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チェリー Sec―41

チェリー Sec―41


「任せて、あてはあるから!」

 「そうですか・・・・」

「それじゃもっと・・・・ね!」

 そのまま大河とあずさ、2人の昼下がりではなく昼飯前?の情事に、

若いエネルギーを思い切りぶつけ合った。


そして大河は、社用の携帯で今度の紅葉ツアー100名分の予約を、

季実子に連絡する。

「スイマセン、朝から飛び出して!」

「そうよ、何も言わずに・・・・こっちは大変なのだから!」

「何処で何サボっているの!? 早く戻って来なさい!」

 「あのう・・・それが、仕事で・・・」


 一瞬季実子は・・・・・状況が飲み込めていない! 何故どうして?

「何言ってるの! 貴方のお得意さんなんてあるの?」

 「でも・・・・紅葉ツアー96名、今予約取れました!」

「えっ! えっ・・・・それマジ!?」

 「はい、そのお客さんが早く来いと・・・・、で 取れました!」

「・・・・・・そう! それは・・・・ご苦労さん!」


 季実子もその先に出る言葉が見つからない!

いつのまに・・・・大河!

 そうか・・・・農協のおばさん達か・・・・

いいや、農協はそんなに人数はいない!

 なら・・・・いつの間にそんな上客を


 まさか・・・・・? 大河!

あの添乗員の話では、あずさと言う女性客の親は相当な金持ちで・・・・

 えっ・・・と言うことは、朝からそのあずさと言う娘の家に・・・、今いる?

だとすると、大河・・・・・昨夜は穂香で、今朝はあずさ?

そんな事出来る? おそらく穂香とは,穂香の強い要望で、

あずさは・・・大河自ら,大河の意志で・・・・

 嘘でしょ! 少し前まで女のおの字まで知らなかったチェリーボーイ!


 これから先の大きな波乱、恋の三角関係で大もめが・・・・

絶対に穂香は引かないだろうし・・・

 結子の話では あずさって言う女性もかなり個性的,

大胆過ぎる位の行動力! 

 想像するだけで季実子頭が痛い!


 大河が部屋を出て、駐車場に向かう姿を結子は、

川村のマンションで見かけた。

 あのナンバー・・・車は確かに大河の車だ!


結子と川村が、昨夜の愛の語らいの後ゆっくりくつろいで、

遅目の昼食を摂り、これから診療所の準備のために出向くその時、

大河があずさと共に降りて来た!

 明らかに朝から会っていた。


それも男女の愛を確かめ合って、その余韻に耽っている様が、

見て取れる。

あずさは部屋着で大河を見送る所だった!

それにしても、大河のあのような自信に満ちた、

顔を見るのは始めてだ。


 これは・・・・・、大河これから先が末恐ろしい!

美男子の、枕営業か・・・・・

今の時代こんな現象も起こり得るのだろう・・・・

 それにしても、結子は更なる驚きを・・・・

そう・・・・あずさと川村のマンションが同じとは・・・


 じっと大河の車に目線を送り続ける結子に・・・・

「どうしたんだい?」

 どうも川村は気づいていない様子だ。

 「ねぇ・・・・あの二人!?」

「うん・・・・・えっ! あれ・・・あの二人!?」

 「そうよ・・・こんな偶然あるのかしら?」


「これは・・・・この先気をつけないと、マズイ事に!?」

 「そうよ!」

 「幸い私たちが先に見つけて良かった!」

「そうだね!」

 「どうやら、大河相当あずさにホの字だから!」


「そうだな、十分注意しないと!」

「救いは我々の車は相手は知らない!」

 「そうね、 なら,車の乗り降り! エレベーターの乗り降り!」

「うん,充分注意しよう!」


 「あっ! 大河の車が出て行った!」

「あずささんは部屋に戻るわね!」

 「ねぇ・・・エレベーターは1機だけでしょ!」

「いいや! 反対側にもう1機ある!」


 「確かめましょう! あずさ さんの部屋!」

「どうやって?」

 「携帯あるでしょ!」

「うん!」

 それを確認して、二人は静かに車を出た。

「私、エレベーターの止まった階数確認する!」


「で・・・・、直ぐにメールする!」

 「そして,僕があずささんの後を追う!?」

頷きあった二人直ちに行動を起こした! 

 川村は小声で・・・・

「何だか探偵とか・・刑事になった気分だね!」

 「うん!」 と結子も笑い男こらえて頷く!


 結子は驚いた! 何とあずさは我々の1つ下の階だった!

 メールで、その事を伝える!

川村の返事も驚きを隠せない様子で・・・

“嘘・・・信じられない!”

 “そうでしょ!”

“いいや、これは仰天だ! マジ、俺らの真下だ!”

 “えっ・・・・・・え、嘘でしょ!”

“本当に驚きだ!”

 “そういう事は・・・・あの日・・・上と下で・・・・”

“そうなる・・・な!”

結子はその先の言葉が出ない!

 フリーズした!


CB&D・Cup  Cap-41 Fin    IKAROS


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