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ゆめなか日記  作者: 秋葉竹
第1章
29/910

星を数える女詩人

かこを振り返るんじゃないの。

あたしはそんなの、かこなんて

ぜってーみないでいきてやるんだと

赤信号でもまえだけみて、

走り出しちゃうほど

の気持ちで

たたかってきたよ?


かこを振り返らないのが

信条なんだけど

ちょっといまだけとくべつなやつ


あたし、詩を書いてきた

ここだかでも

ほぼ毎日、

あたしは詩を書いてきた


「そしていまわたしは思っています

あしたからもこうして書いていくだろうと」


これは大好きなとあるミュージシャンの

とある歌詞のほぼパクリなんだが、

しかしカレって

いまさらながらかっこいいしね、

かれに惚れちゃってる

あたしはといえば

パクリなど潔しとせず、

ですよ?

ただひたすら自分に課した潔さのたがを

はずさないようにきをつけて

いろんな不思議を体験したけど

それもまたひとつの僥倖だとして

とにかくほぼひと月のあいだ

ほぼなにもかんがえず

詩を書きつづけてきた

ちょっとぎもんはのこるけど

みんなにみてもらえることがうれしくって

あたしはそれだけで詩を書きつづけてきた

嬉しかったので。

楽しかったので。

とてもとてもとても。


べっつにふかい意味もないのですが

リリシズムも好きなイズムなひとつなので

なみだ流しながら

こんやはお別れしましょうか


あすの朝には またあえるって。


ちなみに過去を振り返りついでに

ひとつのぎもんがーーー

ーーー聞いても、いい?


あたしなんかばかが毛をはやした

とたるにたらない

自称詩人ですが

かこのこのガラスの破片ばらまいた

あらのを歩ききった勇者たちは

いまはいずこにいましまします。

(ここの日本語ちょっとおかしー)


「しつもん?

そんなのしらねーや。

かこなんて振り返るんじゃねーの。


てめーのいばしょだけ

ちゃんとおさえておけばいーのさ。」


(あの人なら

こういってくれるかしら?)


あーぁ、それにしてもそれにしてもそれにしても。


それにしても それにしても

星を数えるだけの女になるとは

思わなかったなぁ、


思わなかったのよ、ねぇ君

たまんない たまんない たまんない

こんやは朝までつきあってよね。


からんじゃうかもだけど

それはそれでひとりのあたし

イヤじゃないよね?


ねぇ、ねぇ、ねぇ


ぜってー、だよ。


勝手に帰っちゃ、あたし、

泣いちゃうかも、だよ。


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