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この話で最後です。
コンクールから1ヶ月たった。
ついにあの写真が両親にバレたらしい。
妹は面白そうに両親に私だと言って、それを聞いた両親も信じたらしく激怒。
いい加減潮時かな?
と思ってた私は、それに反抗し結局親と縁を切る事になり300万持たされて家を追い出された。
それからは、早かった。
縁切りを何処からか聞いてきた京也くんが私の事を前から好きだったらしく、勿論私も好きだったので付き合うことになり婚約者となった。
お婆ちゃんお爺ちゃんも私を引き取ると言い出し弁護士である恵さんが書類を持って私と祖父母と何故か京也も一緒に元両親の元へ行ってくれることになった。
ピンポーン
縁切りの書類を持って来たことを伝え中に入れてもらう。
私を含め5人で来たことに元両親は驚いていた。
妹はいないらしく、元から私が嫌いだった義理の母はサクサクと書類にサインしてくれた。
父は元妻の祖父母がいるせいか終始顔色が悪かったがサインしてくれた。
必要ない書類にサインも終わり、帰ろうかと思ったところで妹…いや、春が帰って来た。
「何で、あんたがいるのよぅ?縁切られたはずでしょぉ?」
春は私だけしか見えてなかったらしく嫌味ったらしく言ってくる。
そんな私をかばったのは京也だった。
そこでようやく、イケメンである恵さんと京也を目にした春は眼の色変えて猫なで声を出し始めた。
「あのぉ〜、えっと、誰ですか?私わぁ、春っていーますぅ」
この代わりようには、京也は勿論その場にいた祖父母も引いていた。
「私は仇極司 京也 (キュウゴクジ キョウヤ)。
秋の婚約者です。」
さらりと、私の婚約者である事を告げる。
それを聞いた春はコッチを鬼の形相で見てきた。
「あんたの婚約者?どうやってたらし込んだのよブスの癖に、やっぱ体かしら?(笑)」
私はともかく京也を貶してるようで怒りが湧いてくる。
だか、そんな気持ちを察してか京也が反論してくれた。
「春さんでしたよね?秋はブスではありませんよ?ほら、綺麗でしょう?」
私の顔に手を伸ばし鬱陶しかった髪をまとめる。
私の顔を見て、声が出ないのか口をパクパクさせている。
そりゃそうだろ、今までブスとか言ってた女の顔が綺麗系でしかも例の写真や自分とは似ても似つかない、その上コンクールで1位を掻っ攫った人の顔だし。
「あんたっ、そ、その顔!」
慌てようが面白い。
「ごめんね、春と私の顔似てないのよ。知らないと思うけど母親が違うからそれぞれの母に似たの。それに、私がいろんな男と寝た写真だけどまるっきり春の顔よね?自爆お疲れ様!コンクールだけど下手くそな演奏ありがとう、正直辞めたほうがいいと思うよ?」
取り敢えず、言いたいこと言ってみた。
元母親が話の写真の所で眉を寄せてたからきっと後で言われるだろう。
それに、今まで私に反論されたことがないからか、自爆したことへの衝撃かコンクールのことでか顔色を悪くして黙っていた。
これで、もう私は開放されるだろうとスッキリし最後だと思い、とどめを刺す。
「これから私に二度と関わらないでね?もし関わったらこの家で私がされて来た事を撮ったテープを表沙汰にするから」
一層真っ青になる元両親に、背を向け、私は新たな人生を迎える。
その後の春たちのことはまたまた別の話。
ただ私が京也に溺愛され過ぎて幸せだとか、結婚したとか、子供ができたとか……
とにかく、今日も私は幸せです!
読んでいただき、ありがとうございました!
この作品はハッと思いついたものなので自分でもオチが見つからないまま終わりました。
とにかく、ハッピーエンドで終わらせたい気持ちだけでしたので
その後や閑話も考えていてその内番外編も作ると思います。
リクエストなどもあったら言って下さい!
※裏事情は秋は知らない設定なので本編では書いてません。全て番外編で書こうと思っています。
最後までお読みいただき本当にありがとうございました!(。・ω・)ノ゛