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気苦労の多い日本さん  作者: 蓬莱
星間国家
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宇宙からの使者

今回は新章にさしあたり、エピローグな感じなので短め。

次回は新しく追加する設定などです

 あの海戦から3ヶ月ほどたち、今は4月。佐藤ももう直ぐ任期満了だ。

 日本の法律に於いて、総理大臣の任期はない。つまり任期は政党の党首任期が自然と総理大臣の任期となる。よって、佐藤は総理大臣を辞職するとともに党首も辞職する。

 佐藤はこれを機に政界引退し、家族とのんびり過ごしたいと思っていた。


「そう…思ってたんですけどねぇ…」


「まぁそう言うなや、佐藤さん」


「佐江島さん…今回、と言うかいつもですがこんなこと言ってられませんよ…」


「まぁな。とりあえず主要な派閥は丸め込んだ。ある程度は任期伸ばせるぞ」


「さ、佐江島大臣⁈何をやってるんですか!」


「なにって前嶋さん、この状況で総理大臣辞めますとか体面悪すぎるだろ?」


「い、いやまぁそうですけど…」


「前嶋さん。大丈夫です。少なからずもう少しは禿げそうにありませんし」


 はぁ…佐藤は完全に諦めた。佐江島の言う通り、ここで総理大臣辞めますとか体面悪すぎるどころではない。


「なーんでこう、タイミングとかわからないかなあ…宇宙人ってのは…」



 ”3日前姫路上空”


 姫路と言えばお城、つまり姫路城だが…この日、と言うかこの日から3日後に至るまで姫路と言えばお城を陰で黒く隠し、白い壁で白鷺と呼ばれた城を陰で烏に変えてしまった…「UFO≪未確認飛行物体≫のような何か」である。


「これ、首相の頭総白髪すっ飛ばして禿げるんとちゃうの…」


 市民の誰かがテレビを見ながら呟く。

 まさしくその通りなのだが…彼ら、つまり「UFO≪未確認飛行物体≫のような何か」に乗ってる何かが何を思っているのかは誰にもわからない。

感想、評価お待ちしております

また、いつもお読みいただきありがとうございます。かなり遅筆ですがよろしくお願いします

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