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熊に止めを刺すと、3つもレベルがあがった。
めちゃ、やばいやつだったんじゃない?
このクマ。
あとで聞いたら、人喰い熊として騎士団に討伐依頼が来ていたやつらしい。
とりあえず僕のレベルはこんな感じになった。
笛吹史人 LV10
JOB 猫の世話係
HP102/MP64 SKILL
猫体術初級 LV11
猫魔法初級 LV7
猫料理初級 LV12
猫袋初級 LV11
猫医者初級 LV1
なでなで初級 LV8
猫魔法
アナライズ バリア ファイア ウォーター サンダー
リカバー
朝はレベル1だったのに、もう10まで上がっている。
これも今腕の中にいるトラとブチのおかげだ。
2匹を抱きしめて、毛並みにモフモフと頬を埋める。
猫特有の太陽の匂い。
猫たちは嫌がるように、僕の腕に爪を立てる。
これが、俗にいうリストキャットだ。
猫と一緒にいる限り、この引っかき傷は我慢しないといけない。
「帰るぞ…」
熊の処理をして、猫に話しかける。
熊の手って美味しいらしいけど、どうなんだろう?
毛皮はめっちゃ使えそうだ。
猫たちの敷物にしてもいいかも。
寒い時とか喜びそうだ。
ぼくはいろいろ考えながら、トラとブチを抱き上げる。
2匹はモフモフを避けるように、僕の頭の上に上る。
ぼくは風を感じながら歩き出す。
今度はお弁当を持ってみんなで来よう。
そう思ってしまうような場所だった。
暗くなる前に帰ろう。
ぼくは走り出す。猫体術で強化されているので、短距離走のようなスピードで走っても息がきれない。
猫たちは振り落とされないよう、僕の肩や頭にやさしく爪を立てた。




