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だれもしらない むかしばなし
ここでおわりです。
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ホーリー・グローリー・ジャッカネイプスの話をしよう。
いや、
ホーリー・グローリー・ジャッカネイプスの『昔話』をしようと、《ノーム種族》の王であるジャックが、もったいぶって指を立てる。
曲がった口をさらにたのしそうにゆがめて、君をみつめる。
そして、――― ふいに遠くを見つめると、やめておこう、と姿勢をもどす。
たとえきみが、どんなにたのんでみたとしても、ジャックはもう、口をひらかない。
ほんとうは、あの最後のキラ種族について、語りたいことはたくさんあるのに。
ジャック・パンプキンは、なんでも知っていて、なんでも教えてくれる良い王だが、
このむかし話だけは、いまだに誰にも教えていない。
目をとめてくださったかた、ありがとうございました!
ホーリーの新しいはなしを、ひさしぶりに書き出しているので、できたらあげたいとおもっております。よろしければまた、おつきあいください。。。




