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ゆめなか日記  作者: 秋葉竹
第1章
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ヒロイン

今回は「あやめ菫」嬢。みずからをヒロインと任じ、正義のためならどんな悪でも平気でやっちゃう、限定あと2年のヒロイン。あと2年のりゆうは年齢による「こころの劣化」が遠因とされるが、ほんとうのところの原因は不明のまま。たとえていえば、このまえまでやってたアニメ、「サクラダリセット」の「宇川さん」、自分の信じる「正義」の味方のひと。いま、こな宇川さんのなまえさがしていたら、このアニメのサブヒロイン、未来を見られる中学生(いちばん哀しい恋するんだ、まじ泣ける)のなまえが、「そうま菫」だった。いや、だからなにってこともないんだけど、こういうときってちょっと「運命」とかかんじない?ま、なにはともあれ、それでは、あやめ菫さんで、いってみよう。

わたしは幸せ者です


いろんなかたちで

ながいあいだあいして

くださって


想いでは花束にして

この星空になげあげた


たとえばこのまま

げんきにヒロインをつづけられるのは

せいぜい2ねんがいいところだろう


虎の牙を

もっても勝てない

なら

反則上等

なにをしても勝つっていう

わたしはあなたをしんじるの


とおくきこえるサテンのドレスの絹ずれ


どうろひょうしきは

もはや新しい道しかしめさないから

どうにかこうにかの合格点で

はたらく、ほんと

お酒をやめておいてよかったわ


とおくとおくにまちのあかり

かわいくてしかたないのに

きみと逢いたいのに

よくがまんしたよね

あたしってば

いちごばたけにつれられて


いちごの食べほうだいしてたら

きみってば

日常の果てにある愛のかたち

それは天使のまねごとの傷


あすへの不安をなげすてて

夢のなかでもいっしょにあそぼうよ

さくやはねむれなかった

女の罪をせめるの?

やさしさかけらもないものかしら?


どこまでこだわったのさ

ほんのちいさなプライドに

とおい空の下 あなたは?


ドレスアップをして

あのときなげあげた花束を

いま、うけとるの?


ぜったい、誰にも、だまされないこと

それだけ、刻んで、よわさはすてさり


女であるということは、

それだけで、息をしているだけで

見られる運命にさらされているのだと

しったのは、 17のとき


命がけの恋してみたら

すべての世界がいろづきはじめた。


そこからずっと、幸せだったよ。


それ、ヒロインの条件ですよね。


そしていまでも、幸せ者です。



最後までお読み頂きありがとうございました。

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