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13、部活
以後、授業中に眠くなることはなかった。
裏世界で貼られた御札の影響なのだろうか。
俺にはわからないが、授業にいつも以上に集中することができたのは、紛れもない事実だ。
放課後になり、部活の時間となった。
部活といっても、学校が全員入れといったので嫌々入っているところだ。
たまたまではあるが、実は岩屋も同じ部活にいる。
小説同好会といえば、聞こえはいいだろう。
でも、中身は単なるダベりグループだ。
部員も俺と岩屋、先輩2人だけ。
その先輩も今日はいない。
何かあったのかは知らないけども、よく休む先輩だから、問題はないだろう。
「それで、猫耳つければいいの?」
「ん?」
部活が始まって30分後、唐突に岩屋が話し出す。
「夢の話。猫耳つけて、踊ればいいの?」
「いや、そういうわけじゃないんだけどね……」
俺は答えに窮する。
「魔法は出来ないから。この世界じゃ。だから、踊ろうかなって」
「そりゃ、猫耳付けて踊ってくれたらうれしいけどさ。いや、そういう問題でなくてだな……」
そう言って慌てている俺を、岩屋は楽しそうに眺めていた。




