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14、平和な日々

「……ん?」

眠ってしまっていたらしい。

気付けば時間は午後4時半。

日も傾き出していて、そろそろ行かないとと思うような感じだ。

結局先輩らはこなかったらしい。

そう言えば、寝ていても裏世界に行くことはなかった。

「向こうも疲れているのかもな」

俺はそう言って、横にいる岩屋を揺り動かす。

「起きろー。朝だぞー」

「……嘘でしょ」

「もう起きてたのか」

「そうだよ」

岩屋がファぁー……と伸びをしながら何やら叫ぶ。

「やっぱり、先輩たちは来なかったんだ」

「そうそう。やっぱりというか、なんというかだけどね」

「んじゃあ、鍵閉めて帰ろうか」

「はいはい」

部室として使っている視聴覚室の鍵を閉め、俺達は学校を出た。


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