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猫にひかれて異世界生活  作者: PYON48
第一部 猫に引かれて異世界へ

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 胸肉を茹でて、細かくちぎる…

 トラは、もうキッチンにのぼってつまみ食いをしている…

「とりさん、おいしいねっ♪」

 レバーも猫にはいいかな…

 かまどに網を乗せてレバーを焼く…


 料理は、まあ普通くらいって腕だけど…

 つぎつぎとレシピが浮かび上がる…

 脳内、クックパットって感じだ…

 そのとおりに料理をするとうまくいく…


 それから、猫料理だけでなく…

 人間の調理のレシピも上がってくる…


 脳内で猫のレシピには、猫のアイコン…人のレシピには人のアイコンがつく…

 これもレベルアップの効果か…


 猫料理の片手間に自分の分も作る…

 もちろん、ついでに巫女たちの分も…


『猫料理初級 が LV11になった』

 まだあがるのかゴミスキル…


 とりあえず、フライドチキン…

 調味料も前の世界とだいだい同じものが揃っている…


 スキルが使うべき調味料を教えてくれる…

 なぜかコーンスターチや小麦粉とか醤油があるのも嬉しい…

 調味料はだいたいぼくたちの世界と同じなんだ…

 油の温度も見ただけでわかるし、このスキルってすごいのかもしれない…

 料理関係の仕事ならすぐにつけるかも…

 まあ、落ち着いたら職探しでもしよう…

 小さなお店を開いて、猫たちと過ごすのも良いかもしれない…

 そして、女騎士さんや巫女さんレベルの嫁なんかもらって…

 まあ、そこのところは現実味はないが…

 しかたない、モテスキルは取得していないようだし、前の世界の僕と同じか…

 女性と会話一つできないのは同じだ。


 小麦粉をこねてパンの下ごしらえもしておく…

 

 基本的な食材は揃っているみたい…


 まずは猫たちの餌を用意する…

 猫用のエサ入れみたいなのに焼レバーと胸肉を盛って床に置く…


 その餌皿に集まる6匹の猫たち…

 水も用意して完了…


「ではわたしたちも、食事にしましょうか?」

 ぼくはテーブルの上に唐揚げやサラダを並べ始めた。

『猫料理初級 が LV12になった』

 スキルのあがる音が脳内に響いた…

 

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