59話
昼食が来る前に脳の栄養補給として収納空間から花の蜜を貯めた瓶を取り出して花の蜜を一気飲みする。
「甘くて美味い。」
もっと糖分を!と脳が欲しているのを身体で感じながら瓶を2つほど空けるくらいに花の蜜を飲み干した。
たいぶ貯めていた花の蜜も今日だけで2本も空けてしまった。もう補充することは出来ないのにだ。
多数の思考で行なう思考超加速をするのなら何かしらの糖分補給が可能な食べ物や飲み物の用意をして置いた方が良さそうだ。
まだ10本以上は花の蜜の入った瓶はあるから急がなくても良さそうではあるが、それでもなるべく早くに糖分補給用の食べ物や飲み物の用意はしておきたい。
でも今日は残りの図書館を全て回りたいから明日以降に買い物をしようと思う。
明日は今日全ての図書館を回らなかったら残りを回ってアカシックレコードで本の解析を行なって、それが終われば糖分補給用の食べ物や飲み物を買う為に探すとしよう。
そうだ。買い物のついでに本屋を見つけたらそこでもアカシックレコードを使って本の解析を行なうとしよう。
古本屋とかには図書館にも置かれていないような隠れた本もあるかもしれないし。
「お待たせしました。3種の肉盛りステーキとライスです。ご注文は以上でよろしいでしょうか。」
「はい。」
「それでは何かありましたらお呼びください。」
店員が離れたところで俺は目の前に置かれた料理を食べることにした。
鉄板を熱したプレートの上には3種類の肉が塊でごろんと焼かれている。
ナイフを手に取って切り分けて一口食べる。食べるのは牛の肉からだ。
ソースを付けて一口。
「うん、美味い。」
牛の肉から旨味がソースと混ざって美味しい。これならライスのおかわりが必要になって来そうな味だ。
他の鳥肉や豚肉もナイフで食べやすいサイズに切り分けてソースに付けて食べていく。
どの肉も美味しくライスは牛、豚、鳥、牛、豚、鳥と2巡した時にはもうなくなってしまった。
「すみません。」
「はいはい。なんでしょうか。」
「ライス。追加でおかわりお願いします。」
「ライスの追加ですね。お待ちしますね。」
ライスの追加注文を店員に頼んだ俺はライスが来るまでの間に付け合わせのジャガイモとかの野菜を食べておくことにした。
それから結局あれから3回ほどライスのおかわりをするほどに満腹でお腹いっぱいになるほどに昼食を食べた俺は食後の運動がてらに歩いて他の図書館に向かうことにした。
歩きながら何処に何が売られているのかやどんな店があるのかを記憶しながら歩いて目的地の図書館に20分ほどで到着した。
王都で一番大きな図書館と比べれば小さな図書館だけど、建物は三階建てでそこそこ広くて大きな図書館ではある。
俺は図書館に入ると受付で図書館の使い方を聞いて入館料を支払って図書館の本をアカシックレコードで解析していくことにした。
図書館に置かれている蔵書も一つ目の図書館の時と比べて多くはないから今のアカシックレコードなら2時間もあれば全ての本の解析を終わらせられそうだ。
それから俺はアカシックレコードを今の体調で出来る全開でアカシックレコードを行なって解析を進めていく。まずは1階にある本からだ。
そうしてアカシックレコードで解析を進めながら1階、2階、3階と階層を上がってそれぞれの階に置かれている本を解析して行った。
そして、最後に1階に戻って地下にある本の解析を行なってから図書館を出て次の図書館を目指す為にバス型魔道車に乗って移動する。
あれから学校の門限ギリギリまで王都にある図書館を巡ってみたが結局は全ての図書館を回ることは出来なかった。
明日以降も図書館巡りをする必要がありそうだけど、図書館を巡ってアカシックレコードで本の解析をするのは明日で終わるとは思う。
なにもアクシデントがあったりしなかったらの話だけど。




