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猫にひかれて異世界生活  作者: PYON48
第2部 猫に引かれてリア充生活???

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13

 それから、シャールさんはすごく無口になった。

 なんか、まずいこといったのかな。


 唐揚げなんか出したから、食いしん坊っていわれたような気がしたのかな。

 でも、ぼくはよく食べるシャールさんが健康的で好きなんだけどな。

 

 茶色と茶白を回収して、ゲートで家に帰る。

 昼からはニャーニャさんとの約束があるから、そんなにゆっくりしていられない。

 ニャーニャさんはミーニャ教のトップになったからいろいろ忙しいらしい。

 それでも、なぜか町のミーニャ教の大神殿に戻ることは考えていないみたいだ。

 なぜか、ここに残ることに固執している。

 やっぱ、猫たちと離れたくないんだろうな…


 早く教皇の後任者を探して、あとを任せたいらしい。

 第一候補はあの王様についていたイケメン執行官。

 あの人も元はミーニャ教の人だったらしい。

 でも、有能すぎて教皇に追い出されたらしい。


 第二候補はミニューさん。

 ニャーニャやシャールと仲がいいし、なかなか外交能力があるらしい。

 それに王様や教団からも距離があり、中立の立場だ。

 

 他にも教皇派の人もいるらしいけど、まあ…ないな…


 あと、ぼくがミーニャ教を治めるなんてのもある。

 教義とか知らないし、教皇なんてまっぴらごめんだ。

 ぼくは、猫と一緒に暮らせればいいんだ。

 それだけなら狩りや武器の修理とかで十分にやっていける。

 冒険者登録もあるしね。


 帰ってお昼をしてから、ニャーニャさんと出かける。

 ゲートで送ってあげるっていう感じかな。

 今回はミケとシロを連れて行く。

 ミケは僕の護衛、シロは前に約束したスラムの浄化をしてくれるらしい。

 麻薬っていうのも本当は毒のわけだから、毒消しみたいなイメージか。

 ついでに、病気の治療とかもするってことで、大教会にはすごい人が集まっているらしい。

 そんな人数大丈夫かな?


「やっぱ、宗教の信者を増やすのは奇跡を起こすことでしょ」

 シロはすました顔で言うけど、魔力とか…

 あっ、猫たちの魔力って底なしだった。


「奇跡を起こしたら、もうわたしたちに逆らえる人はいなくなるわ。

 山賊の件も相当に一人歩きしているみたいだし…

 今日、ここにいる人たちがニャニャーの力を広めてくれるの。

 そして、口伝てっていうのはね。

 尾ひれがついてとんでもない大きな話になるの。

 わかる?」

 シロはクロ並に頭のいい猫だ。

 山賊の件みたいなやりすぎはあるけど、まさかそれも考えてってっこと?

 まあ、それはないな。シロってすごい気分屋だし…


 ニャーニャさんの準備が終わったみたいなので、ぼくはピンクのドアを出して、町の門の近くを思い浮かべた。

 


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