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みんなでごはんを食べながら、今日あったことを話す。
今日は特上うな丼って感じで、シャールやニャーニャにも受けがよかった。
猫たちにも白焼きを振舞う。
ご飯のあとシャールが話しにくそうに切り出す。
今日は教皇と話をしてきたらしい。
その態度を気にして、クロが僕の膝の上でいっしょに話を聞く。
ほんとうにクロはこの中のリーダーって感じだ。
頼りにしているよ。
「あの、今日、教皇さまのところに行ったんです。
それで…」
もじもじと言いにくそうにするシャール。
「大丈夫だから、結論を言ってくれたらいいよ。
ここを追い出されても、なんとかなるから」
そう、猫たちと一緒ならなんとかなる。
「教皇様がニャニャー様と神官さまを連れてくるようにって…」
「そうなんだ…」
クロが僕を見上げる。
「それはおかしいよね。」
「どうして?」
クロの言葉はシャールたちに聞こえない。
「だって、ここではぼくたちは神様なんでしょ。
じゃあ、普通教皇のほうがこっちに来るよね」
「確かに」
「だから、何かあると思うんだ。
ニャーニャやシャールはぼくたちの力を信じてくれてるよ。
でも、教皇っていうのが、ぼくたちのことを信じていないような気がするんだ」
「どうする?」
「行こうよ。その教皇のところにさ」
「大丈夫かな。君たちに危害が加えられるようなことはないのかな」
「大丈夫さ。ここではぼくたちは神様だからね」
クロは丸い目でパチパチと瞬きをする。
「そのかわり、ぼくを連れて行ってね。
うまいことするからさ」
クロは意地悪い目で微笑む。
「いいよ、町も見たかったし、明日でいいのかな。
クロも行きたいって言ってるし」
シャールを安心させる。
明日も僕についてこようと思っていたのか、トラはしょんぼりと下を向く。
「はい、大丈夫です」
シャールの顔が明るくなる。
「じゃあ、明日は町にいくよ。案内してくれる?」
「はい、よろこんで」
僕とクロは明日町に行くことになった。




