表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
宇宙探検家~サンタが異世界の星に落ちて来た  作者: 霙霰雹霞霧靄露雫
惑星クレオス編
66/97

65 新たなる武装集団

何やら怪しい動きをしてる奴らが居るようだ



取り調べは数日かかったようだ

結果としてはエンテラの下部氏族のソエテラと言う氏族が関与してるそうだ

具体的には不明だがソエテラの幹部がエンテラの兵器工場で何やらやっていると言うものらしい

それを俺のドローンが見つけた訳か

こうなるとエンテラ自体が何かしてると言う証拠は無くなるか

ソエテラにも監視用のドローンを向かわせる事にしよう

まずはコウテラの防衛と食料の提供だな

市場や農場を見て回ったが不足してる食材がいくつかあるようだった

特に葉物野菜なんだが、これは俺達の種を提供すれば良いだろう

防衛の方はエンテラや下部氏族に対して抵抗できるように武器の技術を提供しよう

他の氏族にとっても有益な技術も公表しておこう

とりあえずはこれで氏族としての優位は取れるんじゃないか?

まぁ偵察ドローンからの情報を待つとしようか


数日後

コウテラからウンテラの代表から感謝されたと報告が来た

それだけじゃなくアンテラやインテラからも感謝されたそうだ

ウンテラとしては他の氏族との強力な関係が持てて大満足だと言ってたそうだ

喜んでもらえて何よりだ、エンテラに関しては不穏な動きは無い

だがソエテラに動きがあったようだ、同じ下部氏族のクエテラとシエテラの幹部と密会をしてる現場を押さえた、武装集団を組織したのはクエテラのようだ、シエテラは輸送ルートの情報奪取の担当だった、ソエテラが武器の横流しを担当と言う関係だったようだな

監視対象が増えてくな~、とは言えこの3つを潰せばとりあえず安泰かな?

まだもう少し情報集めておきたいな、エンテラが全く関与してないのかどうかも分かってないしな


(レブナント、シエテラとクエテラにも偵察ドローンを向かわせてくれ、それと気になったんだがコンピューターのネット通信のハッキングに対する対策とかそのへんどうなってるんだ?)

(ドローンはすでに向かわせてます、ネット通信ですがあまり発展はしていないようです、インテラはかなり発展してるようですが他の氏族ではまだまだ使いこなせていないと言う所でしょうか、それ故ハッキングに対する対策が疎かになっていて情報が抜かれているようですね、シエテラが行っていたのもハッキングでしたし)

(それが一番まずいじゃないか、なにか対策を講じないといかんな)

(そうですね、私とオラクルで対策を講じた物を提供しておきましょう)

(任せた)


後は他の武装集団も潰しておきたい所だな

コウテラが尋問していた隊長と呼ばれた男は情報を吐かなかった

だが部下になっていた男が他の武装集団の場所を吐いたそうだ

元々コウテラ出身で盗賊に成り下がった男だったらしい、この後は処刑らしいが自業自得なので仕方ない

武装集団の場所が判明したので俺達は討伐に向かう事になった

近場の脅威がなくなった為にコウテラからも人員が派遣される事になった、前回よりかなり楽な作戦になるだろう


作戦当日

「サンタ殿、本日はよろしくお願いします、私はコウテラ防衛隊の隊長をしております、サンサットと申します」


「これはご丁寧にどうも、よろしくお願いします、作戦の指揮は私で良いのですか?」


「それは勿論です、前回の作戦では無傷で武装集団を制圧したと聞きました、是非サンタ殿の指揮下で戦術を学びたいと思います」


「戦術って言われても良い装備によるごり押しだったからな~、今回はあなた方も居るので被害が出ないように戦う事を心がけましょう」


「おお、是非お願いします」


「それじゃ現地へ向かいましょう」


「了解であります」ビシッ!


見事な直立不動からの敬礼だった、見た目のせいだろうな、可愛いと思ったのは内緒だ


これから向かう先に居る武装集団は出来てまだ時間がたってないとの事だった

武器は最新の物だろうが扱う者がまだ未熟だろうとの事、今のうちに叩いておけばこちらに被害が少なく、敵にとっては損害が大きいだろう

俺はレブナントに戦闘用ドローンを4機隠して配置してもらっている

もし万が一の時は使用するつもりでいる、戦闘中の出来事として見られたとしても誤魔化しが効くだろうと考えての事だ、運用はオラクルに任せてある


さて、現地付近に着いた、アジトがあるのは元資材置き場として使われていた場所だ

そこそこのスペースがあるが出入口は2か所のみ、前を俺とポルテ、カリン、レノア、アエラとコウテラ防衛隊の半分で固めよう、後ろは残りの人員で退路を断つように防衛陣を張って置いて貰う

武装集団の数は全部で24人だな、全員武器を携帯してはいるが、酒を飲んでいる者も居るようだし油断してるとみて良いだろう、行動を開始しよう


「隊長、まずは閃光弾で怯ませます、その後左右から突撃してください、中央は我々が行きます、建物が見えたら窓に向かって閃光弾を撃ち込んでください、窓の中に入れる事が出来たら突撃して制圧します、良いですか?」


「閃光弾を撃ち込むのに失敗したらどうしますか?」


「その時は我々が突撃しますので建物を囲むように配置してください、逃げた者の排除をお願いします」


「了解した」


「それでは行動開始ます」


まずは閃光弾を発射する

ポスッポスッポスッ!

バババンッ!!!

「「「「「ギャッ!!!」」」」」

「突撃~」

「「「「「ウオォォォ~!」」」」」

バシュバシュ!

タタタタタンッ!


外は一瞬で制圧が完了した

建物の中が騒がしくなりいくつもの光と共に銃弾が飛んできた

防衛隊たちは閃光弾を撃ち込んだ

おっ、8発中4発が窓から建物内へ入った

ババババンッ!!!

「突撃~」

「「「「「ウオォォォ~!」」」」」

閃光弾を食らっていた為にほとんど抵抗なく制圧する事が出来た

3人激しく抵抗していたが圧倒的数の前では無力だった、加えて我々が前線に出た事で成す術が無かったんだがな、とは言え無事に武装集団を壊滅させる事が出来たようだ


終わったかと思ったんだがここで問題が発生した

後ろを固めていた部隊が戦闘を開始しているようだ

別動隊でも居たのかもしれない、すぐに救援に向かう事にする

防衛隊はここの防衛を任せておく

後ろに配置してある戦闘ドローンが稼働している

これはかなりの戦力が来ているのかもしれない

現地へ着くと防衛隊の数人が怪我をしてるようだ、どれも軽傷のようで問題無いようだ


「状況はどうなってる?」

「ご主人様、確認は取れてませんが恐らくはクエテラの軍隊ではないかと思われます、数は40人ほどで武装は以前より威力の高い武器が複数混じっています、新しく開発された武器ではないかと思われます」

「新武器の実践運用をここに居た武装集団で試してもらおうと思っていたのかもしれんな、いざ現地へ来てみれば我々が居たと、それならばここで実践投入してみようとか考えたんだろう、ならば返り討ちにしてやろうではないか」

「どのように対処しますか?」

「閃光弾を発射後ドローンで前線を崩壊させる、その後突撃して制圧だ」

「「「「「了解しました」」」」」

コウテラ防衛隊にはこの場所の維持をお願いしておく、彼らの装備では死傷者が多数出ると思われる為、同行はさせたくなかった、防衛隊は退路の確保と言う名目で現在地を死守すると意気込んでいる

よしっ奴らを殲滅するとしよう


閃光弾が強い光と音を鳴らし辺りを照らす

配置していた戦闘ドローンが一斉射撃を行い敵部隊の前線が崩壊していく

ほぼ崩壊したのを見て我々が突撃する

一瞬で前線が崩壊した敵部隊は混乱し統制を失っている、我々の追撃を受け殲滅にかかった時間はわずか2分ほどだった、敵部隊の隊長と副隊長らしき人物を生きたまま捕らえる事が出来た、彼らはコウテラに引き渡す事にしよう

怪我人の治療を済ませてコウテラの集落へ戻る事にした


次話は決着をつけるぞ~


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ