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魔装機兵  作者: 甲羅に籠る亀


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1話

 白い何もない空間。


 この場には男女3人ずつ居た。


 何故この場所にいるのか、6人誰も知らなかった。


 混乱してパニックを起こしそうな者が居る中で訳知り顔をしている者も居る。


 そんな中で俺はどうしようとぼんやりとしていた。


 「遅れてしまった。私は     と言う者だ。」


 名前の部分が何かしらの影響で聞こえなかったが、どうやらこの存在は俺たち6人がこの場にいる理由を知っていそうだ。


 「これから君たちには転生して貰う。」


 そう言った瞬間にチャラ男と言った外見をした者が「やったぜ!転生!チートくれ!チート!!」と明らかに存在として格上の何かに向かってそんな事を言った。


 アイツは正気なのかと疑いたくなる。


 こんな状況だ。あれもパニックの一種なのではないだろうか?


 「チートね、チート。もちろん渡すから静かにね。それじゃあ話を戻すよ。これから君たちが転生する世界は危機的な状態になってしまっている。」


 謎の存在が転生先の異世界について話し始めた。


 「ある魔法王国が別世界に干渉する魔法を発明した事から始まった。」


 それから謎の存在が話した話はこう言うことだ。


 魔法王国が別の世界に干渉。その世界は転生先の世界よりもあらゆるモノが大きな世界だった。


 干渉した結果、その世界の巨大化の概念が転生先の世界に定着してしまったのだと言う。


 そこで転生先の世界の管理者をしている神は巨大化の概念が完全に定着する前に定着する先を一つだけに絞った。


 そして定着してしまった概念を消去する為に特別なダンジョンを作り、そのダンジョンで現れるモンスターを倒すことで巨大化の概念を消そうとしたのだが、現地の人間たちは巨大化したモンスターたちに敗北し続けて数を減らしたらしい。


 魔法王国の亡命者を中心に各国の優秀な技術者たちが残りの3カ国に集まって巨大化モンスターと戦える兵器を作ったことでモンスターとの戦線は膠着状態まで持ち直したそうだ。


 もう既にモンスターの巨大化という一つだけに絞れたが巨大化の概念がこの世界から消える事は無くなってしまった。


 だからそ君たちのやって貰いたいのは世界全土にあるダンジョンの中でも巨大化モンスターダンジョンの発生する起点になっているダンジョンの破壊が役目だ。


 起点になっているダンジョンは7つ。


 その7つのダンジョンを攻略する事で世界全土に発生しているダンジョンは発生しなくなる。


 これが俺たちを転生させる理由なのだそうだ。


 転生する者たちがどうやって決めたのか。


 それは完全にランダムで地球のある世界の管理者の神が決めたらしい。


 日本人は俺を含めてチャラ男と高校生くらいの女の子。他の3人はアメリカ、ロシア、中国の出身らしいが、なんで言葉が通じるのかはこの空間の影響なのかどうかは知らない。


 拒否権はないらしく。この場の6人は転生することになったのだが、転生する前にチートをくれるそうだ。


 謎の存在が作成したチート能力をランダムで選ぶのか、それとも自分で欲しい能力を決める方法の2つ。


 しかも自分で欲しいチートを考えて謎の存在に作って貰う方法だとそれぞれの前世の善行をポイントにして作成してくれるという。


 俺は特にどう言ったチート能力を作ろうとか思えない。


 前世の善行をポイントとして考えるならどれくらいのポイントになっているのか分からないから。


 それにチートを得る方法を一度選択するともう一つの方に選び直すなんて出来ない,と言うのも自分でチート能力を考えないでランダムを選ぼうと思った理由だ。


 俺はランダムで謎の存在が作ったチートを選ぼうと思った。


 だけど、周りの5人は聞こえてきた独り言の話し声からして自分が考えたチートを得ることを選んだ様だ。


 謎の存在は俺たちが7つのダンジョンを攻略することを望んでいるのだから、謎の存在が作り出したランダムの方にダンジョン攻略に役に立つチートがあるのではないかとも思ったが、そんな事を言って周りの人たちに何か言われるのは嫌なので黙っておこう。

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