


「私はこの学園の理事長のウィルス=エヴィスである これから諸君には能力値試験となるものをやってもらう」


周りの受験生は待ってましたと言わんばかりの気分が高揚する人や、逆に不安そうな人もいた


ちなみに俺はもちろん後者である


「あぁ…………もうやばい緊張しすぎて胃も痛いし腹も痛い」

今俺たちは特に整列をせず、みんなバラバラになって壇上を見上げている


「緊張しているのだろう?自ら奮い立とうとしている者もいるだろう だが、それでいい!この学校で生活していくにはその確固たる意志と覚悟が必要である!」

では、試験を始めるとウィルスは言った


「試験……………………………開始!!!」


そしてその声が響いた瞬間俺の視界は体育館からいきなり自然溢れる景色に変わった


見る限りここは山の中 そしてその中腹より少し下ら辺か?


「どういうことだ?能力“値”試験って言ってたからちょっと心配したけど何でいきなりここに飛ばされたのか?」


周りに人は誰もいない だが、気配は少し感じる


「テレポート系の能力者でもいたのか?」


それしか考えられない だが、肝心の試験内容も言われずにテレポートさせられるなんてどうなん?


その時、茂みの奥から何やら

「あああぁぁぁぁあああ!!」と声が聞こえた


流石に少し心配になったのでその声が聞こえた場所まで行くことにした


「さっきの気配がした所から声がしたな〜声からして男だけど何かあったのかな?」

まぁいきなりこんな自然の中に移動させられて混乱するのも無理はないか



少し歩くと、170後半くらいの身長のやつが四つん這いになって動き回っていた


「ねえ、そこの人どうかした?」


「あぁ!困っているんだ!!助けてくれ!!」


男は必死で縋り付いてきた 


「実は俺の大事な斧が無くなっちまったんだ!さっきから探しているがどこにも見当たらねえ!」


「斧?それって大きさはどれくらいなんだ?」


「俺の身長とほぼ同じだ さっき試験開始でいきなり瞬間移動させられて焦って移動しまくってたらどこかに落としちまったんだ!!」


流石にアホすぎでは? お前の身長と同じの斧なんていったいどれだけの重さがあるんだよ何で気づかない?


でも困ってる人を見捨てるほど俺は腐ってない


「俺も探すよ 大事な物なんだろう?」


「ありがとう!助かる!」


そして俺たちは歩きながら自己紹介をすることにした

さっきから話しているがお互いの名前が分からないから話が進まない


「俺の名前は辰真(たつま)って言うんだ あの斧はじいちゃんが死ぬ前に俺の為に作ってくれたたった一つの宝物なんだ」


「俺は武戦(ぶせん)だそれは災難だったな ちなみにどんな見た目をしているんだ?」


探すにしても見た目が分からないんじゃ間違いもあり得るので特徴を俺は聞いた


「刃の部分は真っ黒で棒の部分は白と黒が斜めに混ざり合うような感じだ それと棒の一番下の部分には青い宝石を埋めてある」


「なるほどな、それは案外見つけやすそうだ だけど辰真と同じ身長の斧なんて四つん這いにならなくても探せてたんじゃないか?」


「何!?言われてみれば確かに!!」


その時は焦っていたんだと辰真は言っていた



キンコンカンコーーーーーン!!!


空から大きな音が聞こえた


「なんだこの鐘の音は?」



『私としたことがルール説明を忘れていた!故に今からそれを皆に伝える!!』


と理事長の声が響いたのだった









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