清芽ミノル(きよめ みのる)
挿絵はまたいずれ。
[性別]男
[年齢]四三歳
[身長]一七八・五センチメートル
[人種]ヘレティック(先天発現型)
[旧国籍]日本(抹消済みだが、詳細不明)
[所属]組織(仮名ネイムレス)、衛生部第一医療部隊(チーム〈NECTAR〉)
[コードネーム]NECTAR-1
[初登場]第一章【記憶の放浪者 -Memories Wanderer-】
[概要]誠の主治医
組織に拉致された早河誠がマリアナ本部基地ではじめて会った人物。
白衣姿にメガネをかけた優男。柔和な風貌と穏やかな語り口から頼りない印象を受けるが、衛生部医療部隊総隊長という尊大な肩書きを有する。執刀医の最高位で、彼の手にかかれば如何なる致命傷からもたちまち一命をとりとめ、回復に向かうと云われている。
かつては作戦部旧第一実行部隊に所属していた。〈清芽流〉と呼ばれる剣術流派の宗家で、組織で最も強い剣客と噂されているがその実力についてはこの二〇年ほど披露された例がない。
弟子にはエリ・シーグル・アタミがいる。組織一の女流剣士である彼女でさえも一太刀も入れたことがない。誠の拉致が実行されるまで、彼女にも実行部隊所属だった事実を隠すなど、秘密主義の一面がある。
二〇代と見紛うほどの若い容姿に反して実年齢は四〇代であるため、エリからは酒顛ドウジと対比してネタにされることが度々ある。美形で温和、ミステリアスな背景から女性にはモテるものの、交際の噂を聞かないために男色疑惑をかけられるなど、エリに振り回されることがしばしばある。
実行部隊時代の経緯から酒顛との親交は深い。また同部隊だった累差絶とはより深い因縁で結ばれているようだが、経緯を知る者はごく少数に限られている。かつて絶がボスの暗殺を謀った際は彼が阻止した。
誠を最も慮っている人物の一人。少年が戦争に身を投じることへの理不尽さに憤りさえ覚え、また腕づくでそれを阻止できない気の弱さや、戦場への恐怖心のジレンマに悩まされている。その背景には敬愛していた雪町セイギの死が関与しており、それを契機に衛生部へ逃げ出したと自戒している。
酒顛に代わる実行部隊総隊長に推薦されるなど、人望が厚い。かつての彼を知る者は“天才剣士”と呼ぶ。
[センス]高精度透視
その名のとおり透視ができるセンス。皮膚、筋肉、内臓、血管、骨格、細胞にいたるまで、特殊な機器を用いずに視ることができる。
清芽はこのセンスを最大限利用し、負傷者・罹患者に最適な治療を選択する。
雪町ケンをはじめ、インプラントが必要なヘレティックへ施術するだけでなく、メルセデスからは美容の相談なども受けている節がある。
このセンスがかつて戦闘に用いられたかは不明。
[武器]白鞘の刀
室町時代に打たれたとされる幻の宝刀のレプリカ。軟質オリハルコン製であることから、メギィドが組織に参入してから打たれたものと見られる。朴の木で作られた本物の休め鞘に木目まで似せて作られている。
本物の行方は不明。




