今更だが、魔力って何だ?
最近、評価してくださる方が、少ない…。露骨な評価稼ぎとか思われる方もいらっしゃるかもしれませんが…、皆さんがこの小説をどう思ってるのか知りたいのです!!!!
まぁ、結果的に評価稼ぎになってるんですが…。
「うーむ。」
俺は、腕を組んで宝の山を見上げる。
「こんなにあったら、一個一個見て行くのは厳しいな。」
〈はい。おそらく直感で選んで、それを詳しく見て価値があるか確かめるようにしなければ何日たっても終わらないと思われます。〉
「やっぱりそうだよな〜。」
〈全部を見ようと思うならば、それこそヒロ様専用初期プログラムを起動させなければなりませんね…。〉
おいおい。やっぱりその初期プログラム、チートだよな…。
〈ノーコメント、デス。〉
あっ。もはや無言じゃなく、ノーコメントとか言い出したよ…。
「とにかく、直感だな。」
俺は、目をゆっくりと閉じる。
「こっちだな。」
俺は歩き始める。これだけ広い宝の部屋だが、俺の歩みに迷いはない。なぜかと聞かれれば答えよう。
それは、俺が、魔力を感じ取ったからだ。
〈それ、ずるくないですか?目利きになってないですよね?〉
「そこは…ほら…とにかく、これはありだ。」
ところで、今更ではあるが、魔力とは何かと疑問に思っている人もいるだろう。なので説明しよう。
『魔力には大きく分けて3種類がある。
まず一つ目が、体の内部で作り出される魔力だ。これは、人や魔物が、基本的な魔法を使うときに使うものだ。人によって質や量が変わる。また、武器を作るときに練りこむことで武器を強くすることなども可能だ。ちなみに、この魔力の量は持続的な訓練で増やすことができる。
次に二つ目だが、これは精霊が生み出す魔力だ。この魔力は、精霊魔法など特殊な魔法を使うときに使われる。また、生き物の成長や、治癒能力を自動的に活性させる役割もある。なので、この世界では傷の治りや、成長が早かったりということがある。ちなみに、このような恩恵は、何故かは不明だが人間は受けにくいらしい。なので、植物などほどは、成長も促進されない。ちなみに、獣人はこの場合人間と恩恵の受けやすさは変わらないらしい。
最後だが、これが最も不明な部分が多い魔力だ。今、考えられている範囲では、この世界には、『カルディア』という別次元が存在し、そこにある魔力を稀に引き出せるということだけなのだ。本当に、『カルディア』が存在するのか、そしてそこの魔力はどのような条件下で使えるのかは一切不明である。』
と、ここまで説明しましたが…。すみません、セイバーの受け売りです…。
そして、今回俺が感じた魔力は、一つ目の魔力だ。