224.Mission No.022 魔界探訪(8)
「こちらが風龍です」
変身を解いてバングルから元の姿に戻った・・・部屋が狭すぎて
むぎゅぅ
「ちょ・・・ちょっと小さくなって・・・」
「あるじ、狭い」
それはこっちのセリフだ
「ベルゼブブが魔素を吸いきって危なかった時に力を貸してもらったんだ」
「・・・・」
「そして、これがイルジョニール、俺が作り出した疑似生命体だ」
「・・・・」
「そして、こちらがプクゥ、シースライムだ、
何でも食べたり分解したり合成したり出来て頼りになるんだ」
変身を解いて勾玉のネックレスから元の姿に戻る。大きさは心得ている、可愛いサイズで出てきた
「・・・・」
「そして、こちらが鳳凰、・・小さめで出てね。
綺麗でしょう」
変身を解いてマフラーから小さめのサイズで・・炎に包まれて・・出てきた
「・・・・」
「そしておれの護衛の ぷよよ 精霊さんだ
可愛いでしょ」
実体化してまわりをぷよぷよと浮いている
「・・・・」
「人間界にはまだたくさん仲間がいるから紹介するね」
「あるじ・・・これだけ強力な存在を集めて魔界を征服するつもり?」
「とんでもない、そんな面倒なことはしないさ。みんなで仲良くだ」
「そう なの 、・・あ、私ちょっと準備かあるから一旦家に帰って荷物を取ってくるわ」
「そう、手伝おうか?」
「いえ、御主人様の手を煩わせるわけにはいきません」
・・・・・ リリスの都合
「なによあの顔ぶれ・・・
“私は最強のミューの仲間だ、えっへん”するつもりだったのに・・私、最弱かもしれないじゃない、
ミューには逆らわないように皇帝に進言しておかないと・・
誰かがちょっかいでも出したら大変なことになるわ」
・・・
「どうしたリリス、出戻りか?」
「冗談はやめて下さい。ミューの仲間に関して報告が・・・・・・
・・という事です」
「それはまずいな、やつに罰を与えてしまった」
「それは大丈夫だと思います。あまり気にしていない様です。
ただ忙しすぎると愚痴っていましたので、
・・彼は放置しておくのが最善だと思います」
「そうか、わかった
彼には人間界の大使として人間界に駐在ということにしよう」
「それが良いかと」
「ただそうなると男爵ではすこし爵位が足りんな・・少なくとも伯爵でないと・・」
「陞爵するしか無いですね」
「どういう理由で陞爵させようか・・」
「私の実家の名誉を保つためというのはどうでしょう
下賜された先が男爵ではなく伯爵であればかろうじてメンツは保たれるからとか」
「それは良い考えだ」
「あと、彼を特殊な爵位 “魔王伯” として人間界の長に位置付ける事で、
人間界を魔界の勢力範囲内と言う事にしてしまえば、
魔界から人間界に影響を及ぼしたいときも管理が行き届くのではないかと。
逆に人間界から魔界に攻め込まれたときには壁となってくれるでしょう。
魔王伯の仕事は魔界から人間界に渡った者、及び次元の裂け目から人間界に落ちた者への対応。
という事でいかがでしょうか?」
「なるほど、やつと闘うことも無く苦労せずに人間界が魔界の支配下になるという事だな」
「彼次第にはなりますが、人間界を管理下にはおけると思います。
おそらく彼に対抗する事の出来る者は人間界には居ないでしょう。
魔界に彼の存在を知らしめるために任命式を行うことをお勧めします」
「よし、準備しろ」




