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ホーリー・グローリー・ジャッカネイプスのむかしばなし《小分け版》  作者: ぽすしち


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33/102

好き嫌い



「あ。わかった」


 いいことを思いつき、ハウアーは立ち上がったままで手を挙げた。


「 ごしゅじんさま!  あの、この野菜は、《クアット種族》以外の種族、の、誰かにもらいました! 」



 勢いよく主張した相手を冷めた目で見た男は、そのまま席を立つ。


「 ―― なるほどな。そういうことか。それならいい。  ハウアー、てめえ、意外と頭がいいじゃねえか」



「え?っそ、そ、そうかなあ?」

 人にこんなふうに言われたことがないので、ハウアーは真っ赤になって照れた。



 それを見ておもしろそうにホーリーは続ける。


「いいか?ハウアー。これみたいに、《クアット種族以外のやつ》からもらったもんは、ちゃんとおれに教えろよ? ―― そんで、たとえおれが口にしなかったとしても、おまえがおれの代わりに感想を伝えるんだ。 ―― なにしろおまえは、おれといっしょに食事をしてるんだから、お前の感想は、おれの感想みたいなもんだ。 お前の感想の前に、『ホーリー様は』ってつけるだけでいい。 わかったな?」


「は、はい!」


 嬉しそうに返事するハウアーに、ゆったりとほほえんだ男が片手をあげた。



「お茶と、パンだけでいい。はやくもってこい」



 ホーリー様は、おいしいものでも好き嫌いが激しいな、とハウアーは覚えることにした。








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