悪女さんがようやくアップを始めました。
最近、ホモが足りません・・。一番ヤバかった症状は英語のリスニングテストのとき、問題のイラストに三人の初老が載っていて、一瞬で受けと攻め、そしてそれらのストーリーを考えてしまったことです。
勉強に集中しなさい自分っ!www
あの会議の日から、よく分からない想いがオレのなかに渦巻いていた。その感情の名前は分からないけど、一つだけ、分かったことがある。
オレはただあいつと仲良くなりたかったんだ。
結論から言おう。
「何もありませんでしたぁぁぁっ!!!」
1週間に二回(朝と放課後)も会ってたのになにもないどころかラ○ンすら交換できなかったんですっ!! だって会話らしい会話なんてなかったもの!
強いて挙げるとすれば、
「おい、そこゴミ落ちてるぞ。」
「あ、ほんとだ。ごめん気づかなかったわ。」
ぐらいだからね!? おかげで最近は道端に落ちてる煙草の吸殻見るたびにモヤモヤしてますよ!
大体ゴミ拾っている最中だって無言だし、最初は気まずかったけど慣れたら別になんともなくなってきたというかなんというかで、自分のコミュ障が憎くなってきたわ。てか、なんで向こうも無言だったの? 話してくれればよかったじゃん! そしたらあんなに気まずくなることなんてなかったのに。
これから一緒に仕事することも無いから会える機会なんてないし会ったとしても廊下ですれ違うくらいだろ。もう嫌だ。
「どう思う? これ。」
「自分から話しかける度胸もないくせに人がどうとか言ってんじゃないですわ。
そんなことより、なんで
貴方はのこのことわたくしに相談なんてしに来てるのです?!
仲良いどころか "被害者" と "加害者" っていう最悪な関係ですわよねわたくし達!!!?」
静かにオレの相談を聞いてくれていたと思ったらいきなりノリツッコミされたわ。
「女王様、ここ教室なんでもう少し静かにですね・・」
「誰が女王様ですのっ! 声を荒げさせたのは貴方ですわ!!
貴方、先程コミュ障がどうとか言っていましたけど、他クラスの大して仲良くもない人に恋愛相談なんて持ちかける人を世間ではコミュ障とは呼びませんっ!!」
・・えぇっ、だって、・・・・・ねぇ?
「オレと同じ匂いがしたから大丈夫だと思って。」
「一緒にしないでもらえます!?
・・あぁ、この世に生を受け、十六年。こんなにひどい屈辱を味わったのは初めてですわ・・
。」
ひどいなぁもう。そんなに言わなくたって良いじゃないか。結構オレ的には同じだと思うんだけど。
「主にストーカーと豚という変態的なカテゴリーにおいては。」
「~~~~っっっ!!!!//」
バッチーーーーン!!!
前世の妹とは違い、普通のJKのビンタは比べ物にならないぐらい痛かった。
「・・初めて会ったときから思っていましたが、まさかここまで最低な奴だったなんて、色様が可哀想ですわ。」
「え? なんで??」
女王はジロリとオレをひと睨みしたあと、口から重い溜め息を吐き出した。
「・・・・わたくしとしてはこんっっっっな屈辱的なことっ、全くもって認めたくないですがっ、・・色様は、その、初めて自分に友人が出来るかもしれないと、少しだけ期待されていていたのです。
でも、なかなか話す機会がなくそのまま・・」
友人? 誰だその羨ましい奴は?? オレの考えを見抜いたのか、女王様は睨むというか怨めしそうにオレを見た。・・なんかそのうち呪われそうだな、オレ。
「~~~っ!!・・・っっっあ・な・た、とですわ!!」
ANATA? アナタ? ・・えっとあなたって、もしかして女王の目の前にいる貴方ということは・・・・
「ぅおおおえっ? えっ? オッオレぇぇぇ!?
マジ ↑ DE SU KA ぁぁぁぁ!!??」
「・・ムカつく反応しますわねこの家畜野郎。」
やばいやばいえっ? つまりあれですか? あんだけ無言だったのは恥ずかしかっただけで、内心オレと同じ思いをしていたと? 可愛い女の子も集っていたあの中でただ一人オレを選んでくれていたと?
オレと "仲良くなりたい" と 思ってくれていた?
ぶわああああっ
「・・っ!き、キモっ!!いきなり気色悪い顔しないでくださる!?
口許がニヤケきってて気持ち悪いです
!!」
「うぇへへへ、ふふっ//」
なんとでも言え。いくら女王だろうとこの喜びは誰にも止められないんだぜ!!
「・・・・はぁ、なんで色様はこんな変態をお選びになられたのですか・・。こんな奴、色様にとって百害あって一利など欠片もないというのに。」
「オレは煙草か。」
しかしなぁ、ずっと思っていたがなぜ彼女はここまで黒澤 色の友人にまで心配しているのだろうか。
女友達なら別として、同性の友達なんて別に誰だっていいと思うんだが。如月 侑李の存在を脅かすわけでもないし。
それは前世からの疑問だった。彼女は別に黒澤 色に友人が出来ることを反対しているわけではないし、むしろ彼が喜ぶなら、と応援までしている。
それなのにも関わらず、オレこと加賀見 涼が友人になることを嫌悪している。・・まぁ、オレの場合は前科があるのでなんとも言えないのだけれども、でもゲームの中の加賀見 涼は変態ではないし、設定にも至って普通の男子高校生と書いてある。
問題などどこにもないと思うんだが・・。
「と、とにかくですわ!
これからは色様に二度と近づかないでくださる!?
その条件が飲めるなら! これから先もわたくしの大切な時間の一部を、家畜どもの恋愛ごっこに分けてやってもいいですわ!!」
漫画とかならここは大きいコマでドーーン! って描いてありそうな感じで、女王は胸を張った。しかも、これ本当にblゲームなのかよって思うぐらいに・・その、大きな御胸様を揺らして。
だけど、残念ながらその条件は飲めない。
だってそれは本末転倒ということだろ?
「それはちょっと嫌かな。」
「・・なっ!!」
「だってオレはあいつと友達になりたいと思ったから。あいつから言われるならまだしも他の人に言われたからってはいそうですかなんて頷きたくない。」
「生意気な家畜ですわねっ!
・・・そんなこと言ったところで、どうせ貴方も同じ癖に・・っ」
「・・え?」
ぼそぼそっと呟かれた言葉はよく聞こえなかった。
「まぁいいですわ! やれるもんならやってみればいいじゃないですの!!
ま、どうせ恋も友情も無理でしょうけど。」
シリアス顔から一変して、はっ、って鼻で嗤われた。いくら嗤われたところで諦める気は無いからな! こっちは!!
ところで、これだけで泣きそうになるオレはまだMになりきれてないのだろうか。
「・・やってやるさ。どんな手を使ってもな。」
「どうだか。言っときますけど色様を少しでも悲しませるような真似したら社会的に抹殺して貴方の一家を路頭に迷わせますわよ?」
・・・どうやらとんでもない相手を敵に回してしまったようだ。
「そういえば、まだ貴方の思い人の名前聞いてませんでしたね。
興味なんてこれっぽっちもありませんけど、一応聞いてやりますわ。ほら話しなさい?家畜。」
(・・・やっぱり女王だわこの人)
「・・えーとですね、別に思い人ってわけじゃないですよ?
ちょっと気になっただけです。
・・その、
"黒澤 色"
のことが、・・エヘっ☆」
「 コ ロ ス 」
その時の女王の顔を、オレは一生忘れることはないだろう。
さぁ、ストーリーがどう転ぶか分からなくなってきました!
だいたい三十話までには終わらせたいです。




