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元アラサー女子はスライムとして生きて行く(仮)   作者: おんじゃく
第一章 (スライムと少年)

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9 鑑定

 ありとあらゆるものを片っ端から『鑑定』した結果、分かった事がある。それは――――


 『鑑定(level10)』すげぇ! だ。いや、本当に。

 まず『鑑定』の保有者には明確な上下関係が存在する。

 もし『索敵』と『鑑定(level9)』を持っている敵がいて、私を探したとしても『鑑定(level10)』を持つ私を探す事は不可能という事だ。


 トラちゃんが『鑑定(level10)』を持つ存在は少ないと言っていたので、この世界に私を『鑑定』出来る存在はほぼいないと思って良いだろう。

 そして一度『鑑定』した物は『潜伏』のスキル使用されても『索敵』のマップから消えないで残っている事がわかった。


 他にもある。

『索敵』で表示される地図の空欄を『鑑定』したら、そこに生えている薬草などの情報も得ることが事が出来たのだ。

 その事に気が付いたのは、昨日採集した≪ヤマ≫のある辺りを『鑑定』した時。

 鑑定結果に“≪ヤマ≫の群生地帯”と表示されたのでそれを更に『鑑定』したら、≪ヤマ≫の情報も表示された。

 しかも実物を鑑定した時とは違い適した採集期間まで表示されたのだ。


 という事は私は洞穴に居ながら『索敵』の範囲内の全ての動植物を調べる事が出来るという事になる。


 なんというチート!

 さすが神様'sオススメのスキル!


 まだまだ弱っちい私にとっては移動そのものが危険。目的の薬草を命懸けで採集しに行っても、薬草が育っていなかったら全くの無駄足となる。

 しかもそこから洞穴に、再び命懸けで帰らなくてはならないのだ。


 けれど『鑑定』があればそんな事にはならない。『鑑定』て判明した採集時期に合わせて採集しに行けばいいのだから。

 もちろん命懸けで取りに行く事に変わりはないが、無駄な命は使わないで済む。


 おそらく『鑑定』のレベルが低ければここまで情報が表示される事は無いはずだ。私の『鑑定』のレベルがMAXだからこそなのだろう。

 もしかしたら『索敵』のデータを直接『鑑定』出来るのも『鑑定』のレベルが高いお陰なのかもしれない。

 本当に『鑑定(level10)』はチートスキルだと思う。


 おかげで私が次にやるべき事も決まった。

 周囲を『鑑定』した結果、私はそれ(・・)を発見した。発見してしまった。


 表示されたそれ(・・)の名は――――≪岩塩≫。


 そう、喉から手が出るほど欲しかった調味料だ。


 岩塩のある場所は奇しくもあの赤い点が消滅した辺り。

 【ゾジャ】というモンスターは待ち伏せで餌を捕るタイプのモンスターらしく、全く動く気配がない。行けば必ず遭遇するだろう。


 だが私は行く。


 この世界で生きて行くために。

 その為のこれは第一歩だ。



 あ、あと単純に塩欲しい。

 焼いた≪光茸≫にちょっと振りかけるだけでもっと美味しくなるはず。


 魔石はそのままでも十分美味しいけど、私は他の食材も美味しくいただきたいのだ。

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