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猫にひかれて異世界生活  作者: PYON48
第2部 猫に引かれてリア充生活???

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幕間08 ミーニャ教聖騎士団長 シャール

えっ、王女さまが…

 それにここから出ていかなくていい?


 明日にでも、アヤトさまとニャニャーさまについてここを出て行くつもりだったんですが…

 なんせ、教皇さまを裏切ったのですから。

 ニャーニャは巫女だからついていけないし、

 わたしがアヤトさまについてニャニャーさまとどこか知らない地で、一緒に暮らしていかないとならないと覚悟していたのに…


 ぼーっとしてるけど、アヤトさまはすごくいい人なんです。

 最初は弱かったけど、真面目に毎朝、いっしょに練習してるんですけど…

 すごく覚えがよくて、もうわたしの剣を避けられるようになっている。

 剣の腕もすぐに上がって、もう少しでわたしを追い抜きそうだし…

 強くて優しい人なんです。

 たぶん、そのいいところはわたしにしかわからないのです。


 なのに、王様はニャニャーさまのお力を得るために王女さまとアヤトさまを結婚だなんて…

 これは、不幸な結婚なのです。


 お互いの気持ちを無視するダメな結婚なのです。


 そのうち仮面夫婦になって…

 家庭崩壊なのです。


 だから、この結婚話は潰さなくてはならないのです。


 王女さまと話しながら、アヤトさまも顔を赤らめているけど…

 あれはすごくすごく困っているのです。


 わたしならアヤトさまともニャニャーさまとも、うまくやっていけるのです。


 ニャーニャが教皇になって、ミーニャ教を治め

 わたしがアヤトさまと結婚して、ニャニャーさまのお世話をしていくのです。

 それが一番なのです。


 わたしはアヤトさまの横で馴れ馴れしく話をする王女さまを睨みつけた。

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