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猫にひかれて異世界生活  作者: PYON48
第一部 猫に引かれて異世界へ

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幕間11 猫忍ミニュー

「たのもーです」

 町外れの教会。ここがシャールたちが守っているところだ。

 ミーニャ教のメッカと言っても良いところだった。

 そして、猫剣術、猫魔法、猫忍術…

 すべてが生まれたところだ。

 それは、ニャニャー様と神官様の家が残されているところ。

 ニャニャー様はここに君臨し、国を救った。

 ミーニャ教には歴史的な建築物となる。

 そして、神官様が亡くなったあとは、その建物はわけのわからない機械ばかりあって、それも謎の遺産となっている。

 

 昨日からこの場所を守っていた。

 ここらへんで一番高い木の上で見張っていた。

 シリュウさんが動き始めた。

 わたしも動かないと…

 やはり、シリュウさんはここから攻めてくる。

 ニャーニャとニャニャーさまを逃がさなくては…


「はい…

 あっ、ミニューさまなんです」

 ニャーニャが出てくる。

 シャールと並んで、聖ミーニャ魔道士団の長を担っている。

 

「ニャーニャさん、久しぶり。」


「シャールは神官さまと教皇さまのところに行ってます」


「やっぱり…

 ニャニャーさまが現れたってホントだったんですね」


「はい、どうして知ってるんですか?」


「昨日、教皇さまのところに行ったの。

 そしたら、シャールがいてそのようなことを話していたから…

 本当なの?」


「はい…」

 ニャーニャがドアをあける。

 すると、その後ろに茶色いのや茶白、灰色のトラ柄、白茶黒の3色のちいさなものがこっちを見ている。

 その姿は教会や本で見たニャニャーさまだった。


「4匹も???」


「いえ、6匹です。シロはどこでしょう?クロは神官様と一緒に教皇さまのところに行っています」


「やっぱり、本当だったのか?

 それなら、わたしがここを守ろう」


「どういうことですか?」


「山賊団がここを狙っている」


「えっ?」


「それも、シリュウさんが率いる最強の山賊団だ。

 わたしも仲間になって、内部から見ていたんですが、バーミリオンでは、太刀打ちできない」


「でも、ここにはニャニャーさまがいます」


「だからです。たぶんニャニャーさまはそんなに強くないんでしょう。

 こんなに小さくてかわいいんですから…

 だけど、わたしたちの神なんです。

 ミーニャ教徒は守らなければならないんです。

 わたしが一命を賭して、ここを守りましょう。

 その間にニャニャーさまを連れて町に逃げてください」


 ニャーニャは茶色いのを抱きながら、大きな目でわたしを見つめた。

 

「とりあえず逃げるんです!」

 わたしは大きな声で叫ぶ。


 その時、外で大きな爆音が轟いた。

 もう始まったんだ。

 わたしは剣を抜いて、ドアのノブに手をかけた。

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