エピローグ
〝一目惚れって信じる?〟
その声が、熱く、甘く心に響く。
それは、全ての始まりの言葉だ。わたしは顔を上げて駅員さんを見つめた。涼やかな目元に反してその瞳にはびっくりするほど熱くて、愛おしいと思う気持ちが籠められている。それだけで身体が温かなもので包まれるような気がした。
「僕はきっと咲紀さんを何度でも好きになる。その度一目惚れするみたいに」
「……わたしも」
きゅ、と駅員さんの手を掴んで、真っ直ぐに。
「わたしもあの時真哉さんに一目惚れしたんだと思う。……きっとこれからも」
何度でも好きになる。——今も。駅員さんはわたしをそおっと抱きしめて甘く囁いた。
「キス、してもいい?」
思わずうん、と言ってしまいそうだったけど、綺麗に塗られたグロスを思い出して小さく首を横に振る。
「だ、ダメ。グロスがついちゃうし。それにさっきリンダさんに誓ったばっかりなのに」
そうか残念、と小さな呟きが聞こえて、あの夜と同じように何かが始まりそうな柔らかいキスがわたしの頬にそっと降ってくる。途端に心臓が跳ねるようにどきどきした。く、口から出る。口から出ちゃうよ心臓が。こんなんでわたし、式の終わりまでもつんだろうか。誓いのキスは頬だからとうっかり安心してたけど、実は、結構無理かもしれない。
これは、これはかなり恥ずかしい。
「咲紀さん?」
声も手も、その視線にも、いつだってわたしは簡単にどきどきくらくらさせられてしまう。もう付き合いたてでもないのに、って自分でもおかしいほどだけど。目を合わせたらそのままめろめろになってしまいそうで、思わず視線をそらし続ける。
「咲紀さん?」
何を思ったのか、駅員さんがわたしの両手をそっと自分の手のひらに乗せて引き上げるように立ち上がらせた。そうやって正面から顔を覗き込まれたら、逸らすことができなくて。
ズルイ。
「咲紀さん。声を聞かせて?」
もうなんだかいたたまれなくてふるふると首を振る。
「咲紀さん」
馬鹿みたいに首を振り続けることしかできない。それなのに駅員さんから視線を外すことができなくて、身体の中から色々溢れ出しそうになる。
「咲紀さん?」
〝声が聞きたい〟耳の中に落とし込まれたその声だけでノックダウンだ。
「もおっ、恥ずかしいのっ。わたしばっかり好きみたいで……なんだか」
ズルイ、と唇を尖らせると、駅員さんは嬉しそうに笑った。
「なんで笑うのっ」
「いえ……」
ひとしきり笑ったあと、駅員さんの唇がわたしの耳に触れてぴくりと身体を震わせる。
「誘ってる?」
「さ、誘ってなんか……ッ」
いません!! むしろ逆だ。絶対。
「じゃあ無意識? ますます誰にも見せたくない顔になってるの気づいてないのかな」
可愛い、と呟かれてますます顔が赤くなる。熱い。まるで頬が沸騰してるみたいに。
誰がさせていると!! いつもよりちょっぴり意地悪な駅員さんをそろりと覗き込む。
「……真哉さん、もしかして、ひょっとして、ちょっと浮かれてます?」
「そりゃあ、」
そうでしょうと言いながら、ドレスの裾を踏まないようにしながら、駅員さんはわたしを後ろから緩く抱きしめた。その綺麗な手がわたしのお腹あたりで組まれる。グロスが駅員さんの服についちゃったらどうしようと思っていただけに、ちょっとほっとした。赤い顔を見られないですむし。
「君は僕のものだと、大声で言いふらしたい気分だから」
突然の殺し文句にびっくりする。
「真哉さんが?」
「おかしい?」
いやいや、それはどちらかといえばわたしがやりたいことでは。できれば世界中の叫びたい。この素敵な人はわたしの大切な人だと!
「やらないですけど、ね」
切なく呟きながらきゅ、と更に強く抱き寄せられる。なんだかそれが拗ねた子どもみたいでこっそり笑みを零す。何だか嬉しくて。だから仕返しに意地悪く問い返す。
「やらないんですか?」
「だって、咲紀さんは誰のものでもないでしょう?」
「でもわたし今日から真哉さんの奥さんですよ?」
駅員さんを仰ぐように見て、にっこりと微笑む。
「ちょっとは主張して下さい」
ちょっとどころかすごく主張してくれたって構わない。でないとちょっと寂しい。こんな頭が煮えたこと思うのだって相手が駅員さんだからだ。わたしのちょっと挑戦的な視線を受けて駅員さんは面食らったような顔をして、わたしの肩に突っ伏した。
「……限界」
「へ?」
次の瞬間、くるりと身体を返されて駅員さんの唇が、わたしの唇に重なった。
「や、あの、ッ」
さすがに触れるだけの軽いキスだったけど、それでも駅員さんの唇にはしっかりとグロスが移ってしまったのを恨めしげに見やる。
「もう。だから言ったのに」
一人で着脱できないこの手袋では拭ってあげることもできないのに。
駅員さんは構わず親指でそれを拭って、ぺろりと舐めた。
撃沈。
絶対この人は式の前までにわたしの息の根を止めるつもりに違いない。
「……ッ、真哉さんお願い」
「なに?」
「わたしを誘惑するのは式が終わってからにして下さいッ!! もうダメッ!!」
もうダメだ。これ以上は絶対ダメ。わたしの心臓のためにもこれ以上は無理だ。
「咲紀さんが悪いんですよ」
珍しく拗ねたような様子で、物憂げで色っぽいため息が落ちてくる。
「え? なんでわたし?」
「咲紀さんはもてるから」
それをあなたが言いますか!! 反論しようとしたわたしよりも先に駅員さんが物憂げな様子で続けた。
「咲紀さんを好きな人には容赦なく本気の人が多いから。みんな気が抜けない人ばかりだし」
みんな、って誰のこと? っていうか、容赦なくってなに? 全く心当たりはなかったからきょとんとしつつも少しムッとする。
「わたしが揺れる、と思ってます?」
「咲紀さんのことは信じてます」
駅員さんが言っているのは唯史ちゃんのことだろうか。一生特別枠なのもダメ? でもそんなのコントロールできる感情でもないしなあ。むー、と考え込んだわたしに、再びため息交じりの声。
「ただのヤキモチです」
ど、どうしようっ。ここで可愛いとか思っちゃダメだよね? よしよししたら……せっかくセットされた髪が台無しだし。リンダさんにも襲わないって約束したし。ああっ。何だかにまにましそうだ。
「正直、咲紀さんが新堂さんを忘れられないのは仕方ないと思うんですけど」
まだ言うか。少し自分を顧みて、自分を駅員さんに置き換えたら……うん、ちょっと、いや、かなり落ち着かないかもしれない。なんだかいきなり申し訳なくなる。
「わたし、そんなに真哉さんのこと不安にさせてたんですね」
確かに今まではいざというときの唯史ちゃん頼み、になっていたことは否めない。反省しよう。今日ちゃんと卒業したし。
「すみません。駄々をこねてる子どもみたいですね。自分でも驚いてます。……咲紀さんのことだけです。咲紀さんのことを好きすぎて、」
バカになりそうだ、と呟きながら再び近づきかけた唇を避けるように身じろぎするとあっさりとやめた。再び楽しそうに笑う駅員さんを睨む。多分顔赤いから効果ないとは思うけど。
「絶対わたしのことからかってるでしょう」
でなきゃ、なんだこの大盤振る舞いはーッ!! ドレスじゃなかったらきっとわたし大暴れだ。
「まさか。……要するに、」
「要するに〝こんな面倒な男だけどさよならしないでくれると嬉しいです〟って言いたいんだろ?」
そこにいきなり駅員さんの台詞を奪って割り込んだのは、ノックもなしに入ってきた編集長だった。
「……佐和さん」
「編集長」
「そろそろ式の時間だぞ。何をいちゃいちゃしてるんだ。お前ら」
「すっ、すみません」
「……別にいいじゃないですか」
「あと少しの我慢だろう。今晩からいくらでも二人でいちゃいちゃしろ。その代わり、来週からは通常通りみっしり仕事だからな。覚悟して来い」
励ましているのか脅しているのかわからないその言葉に、わたしと駅員さんはこっそり顔を見合わせて笑った。
「川野辺。今日は先生たちは」
「あ、はいっ。諌山先生はもういらっしゃってます。受付に庄司くんを配置してありますので他の方々も来れば連絡が」
「そうか。できればゆっくり会いたいな」
編集長が言っているのは諌山先生と、表紙をお願いした画家先生のことだろう。極力人付き合いを避ける傾向にある諌山先生は、うちの会社のお偉方との会食をいくらお願いしても首を縦には振らなかった。なので普通ならベストセラーを記念してパーティーをしたりするものなのに、それもなんだかうやむやなままだ。どこの世界に、自分のパーティーに出るくらいなら書くのをやめると編集を脅す作家がいるんだろう。しかもその画家先生もほぼ同じ性格ときている。
「じゃああとで声をかけてみますね」
さっさと帰られてしまわなければ、ですけど、という不安な言葉はとりあえず飲み込む。未来さんにも一応お願いしてあるから大丈夫だと思うんだけど。っていうか編集長なら仲介なしで全然大丈夫だと思うんだけど……! でもまああのお二人は色んな意味でイレギュラーだ。わたしでもどうにもならない。
「頼む」
そこの不肖の甥のこともな、と編集長は付け足しのように呟いた。
「はいっ」
遅れるなよ、といい置いて部屋を出てゆくのを見送って、駅員さんがおもむろにため息をつく。
「まったく、あの人には」
かなわない、と苦笑する駅員さんはまるで少年のようだ。
「真哉さん?」
「はい」
じっ、と見つめて、大切なものをそっとプレゼントするみたいに言葉にする。
「好き」
「……咲紀さん」
「大好きです。さよならなんて絶対一生言ってあげませんから、覚悟して下さいね」
一瞬言葉を失っていた駅員さんだったけど、すぐに引き込まれそうなほどの笑顔になる。
「幸せにします」
駅員さんを見上げて、わたしは立てた人差し指を左右に振った。その言葉もすごく嬉しいけど、でもそれじゃあ花丸はあげられない。
「一緒に、幸せになりましょう」
幸せは、してもらうんじゃなくて、〝なる〟ものだから。ドヤ顔であろうわたしに、駅員さんは静かに頷いた。
「そうですね。今でも充分幸せだけど」
「まだまだ。これからですよ」
上を見ても下を見てもキリがないけど、これが限界だなんて思いたくない。明日は今日よりも幸せ。そう思えば、そんな気がしてくる。
そろそろいーい? というリンダさんの声が聞こえて、わたしたちは顔を見合わせてどちらともなく腕を組む。その後すぐに剥げてしまったわたしのグロスに目ざとく気づいて激怒したリンダさんに叱られたのは言うまでもない。
***
教会の扉が開くと、重厚なパイプオルガンの音と重なるように、華やかなヴァイオリンの音が出迎える。前方左。パイプオルガン奏者の傍らにその姿はあった。その細身にぴったりとした黒のフォーマルスーツ。見た目だけはまるで天使みたいな樹くんだ。なんと驚くことに今日彼は一日生演奏をしてくれることになっている。
あれは結婚が決まったあとのこと。世界中を忙しく飛び回っているはずの樹くんが現れたのは夏も終わりの頃だった。久しぶりに見る樹くんは更に身長が伸びていて、わずかに少年っぽい輪郭に大人っぽさが滲み始めていた。不遜で綺麗な見た目の印象は変らないけど。
複雑そうな表情を浮かべてうちにやってきて、偉そうに〝お前のこと認めてやる〟って言ったときにはこの子まだわたしに喧嘩売るつもりなんだろうか、と思ったけど、次の瞬間彼は、深々と頭を下げたのだ。
ええっ?
「今までのこと、……すみませんでした!!」
びっくりするわたしを前に、そう言ったきり樹くんは頭を下げたまま上げない。
「ちょ、いいから!! わたしもう怒ってないし!!」
このクソガキ、と思ったこともあったけど、結果オーライでしょ。樹くんが駅員さんのこと大好きなのはすごくわかってたし。まあ、過ぎたヤキモチだと思わないでもなかったけど。それでもわたしは樹くんのこと嫌いにはならなかった。素直で真っ直ぐ。それは大人になればズルく変ってしまうもの。だから、やれやれと思いながらもどこかでホンの少し憧れている自分もいた。ほんの少し、だけどね。
それに正直樹くんの鉄壁のガードがなかったら、こうしてわたしが駅員さんと結ばれることはなかったのかもしれないし。だって、普通別れないでしょ。この駅員さんと付き合ったら。ひょっとしたら出会ったときには駅員さんはもう既婚者で、わたしとは何も始まらなかったって未来もあったのかもしれないのだ。
恋が始まるのはお互いのタイミングだから。
「だ、だからっ、顔上げてようっ」
「それじゃオレの気がすまないっ。何でも言えッ」
うーん。どこまでも藤間樹サマだなあ。わたしは苦笑して、「じゃ、結婚式で生演奏でもしてもらおうかな」って冗談でいったつもりだったんだけど、樹くんにとっては冗談じゃなかったらしい。そこでようやく顔を上げて、満足そうにお日様みたいに笑った。改めて見るとやっぱり彼は本当に言葉を失うほどの美少年なのだ。
「わかった。その日一日オレの音をあげるよ。あんたに」
しまった。うっかり見惚れた。人差し指で額を押さえる。
「〝あんた〟じゃないでしょ。謝りに来たんでしょ? ちゃんと名前で呼んで」
わたしの言葉を反芻するような間があって、からかうように目を細める。
「サキ?」
なんだその色っぽい顔はーッ!! 今まで見たこともない顔をされて、反応に困る。怪訝そうなわたしに、訝しげに眉根を寄せる。
「なんだよ?」
この子、少しくらい人嫌いのほうがひょっとすると丁度いいのかもしれない。このルックスであの才能。これで人の転がし方まで覚えたら最強だ。周りにとっては最悪。そしてわたしにとってはただの迷惑。ちょっとだけ、樹くんの未来を慮って嘆息する。——真っ直ぐ育ちますように。もう、なんだか色々手遅れのような気もしないでもないけど。
だから。
「呼び捨ては問題外っ。年長者は敬うのッ!!」
前言撤回。クソガキはクソガキだ。しっかり悪いことは悪いって教えないと!!
「わかったよ」
瞬間身を屈めて樹くんの唇が頬に触れて「じゃ、咲紀さん」って聞こえた。反射的に頬を押さえて、真っ赤な顔で睨みつける。
「挨拶だよ。あ・い・さ・つ」
「ここは日本なのッ!! 挨拶は言葉で充分っ」
「あーもーごちゃごちゃうるせえなあ。じゃあ当日、楽しみにしてろよ」
怒ってるわたしを完全スルーして、オレの音で泣かしてやる、って笑いながら相変わらず嵐みたいに去ってゆく樹くんを、〝おっきくなったなあ〟なんて、なんだか母親みたいな気持ちで見送ってしまった。もちろんそれは背のことじゃなくて、中身のことだ。まだまだこれから、だけどね。
そして、今日。
以前よりずっと深みを増したその音に、全身鳥肌が立つ。素晴らしすぎて。——その音だけで確かに泣かされそうになる。
入ってすぐみんなの顔があった。みんなわたしたちを祝いに来てくれた人たちだ。津田ちゃんの隣りにはちゃんと更にカッコよくなった愁夜くんもいてその幸せそうな様子に嬉しくなる。結婚式はなんだかそれだけでそのまま自分の生きてきた人生の縮図のようだな、なんて思う。
わたし以上にカチコチに緊張している父親とともに、無事にバージンロードを歩き終えて、改めて見てもやっぱり素敵なわたしの王子様の差し出した手を取る。一瞬わたしの手を、駅員さんの手がぐっと強く握った。
長かったね。でもこれがゴールじゃなくて、二人で歩き出すスタート。悲しいときは日の入りが好きになるのだと言っていた星の王子様。だったらわたしは、日の出が好きになるかもしれない。
明日も明後日もその先も、きっと楽しみな未来になる。
「栗生真哉。あなたは川野辺咲紀と、神の定めに従って婚姻を結ぼうとしています。健やかなるときも、病めるときも、常に愛し、敬い、慰め、助け、守り、その命の限り、固く節操を守ることを誓いますか?」
やけに流暢な日本語を話す渋いイケメン牧師様が、厳かに結婚の誓いを求め、駅員さんは「誓います」 と言い、わたしを見て微笑んだ。次に同じ手順でわたしにも厳かに問いかけがやってくる。
「川野辺咲紀。あなたは栗生真哉と、神の定めに従って婚姻を結ぼうとしています。健やかなときも、病めるときも、常に愛し、敬い、慰め、助け、守り、その命の限り、固く節操を守ることを誓いますか?」
常に愛し、敬い、慰め、助け、守り、か。うん。いい言葉だ。一つ一つを噛みしめて、あやうく泣きそうになりながら小さく頷き、はっきりと応えた。
「はい。誓います」
そしていよいよ指輪の交換。ブラックスーツ姿も美しい麻咲さんがわたしの横に立ち、器用にするりと手袋を抜き取って、ブーケと共に預かってくれる。そこへ白いハート型のクッションに鎮座している指輪を、可愛いリングボーイの彼方くんが差し出してくれた。まずは駅員さんからわたしの左指へ、そしてわたしも震える指先で無事駅員さんの左薬指へはめた。ころころと転がることもなく、だ。
安心のあまりホッと息を漏らした。
バイバイ、と手を振りながら麻咲さんに連れられて彼方くんが織田さんのところに小走りして行く。教会の中がふんわりした空気になる。
「では誓いのキスを」
ここでわたしの緊張は最高潮に高まった。どきどきして、周りの音が停止する。二人向き合って、駅員さんがそっとわたしのベールを上げた。安心させるような笑顔を向けて、目を閉じたわたしの頬に柔らかな唇の感触。
そして牧師様の声が響いた。
「2人の結婚が成立したことをここに認めます。神の祝福がありますように」
入ってきたときの緊張感とは違い、みんなからのフラワーシャワーを浴びながらにこやかに駅員さんと教会を出ると、眩しいほどの日差しが出迎える。やがて係りの人にブーケトス用のブーケを手渡された。津田ちゃんの位置を確認して背中を向ける。わたしはその抜けるほどの青空に、その白いブーケを高々と投げ上げた。
みんなの視線がそれに集中した瞬間、駅員さんの唇がわたしの唇に落ちてくる。
「……ッ!!」
「愛してるよ。咲紀」
真っ赤な顔で口をぱくぱくする。——リンダさん。グロスを落ちない口紅に替えたのは大正解だったみたいです。
駅員さんの恋はいつもこんな風に突然で、どきどきで、波乱万丈。
これからもずっと。
大好き、です。
Fin.
後日番外編をいくつかUPする予定です。




