26幕目 ワンランク上の仕事
雨宮「よし、今回やる任務は、廃墟の探索だ、そして、サポート役に五十嵐君をつける、そして、探索してもらう、廃墟は、Y社の旧ホテルだ」
凌空「そこまでの運送はどうするんですか?」
雨宮「五十嵐君にやってもらうつもり」
夕夏「武器はどうするんですか?、何か出てきたら困るし」
雨宮「私は斧を持っていくよ、凌空はグロック17を、夕夏ちゃんは…」
夕夏「ならよく切れる包丁で!」
雨宮「まぁ、それならあるけど、では、しゅっぱつするよ!」
と、気前よくでたが、夕夏ちゃんが死なないかが心配だ、そんなことを言っている間に着いた。
凌空「ここが、Y社の旧ホテル…」
夕夏「いざとなったら凌空様をお守りします!」
雨宮「では、行くぞ」
と、入っていった途端、血の匂いがした、そして、人が現れた。
凌空「誰だ!」
雨宮「あいつ、自分たちを狙っている、凌空君、夕夏ちゃん、アレに出会ったら、捕まって、喰われるか、倒すかしかない」
夕夏「アヒャヒャ」
凌空「おい!、夕夏…」
と、ものすごい速度で夕夏ちゃんが突撃していって、そして、ゾンビをなぎ倒した。
夕夏「どう?、凌空さま、私、強いでしょう♡」
凌空「いや、一人でつっこむなよなぁ」
雨宮「こういう場では団体行動しないと、死んでしまうよ」
夕夏「はい、反省してます」
と、説教を挟んだのか、ゾンビに囲まれてた。
凌空「やっば、これ」
夕夏「こんな数、裁き切れない」
雨宮「二人とも、伏せといて」
と、二人ともは伏せた、そして、私は斧を振った、それで、奴らの頭を次々に飛ばした。
夕夏「すごいですね、先輩」
凌空「たすかった、ありがとう」
雨宮「お、おう、さあ、行くぞ」
私は褒められ慣れをしていない、そして、怪しい部屋にたどり着いた。
凌空「ここ、怪しいですね、ドアをけと…」
夕夏「何よ、これ」
夕夏ちゃんがドアを蹴飛ばした先には、生物兵器が眠っていた。
雨宮「凌空君、奴の頭に撃ってくれない?、出てきたところを私と夕夏ちゃんでたたく」
凌空「わかった、では、3…2…1…」
と、攻撃を受けた怪物は凌空に突進したが、夕夏ちゃんにとどめを刺された。
夕夏「私の凌空様に手出ししたら、死刑だよ♡」
なにか、怖い光景だが、生物兵器のサンプルを採取して、この施設から出た。
凌空「あの生き物は何だったのでしょうか?」
雨宮「多分、聴力がないのでしょう、その代わり、視力が強化されている個体かもね」
夕夏「血まみれだし、シャワーって施設内にあったかしら」
雨宮「あったはずだよ、着いたら風呂に行っておいで」
夕夏「それだったr、雨宮さんも一緒に入りましょうよ~」
雨宮「いいねぇ、それ、一緒に入ろー」
凌空「ハハハ…自分だけ会話においてかれている気がする…」
雨宮「ちなみに、男子湯と女子湯は壁一枚だけだから、それと露天風呂あるから、今回の任務について、話し合おうよ」
凌空「それだったら、自分も入りますが…」
雨宮「よし、部屋から下着と部屋着持ってこないと~」
それで、風呂に入ることになった。
夕夏「あの、先輩のランクってどこですかね?
雨宮「えーとねぇ、丙だった気がするのねー」
夕夏「それって、さっきの任務って…」
雨宮「うん、丙だね、基本的に中ランクの人間は丙ランクの任務は受けられないのだが、私引率だったらオッケーっていうのがあるんだよ」
夕夏「はい、そういえば、雨宮さん、腹筋、すごいですね…」
雨宮「あら、そこまで見られてたの、じつは、お米トレーニングしてるんだー、五十嵐君にドン引きされるけど」
夕夏「それ、やってみたいです」
雨宮「それだったら、うちに遊びにこない?」
夕夏「いいんですか?、ありがとうございます」
雨宮「そろそろのぼせそうだし、上がろうか」
凌空「聞いてたぞ、今の言葉、任務、楽しかったです!」
雨宮「そういえば、壁一枚だったわね」
で、出てきて、凌空と同じタイミングで上がった。
そして、指令室に言った途端、無線が来た、一君だった。
一「雨宮さん、もうそろそろ帰っていいでしょうか?」
雨宮「いいですよ、夜勤帯の人たちに任せます、お疲れさまでした、ちなみに腕輪の使い心地は?」
一「すごく聞こえてますよ、凌空の声がすごく聞こえます」
凌空「あはは、そんな近寄らないでよ」
夕夏「フフッ、いいでしょ、結婚しているから」
雨宮「あんなリア充はほっておいて、その腕輪、防水だから風呂に入っても浸水しないよ」
一「では、上がります、お疲れさまでした」
雨宮「おつかれー」
と、太一君が、こっちに来るから、お出迎えしないと、そして、一君、無線を切り忘れてる。
アンジェラ「今日はとても楽しかったね」
一「ああ、これ以上、ランクが上がったら、どんなものがでるのだろうかわからないな」
アンジェラ「きょう、一緒にねよ、そして、添い寝しよ」
一「ああ、そうだな」
雨宮「あ、そういえば、お米トレーニングやりたかったら、本社にきてねー」
一「明日行きますよ、明日」
雨宮「やったぁ、一緒にやろうね」
太一「ただいまー」
雨宮「おっと、太一君が返ってきた、では、添い寝してきてねー」
と、太一君が抱き着いてきた。
太一「今日楽しかった!、アンジェラちゃんがビンタでY社の人倒してたし、みんなとはなしをしたー」
雨宮「よかったね、で、うちに帰ろうか、夕夏ちゃんも家に行くらしいからね」
太一「やったー、で、なんの用なの?」
雨宮「ふふっ、それは秘密」
太一「えー、教えたっていいじゃん、雨宮おねぇちゃん」
と、やっぱり太一君はかわいいなぁ。




