表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
梟と俺のミッション 〜想定外なんて言い訳にもならない〜  作者: ぽしょなれ


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
226/229

226.Mission No.022 魔界探訪(10)

俺は領土とかは要らないので、元の所有者に返す事にした。


財産も一部を貰って残りは元の所有者に返す事にした。


奪われていた爵位も俺は要らないので、これも元の所有者に返した。


この事が広まると、街を歩くと何故か“ミュー魔王伯”バンザイの声が聞こえる様になった。


街中を歩きづらくなった


魔界案内役を買ってでてくれたのは ハイゼン・ミューゼン子爵という者で、無事に元の爵位と領地を取り戻せたらしい。 よかったね。


っていうか爵位なんて取ったり取られたり出来るものなのだろうか?


・・・子爵以下は出来るらしい。あと自分よりも下の爵位は取れるらしい・・・変なの


爵位と言えば皇帝から授けられたもので勝手に譲る事なんて出来ないはずなのに・・・

システムがよくわからないが、魔界の常識らしい。


「ミュー魔王伯、リリス様、今日から私が魔界の案内を担当します」


そもそもこの魔界と呼ばれる世界は初代皇帝が創造した世界らしい。


だから何も無い異空間に惑星系が1つというシンプルな構造になっているらしい。


ミューゼン博識だ


俺も自分の惑星系をここに造っても良いかもしれない・・・たぶん出来るはずだ


神龍の説明書に惑星創造というのがあったはずだ・・・ただ材料となる元の惑星系が必要らしい。


銀河系のどこかの惑星をちゃっかりもらって、惑星系を再構築すれば良いらしい


いつか実験したいが・・手頃な惑星系落ちてないかなぁ


・・・


さて、探訪と言ったら風光明媚な景色を堪能できる場所だよね。


見晴らしの効く小高い山に連れてこられた。


地獄じゃないから血の池地獄とかは無い。 魔界と言っても自然はそれほど多く違わないようだ。


「あれがスライム沼、あれがドラゴンの巣、あそこに飛んでいるのがグリフォン・・・」


いや、住んでいる者はかなり違うみたいだ


「昔の人間界も似たようなものだったのだろうか?・・どこぞのガラパゴス?

 ところで魔界が出来たのはいつ頃?」


「私も詳しくは無いですが、およそ1万年前でしょうか?

 おそらく生物は初代皇帝が魔界を創造したときに人間界や天界から連れてこられたのではないでしょうか」


「初代皇帝って偉いんだね」


「そうです、みんなの憧れの人です。

 彼の活躍が『創造記』という物語として伝えられています。

 武力とかではなく、知恵で、一介の平民から皇帝に上り詰めたんですよ」


そうだよね、脳筋にこの世界は想像できないだろう


「それ読んでみたいな、本屋で買えるかな」


「それでしたら私が何部も持っているので差し上げます」


初代皇帝のファンなのかな


え? “何冊” じゃなくて “何部”


「どれも全部で100巻程あります。

 色々な脚色されたバージョンもあり、挿絵とかも色々なバージョンがあります。

 その中でも原作に近い内容のものを選んで差し上げます」


結構な大作だった。


初代皇帝はマメな性格で日記を多く残していたため、それを元に後の世代に書籍化されたらしい。


「ありがとうございます」


「それでその初代皇帝の日記っていうのが未だに見つかっていないんですよ。

 既に破棄されてしまったとか、何処かに隠されているとか色々と噂されています」


「初代皇帝の墓とかには無いんでしょうか?」


「その墓が見つかってないんですよ」


なるほどね。“初代皇帝の秘密” ちょっと興味が出てきた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ