表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
マリアナに堕ちたのは、親友ではなく、私でした。  作者: Ruria
真夏のナイトメア編(異世界転移)
114/127

sideタツキ 真夏のナイトメア~設定が穴だらけのバグった創作世界で、僕はリライトする~(起)


「……よし。これでいい」


 僕はスマホを黒いジーンズのポケットにしまうと、目の前にいる僧侶の格好をした人に声をかけてみる。


「準備、出来たよ」


 ちなみに上はラフなチェック柄のネルシャツだが、ここは『ブログの中』だ。

 正確に言うと、八雲凛音さんが作った『真夏のナイトメア』という、奇々怪々なブログの世界に佇んでいる。


 現実世界の僕は『スマホを片手』にログインしたまま、昏睡状態となっていて、緊急搬送された同級生と全く同じ状況だ。


 まぁ、事細かく解説すると、『夢の中』なんだよね。これ。

 例えるなら、よくホラー映画を観た後に寝ると、その残像として、印象強いシーンが、夢の中で繰り広げられる。それに近い感覚だ。


 きっと、父さんにこの話をしたら『夢遊病』とやら、『レム睡眠行動障害』『明晰夢』『パラソムニア』と医学用語を事細かく並べて言いそうだ。


 でも僕は思う。

 このブログは、今の科学では、全く解決できない『オカルト』的な物でできているものだと。


 それと、何故こういう事になっているのか、僕なりに説明しないとね。ええっと……。






――通知を送った、8時間ほど前。深夜2時頃




「……」


 僕は一人、自室に籠って例のブログの事を調べていた。タミコさんやリルドさんに事の詳細を伝えたから、ちゃんとやらないと。


 何故ならミオやカンナからの連絡が、朝から全く来なかったからだ。


 ミオは時たま既読スルーすることはあるけど、今回みたく、既読が全くつかない、というのが珍しかった。


 カンナも同様だ。彼女もまた、こまめに連投してくるのに、今回は全く連絡が来ない。


 恐らく原因は学校内で流行っている『異世界へ渡れるブログ』が原因だろう。


 最初、噂で聞いた時は馬鹿馬鹿しい。と思っていた。だって、物理的に考えて『有り得ない』だろ。て。

 しかも、どうやって異世界に渡るんだよ。て内心思っていた。


 だけど、テスト期間の真っ最中で起きた『集団搬送』が起きてから、学校も即座に休校しちゃって正直驚いているんだ。


 そんな事をしても、テストは後から実施されるのだから、現実逃避せずに、潔く受ければいいのに。


 でも、いざ休校で学校が休み。となると、今まで遅れた分が取り戻せない。エナドリ中毒で入院していた一週間分は、頑張って取り戻したかったのに。


 オマケにこの世界は『万能ポーション』みたいな回復アイテムが無い。ここの人達はどうやって回復するんだ?


「まさか……、ね」


 その概念すら無い『不老不死』の世界なのか?

 澄み切った青い空とだだっ広い草原が、僕の目の前で広がっているけど、これ、全部『夢』なんだ。


 自分に言い聞かせつつ、それを確認するために、試しにあの言葉を放ってみる。ええっと、よくある異世界モノで主人公が、どれだけ強くなったか。て見る時の……。


「ステータス、オープン」


 なので、僕はさらりと右手を前へ翳すと、プロフィールみたいな画面が出てきたのだ。


 そこにはこう書き込まれている。


――――――――――――――――――――――――


 名前 タツキ


 MP ∞


――――――――――――――――――――――――


「短っ!」


 思わずツッコんでしまったが、普通、こういう異世界モノって、魔法スキルとか能力値とかズラーっと書いてあるだろ。なんで書いてないんだよ。


 しかもMPって、マジックポイントだと思うけど、無限はチートコードを使わない限りは有り得ないんだよね。まさか、不具合かバグなのか?


「オマケにHPも無い。やっぱりかぁ」


 予想が当たった僕は、静かに翳した右手を拳に変えてステータス画面を閉じると、そのまま歩こうとした。


『迷える異世界人よ』

「あっ……」


 すると、女神らしき人物が、笑顔で僕の前に降臨してきたが、彼女の顔、どこかで見たことがある様な。


 いや。気のせいか。

 僕は目の前で立ち止まると、微笑むだけの彼女を見つめていたが、それにしても、容姿が変わり過ぎているから、人違いかもしれない。


 金色の髪色に蒼い瞳という、欧米に住む外国人みたいな見た目をしているし、服装は光沢がある白いロングドレスを着ている。穏やかそうな顔つきで、白い羽根を付けているせいか、天使の様だ。


『貴方は現実と異世界、どちらを『落として』きましたか?』

「落とした?」


 ふと、女神の発言に引っかかった僕は、思わず聞き返してしまったが、どうにもこの世界自体、可笑しいんだよね。


「いや。どちらも落としてないよ」

『……え?』


 なので、思った事を口にしたら、何故か女神が固まってしまったのだ。


 いやいや。何でそこで固まる?

 これもバグなのか?


「単純に僕は、その中にいる20人以上の生徒達を、元の世界に返して欲しいから、ここに来ただけなんだ」

『そうですか……』


 だけど、女神の口調がどうも可笑しい。僕、何か変な事言っちゃったかな?


「うん。だから、僕は異世界も現実も、『どっちも落としていない』よ」

『なるほど……』


 そして、女神は考え込んだ末、こう切り出してきたのだ。


『でしたら、貴方に新たなスキルを授けたいと思いますが、どれが良いですか?』

「……は?」


 いやいや。話聞いてた?

 僕は単純にみんなを助けに来ただけだ。別に奇妙な世界を満喫しようとは一切思ってないんだけど。


「じゃあ、例えば、何がありますか?」


 不機嫌ながらも、彼女の話を聞いてみると、笑いながらこう答えたのだ。


『スキルは『貴方が望んだもの』でも授けられますよ』

「ふーん。そう来たか」


 なので、僕も笑いながらこう答えてみたのだ。


「じゃあ、望んだもので良いなら、僕は『この世界を書き換えるスキル』が欲しいかな」

『……は?』


 すると、再度女神はフリーズしてしまったのだ。僕、そんな不味い事言っちゃった?


『普通、そんな事は言いませんよ! 何故その力が欲しいのですか!?』


 そのせいか、女神は呆れ口調で僕にこう言ってきたのだ。


「うーん。僕は単純に、ここにいるミオやカンナ達を連れて行きたいだけなんだよね」

『……』

「興味無いって言ったら可笑しいけど、そういう旅行気分でも無いんだ」

『……』

「しかも、ステータス見て思ったけど、何で回復が無いし、マジックポイントは無限なの? もしかして、システム上のバグ?」

『ええっと……、それはですね……』


 なので、思った事を言ってみたら、女神が挙動不審に陥ってしまったんだ。また、不味い事言っちゃった?


「それとさ、もう一つ聞きたいことがあるんだけど、聞いてもいい?」

『あ。はい、構いませんが……』


 しかし、彼女は『何を言ってもムダだ』と悟ったかの様な顔でため息をつくと、こちらに視線を向けていた。


 いや。僕は単純に気になったから、聞いただけなんだけど。


「君ってもしかして、どこかで会ったこと、ある?」

『はぃぃいい!?』


 すると、彼女は唖然とした顔でこちらを見ると言葉を失ってしまったので、更に聞いてみることにした。


「どうも顔のパーツとか、何故か八雲さんに似てたからさ」

『……』

「けど、その人はもう、現実では『会えない』の知ってるからさ。まさか……、とは思ってたけど」

『……はぁ』


 だけど、彼女は黙りこくった後、深いため息をつくと、何故かバツが悪そうな顔で告げてきたのだ。


『貴方は相変わらず、何もかもお見通し。なんですね』

「やっぱり……」


 そして、僕は意を決して、彼女に向かってこう言ってみたのだ。


「お久しぶりだね。八雲凛音さん」

『……フルネームで言ってくるの、貴方だけだから、直ぐにわかったよ』

「あぁ。ちょうど今日の時期に、君から相談を受けてたからね。鮮明に覚えているよ」

『……じゃあ、何であの時、助けてくれなかった!』

「それは……」

『わたしはとてもとても辛かった! なのに、一向に変わることが無くて。いや。寧ろ悪化して酷くなっちゃったんだよ! 相手は副会長だったから、逆らえなかったし!』

「……」

『お陰でわたしは学校を見るだけで、胸の苦しみと吐き気が同時に込み上がってきて、来れなくなったんだよ! どうしてくれる!』

「……」


 思い出した。あの時、僕は彼女からいじめの相談を受けていたのにも関わらず、『助ける事』が出来なかったんだ。

 僕からも彼に言ったけど、実際に虐められている状況を見ていないのも大きいせいか、すぐにはぐらかされて有耶無耶にされて……。


 本当にああいう奴って『言い訳』だけは取り繕って上手いからね。こっちはバレバレだって分かっているのに。


「……ごめんなさい」


 だけど、僕は素直に頭を下げ、深く謝罪をしたが、彼女は怒りを滲ませた様な表情をしていた。


『謝ったって、もう遅い!』

「……」

『何もかも手遅れよ! 全部!』

「……」

『でも、この世界を引き継いでくれたイトウ君には感謝しないと。ね』

「……」


 そうだ。もう彼女は一年前に『亡くなって』いる。

 なぜ知ってるかと言うと、父さんが働いている病院の霊安室に、彼女が来たからだ。


 他言無用だ。と父さんに言われたが、詳しく聞いたら死因は『睡眠薬の過剰摂取による自死』だと。あの時僕がちゃんと彼を叱ったなら、彼女は死なずに済んだのか?


 でも、全て僕の『優柔不断』から起こした事だ。きちんとケジメをつけないと。


「……そうかもしれない」

『……え?』

「あの時、僕がちゃんと彼に怒っていたら、こうはなってなかったかもしれない」

『……』

「だけど、君が居なくなったあと、真生は『退学』になったんだ」

『嘘っ!?』

「そう。驚いただろ? 君がこの世から居なくなった後、彼は幾数多の非行に走ったからね。そのため、生徒会を追放された後、学校に来なくなった。その後闇バイトへと走ってしまった」

『……』

「そして、彼はとうとう、人としてやってはいけないところまで踏み込んでしまったが、それを招いたのは僕の曖昧さが原因だ。嫌なほど思い出してしまう」

『……』


 彼女は絶句していた。

 実はこれ、僕が監禁される『直前』の出来事なんだ。彼の嫉妬はとても許される事では無かった。

 あの時誠実にキッパリ『ごめん。無理』て潔く突き放せば良かったのかもしれない。



――君、真生の心、無意識に壊しすぎたね。



――あまり、光が眩しすぎるとね、今度は闇が真っ黒く、蝕んでいくんだよ。



 本当にそうだ。あの時のシイラさんの言葉が、脳裏から離れられない。


 真生の事も、凛音さんの事もそうだ。

 だから、今回は中途半端にせず、きちんと終わらせないと。


「それと、僕もまた、エナドリ中毒で、入院したんだ」

『……』


 女神姿の八雲さんは目をまん丸くしながらも、静かに話を聞いていたが、僕はもう、『聖人君子』では無い、ただの高校生だ。追い詰められる事だってある。AIみたいに、全部の感情を処理できたら、どれだけ楽な事か。


「で、退院したら、何故か生徒達の間で『異世界へ渡れるブログ』が流行ったんだ」

『……』

「最初は馬鹿馬鹿しいと思っていたよ。でも、日に日に生徒達が学校に来なくなってさ。何でかなー、て思っていたら、『バグみたいな世界』が広がっていたとか、色々な噂を聞いてしまったんだ」

『……』


 黙って俯いてしまったが、彼女にとって、現実が『悪夢』だとしても、僕達にとっての『悪夢』はここ。なんだ。


 生きてる実感が無い、不老不死の世界なんて、望みじゃないからさ。


『……バグみたいな、世界。ね』

「……」

『そうだね。だってこの物語、私が『生前』に書いたけど、『未完結』のまま、イトウ君に引き継がせたんだ』

「やっぱり……」

『そのせいか、余計に未練がましく、ブログの世界に残ってしまったのよね。この物語自体『穴』だらけだから……』

「なるほど」


 だから、何もかも『欠陥』があったのか。

 回復が存在しなかったり、魔法が全属性使えたり、あの四角く塗りつぶされたのも気になったが。

 少し考えた後、僕は彼女にこう聞いてみる。


「じゃあ、八雲さんは、この物語、どうしたい?」

『そう、だね。この物語を『完結』させたいかな。未完結のまま、現実からログアウトしちゃったから余計に。ふぅ……』


 なので。僕は真剣に彼女に言うと、深呼吸をし、こう僕に頼み込んできたのだ。


『なので、この悪夢に終止符を打つためのスキルを、貴方に授けます。貴方の力が必要です。わたしと協力して、貰えませんか?』

「……」

『それと、イトウ君を、止めて欲しいです』

「イトウ君?」


 思わず聞き返したが、誰だ? そいつ。

 その前にも節々言ってたけど、僕達の学年に『イトウ』って奴いたか?


『実は、現実世界にはいません』

「……は?」

『イトウ君は、私が作った『彼氏』なので……』

「つまり、彼氏は『AI』て事?」

『その通りです。お恥ずかしい限りですが、私の『理想』を詰め込みすぎて、具現化して暴走した存在と思ってもいいです』

「……はぁ」


 まさかの展開に驚いたが、つまり、このブログの世界には『生成AI』もいると。厄介だなぁ。早く終わらせて、現実世界に帰りたいのに。


 だけど、これでみんなを救えるのなら……。


「……いいよ」

『えっ!?』

「その代わり、今から使いたいから、早く僕にちょうだいよ」

『あのね。ちょっと待って! そんな簡単に『はいどうぞ』て出来ないのよ。物事には順番というものがあって……!』

「そう言うと思った! あはははは!」


 僕は思わず笑みが零れてしまったが、自然に笑えたのはいつぶりだろうか。いつも貼り付けた様な笑顔でいたせいだったかも。


『全く……。越智君は変わらないね』

「そう?」

『うん。全然。だから熊野君や椎羅さんがほっとけないのも、何となくわかる気がする』

「……」

『そんな三人組を見ていて、羨ましくなっていた自分がいたんだ。わたしもいつか、その中に入りたいな。て』

「……」

『きゃはは! 少し喋りすぎました。それでは、貴方に、スキルを授けます』

「……あ。う、うん」


 そして、彼女は両手から青い光を放つと、戸惑う僕の額に軽く翳し、脳内からはこう伝えてきたのだ。



『タツキはスキル『校正(リライト)』を手に入れました』



校正(リライト)?」


 疑問に思った僕は彼女に聞くと、こう答え始めたのだ。


『そうですね。試しにわたしにかけてみて下さい』

「どうやって!? ええっと……」

『わたしは『リンネ』として僧侶へ転生する。『リライト』と』


 戸惑っていると、彼女が優しく言い始めたのだ。


「あー。わかった! やってみる。ええっと、『君はこの物語の『僧侶 リンネ』として転生せよ。リライト!」


 なので、言われるがまま、彼女に向かって手の平を向けて言い放ってみる。


 すると、青い光が彼女の身を包み込むかのように光り出し、彼女は青い神聖ローブを身につけた姿となって、僕の前へ現れたのだ。


「すごいっ! 早速使いこなしてるじゃん!」

「これで大丈夫なのか? ものすごく不安なんだが……」

「平気平気っ! この調子で修正をかけてみよう!」

「あ、あぁ……」

「だけど、一個だけ注意してねっ!」

「注意?」

「そう! そのスキルは『人の性格』までは変えられないからね! 外の風景や時間軸、所持しているアイテムの『使い道』は変えられるけど、個人が元々持っている『気質』までは変えられないから、気をつけてよ!」

「あ。あぁ……」


 押され気味になりながらも相槌を打ったが、女神から僧侶に変わったせいか、声質もAI風から人間になっているような。これも授かったスキルのせいか?


「だけど、このスキルさぁ、不思議だよね」

「不思議?」

「うん。僕が呪文のように一言発するだけで、何もかも書き換えられてしまうとかさ。物理的に有り得ない事が、本当に目の前で起きている」

「……」

「科学では証明できない事って、この世の中に沢山あるんだなぁ。て」

「それって、まるで科学者みたいな言い方だねっ! 越智君!」

「そう?」

「うん! きゃははははっ!」


 彼女は今まで見たことの無い明るい表情で笑っていたが、八雲さんって、こんなに笑う人だったのか。

 生前の八雲さんはどこか儚くて、触れたら消えちゃいそうな程、悲しさに満ちた顔をしていたような……。


 あ。試しに使ってみるかな。

 もし、仮にこのスキルが使えるなら、『非現実的』な事が可能になるんじゃないか。

 さっきみたいに、『女神』というNPCから『固有名詞が付いたキャラ』になった様に。


 なので、恐る恐るジーンズのポケットから自身のスマートフォンを取り出し、こう唱えてみる。


「えっと、今僕が所持しているスマートフォンは、『現実と唯一繋がれる媒体』だ。あと、現実世界でこのブログを見た場合、誰が見ても『大丈夫』だ。と。リライト!」


 すると、僕の黒いスマートフォンが青く光り出し、夢の中でもスマホが打てるようになったのだ。


「おっ。これで……」


 なので、僕はある事を現実世界にいる『年上の友人』に協力することにした。


 内容はこうだ。『ブログの修正をするので、そちらで画面を開いて下さい。もし変な箇所や違和感があったら、逐一こちらに伝えて欲しいです』と。


 あと、『女神が仲間になりました。なので、ブログを見て取り込まれる事は無いと思うので、安心して下さい』と。


「……よし。これでいい」


 打ち込み終えると、僕はスマホを黒いジーンズのポケットにしまい、目の前にいる僧侶 リンネに声をかけてみる。


「準備、出来たよ」

「えっと、今、何をしたんですか!?」

「ん? 普通に『誰が見ても平気な様にした』んだ」

「はぁああ!? それってつまり、こちらにログインしないようにしたって事ですか!?」

「うん。こうすればイトウ君も、無理矢理仲間を募集することは出来ないだろうし……。て、やりすぎちゃった?」

「もぅ。貴方って言う人は……、何から何まで規格外なんだから。では、行きましょうか」


 彼女は呆れ気味にため息をつきながらも、僕の後を付くように歩き始めたのだ。


 快晴広がる青空と、緑色に生い茂る草原を背景に、僕達は各々の目的を抱えながらも『未完結の物語』を完成させるための冒険が始まったのだった。



――真夏の夜の大冒険。只今進行中……。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ