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転生したらフェレットでした

初めましてなろう小説では初投稿の荒ぶるうどんです、フェレット大好きなので書いてみました!猫も犬も大好きです!

ホワイトな職場、優しい人たちに囲まれて日々勉強しているOLこと田中奈々は動物が大好きであった、猫も犬も鳥も大好きだ、だがその中でも大好きなのがフェレットであった。ペットショップでフェレットを眺めながら目標を立てる、いつかお金を貯めてフェレットと暮らすのが夢。それが田中奈々の夢だった。よし、今日も頑張ろうとマンションの一室でスーツを着ながら考え、いつも通りの日常を過ごす筈だった。目の前で子供が車道に出てトラックが来るまでは。


「危ない!」


子供を抱き抱えて庇って…そのまま息絶えた。気が付けば空が見えた、起き上がると天使のような見た目をした紫色の髪の可愛い女の子がいた。可愛いなぁと思っていたらいきなり土下座された。


「ごめんなさい!私のミスで!」


詳しく聞くため彼女を起こして頭を撫でる、自分より幼い子に土下座させるほどの外道ではない、詳しく聞くと女神になりたての新人さんのようだ。涙を流しながら地球の女神の先輩たちに意地悪されて管理していたらミスしてしまい田中奈々を死なせてしまったとのこと。


「君のせいじゃないよ。」


そう一人で管理は出来ない程の量を捌くのは不可能だ、田中奈々もまだまだ新人で勉強しながら叱られながら学んでいるのだ。悪意があって叱られているのではなく上司の人が田中奈々を思って叱ってくれてるのを感謝を噛み締めながら学んでいる最中なのだ。目の前にいるまだ名前もない女神様には理解者が居なかったのだ。


「私は怒ってないよ、何より罪もない子供を助けられたから、だから君のせいじゃないよ。」


とは言ってもやはりフェレットを飼いたかった彼女はちょっと後悔していた、でも目の前にいる名前もない女神様に頼むほど外道ではない、輪廻転生するまで待つのみだった、でも目の前にいる小さな女神様は涙を吹いて決意した顔をした。


「…こんなに優しい人の人生を奪った私自身が許せないです、だから罪滅ぼしをさせてください!」

「え、でも…」

「名前もない女神、貴方の願いを叶えましょう。」


現れたのはそれはそれは神々しい女神様であった、固まる名前もない女神と田中奈々、優しく微笑み田中奈々と名前もない女神の頭を撫でる。まるで母親のような笑みと優しさで泣きそうになる。


「よく頑張りましたね。」


田中奈々は両親を早くに亡くし、親戚に優しく育てられたがやはり距離感があった、身内と言っても気を使うからだ、田中奈々も理解した上で甘えられずにいた。名前もない女神は泣くのを我慢していたが田中奈々が手を握ると安心したのか泣いてしまった。


「まだ子供なのに…全くこの世界の女神は何をしているんですか!」

「同意します女神様!」

「…ふふ、貴女は良き人の子ですね。初めまして私は創造神の妻のアイリスといいます。田中奈々、名も無き女神を救っていただきありがとうございます。」

「い、いえ!」


ありがとう、と言われるのはやはり嬉しい。胸が暖かくなるから、その気持ちを忘れないまま生きてきたから、ありがとうを使っているが中々言えない場面もある。


「貴女に第二の人生を贈りましょう。」

「へ。」

「それがいいです!田中さん!」

「え、でもいいのかなぁ…」

「いいえ貴女は第二の人生を送る資格がある。優しい心、そして何より…小さな子を見捨てない。子供を庇ったのも、名も無き女神を責めなかったのは優しい心があった、だからこそ私は判断しました。独断ですけどね。」


第二の人生…思ってもみなかった、1回限りの人生だと思っていた、でも…それでも、送っていいのならば送ってみたい!フェレット飼うのが夢だったから!と田中奈々は思っていた。首を傾げるアイリス様を見るまでは。


「あの、フェレットとはなんですか?」

「そうだ、フェレットはまだ世間的には有名じゃないんだ!」


そう実際動物好きには有名と言えば有名だが世間的にはあまり有名ではないのだ、見た人はイタチか何か?と思われる小動物であり、エキゾチックアニマルの分類に入るマイナーな生き物なのだ、知らないのも無理もないと頷き、絵を書いていく。


「まあ!なんて可愛らしい!これがフェレットなのですね!」

「かわいい…」

「そうなんですよ、ただフェレットは短命で…」


フェレットについての可愛らしさなどを説明していく田中奈々はとても楽しそうだ、名前もない女神は目を輝かせてフェレットの書いた絵を撫でて、微笑ましく見るアイリス様、話し終えた田中奈々を見てアイリス様は決断する。


「では貴女をフェレットに転生させます。色んな特典も付けるので安心してくださいね。」

「……え?」

「名も無き女神も共に行きますか?」

「はい!」

「では名も無き女神…では不便ですね。貴女の名前は今日からカスミソウです。可愛らしい花言葉のある名前なのですよ。」

「わぁ…!私初めて名前を貰いました!田中さん!私!女神として認められました!」

「良かったねカスミソウちゃん。」

「はい!」

「貴女たちの人生に幸があらんことを。」


田中奈々はカスミソウの手を握りながら転生していく、そして転生に成功した、見た目は白くて可愛らしい顔のフェレットである。


「…クッ。(本当にフェレットだ。)」

『わぁ、フェレットって可愛いんですね!』

「クー。(そうだよー。)」

『ステータスも凄いです!』


カスミソウは見えないが光は見える、声だけは聞こえる、ホッとする田中奈々はカスミソウのいると思われる光に手を伸ばす。照れてるのかちょっと赤くなった。


『肉球…』


可愛い!この子を意地悪していた女神たちは何を考えているんだ!とフェレットになった田中奈々は涙を流した。この子は絶対に幸せにすると決心し、ステータス画面を見る。


ステータス

名前:田中奈々

年齢:0歳

レベル:1

種族:フェレット(幼い聖獣)

HP:E

魔力:E

筋力:E

器用:E

俊敏:S

知能:S

神気:まだE


加護:アイリスの加護(大)、カスミソウの加護(大)

スキル:鑑定、全言語


「クーーーー!!!クーーー??!!(女神様ーーー!なんか聖獣って書いてあるんですけどーー?!!)」





読んでくださりありがとうございます!

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