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猫にひかれて異世界生活  作者: PYON48
第一部 猫に引かれて異世界へ

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 クロと一緒に買い物をする。

 クロが金貨を5枚くれたので、両替所で両替をしておく。


 武器屋では、いろいろな武器を見るが、ぼくの使えそうなのはなかった。

 素材でだいたいの値段が決まるみたいだ。

 逆に僕のライトセーバーやボーガンを見せるはめになり、売って欲しいってことになる。

 ライトセーバーもボーガンも金貨3枚の値段が付けられる。

 うん、これを職業にしてもいいかも…

 今は売る必要はないけど、武器屋とは仲良くしておこう。

 短剣を金貨1枚で売ってあげた。

 そして、代わりに銀貨5枚の中古短剣を買う。

 錆びているが、なかなかの業物とのことだ。

 また、猫袋で加工したら、さっきよりいい短剣になりそうだ。

 

 それから、調味料を見たり、素材屋を見たり…

 マヨネーズと塩・コショウ、醤油、砂糖、だしの素こんなものもあるんだ。

 えっ、カレーのルー???、前の神官すごすぎ…迷わずゲット。

 でも、向こうの世界と違って高い。これだけで、銀貨1枚ってことは一万円。

 それから、お酒も買っておこう。

 ワインと日本酒みたいなの…

 さすがにビールはないか。また暇があったら作ってみようかな。料理スキルもあるし。

 素材屋では鉄の塊、少し高い金属も買っておく、ミスリルって言って、神官が見つけ出した素材らしい。現代人らしいネーミングだ。

 

 鉄より強く薄く加工できるらしい。

 素材なので、金貨1枚くらいで剣を1本分くらい。

 オリハルコンなんていうのもあるけど、金貨10枚は高すぎ。今は手を出さないでおこう。


 クロがあくびをしだしたので、そろそろ終わりにしよう。

 ゲートを習ったから、いつでもここに来れるみたいだし…


「シャールさん、会談までまだ時間があるよね。

 なんか食べちゃわない」

「はい、じゃあ、おいしいレストランにご案内します」


 急に元気になるシャール。

 食いしん坊キャラの面目躍如だ。

 クロの目も少し輝く。


 シャールについていくと、ちいさなレストラン。

 よく来るのか、気軽に声をかけられている。

 定食屋ってとこだろう。


 シャールに習ってハンバーガーをたのむ。

 肉が大きくて、こっちでいうと佐世保バーガーって感じだろうか。

 マックのじゃなくて、1000円くらいするやつだ。

 コーヒーなんてのもある。


 クロはお子様サイズをたのんで、ミルク。


「ここはよく来るんだ」

「はい、騎士団の仕事の時によく…

 すごく美味しいんですよ。神官様も通ってたっていう、由緒あるお店で、その頃からレシピも変わっていないんです。

 ハンバーガーっていうのも神官さまが伝えたお料理なんです」


 料理のことになるとよく喋るシャール。

 そして、ちいさな身体でクロはハンバーガーと格闘している。

 猫姿もかわいいけど、子供姿もかわいい。

 となりでシャールが面倒みてくれている。

 クロはトラやブチと違って行儀がいいから面倒も見やすい。

 テーブルに登ったりしないし。


 さて、衣食住の衣や食はなんとかなりそうだけど、住だな。


 できれば、あの家をそのまま借りたいんだけど。

 神官の研究室ももっと調べたいし…

 

 とりあえず、なんとかなるだろう。

 猫たちがいるんだから…

 僕はそう思って教皇との会談に望んだ。

 


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