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亡国のレギオン  作者: 高井高雄
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救出 第1章 ミレニアム帝国

 みなさん、おはようございます、こんにちは、こんばんは、お疲れさまです。

 7月は意外と涼しかったですが(私の地域は)、これから本当の夏になります。みなさん、熱中症などから十分注意してください。

 

 ミレニアム帝国。

 建国以来、旧国に服従していた部族、種族を束ねた大国。

 ミレニアム帝国の暮らしはこの世界の国家に比べるとあまりにも苛酷なものであった。

 全帝国臣民の3分の1が家畜であり、3分の1が奴隷として扱われ、残りの3分の1によって支配されている。

 これが帝国の実態であり、これが将来のこの世界の姿でもある。

 ミレニアム帝国初代皇帝ルドルフ・フォン・ゲルリッツは国家目的にこう述べている。1つの国家、1つの民族による統一世界こそ、真の恒久平和を実現できる。と、

 その目的を成し遂げるため、着々とその門をくぐっている。だが、その道は大量の血で染められている。

 帝国に服従する国は、地位を与え、逆らった国には滅びを与え、その国に住まう人々は1人残らず奴隷にされる。

 だが、これは人であればの話だ。人でない他種は素直に服従したとしても奴隷になる。抵抗すれば家畜として扱われる。

 帝都ネオベルリンは100万の帝国臣民とそれを支える数倍の数の奴隷が住む巨大な都である。

 その中心に、皇宮が位置する。しかし、その皇宮はこの世界の皇宮とは大きく違う。どちらかと言うと近代後半と現代の軍事施設を融合させたようなもの。

 現代の日本人なら、函館の五稜郭が、1つの都市の規模になったようなものと考えれば良いかもしれない。

 皇居区内は現代人から見れば旧式の対空砲、榴弾砲、対戦車砲陣地が構築され、戦車やジェット戦闘機用の滑走路(現代)もある。

 皇帝がいる建物はどこかで見た事があるような作りである。

 そして、その建物に掲げられている国旗は現代人たちが見れば1発でわかる旗だ。

 ヨーロッパでは禁じられている忌まわしいシンボルマークだ。

 ハーケンクロイツ。

 日本では鍵十字と言う。

 ナチス・ドイツ第3帝国の国旗だ。

 そうこの帝国の支配者のもう1つの身分はドイツ第3帝国武装親衛隊SSミレニアム統合軍司令官ルドルフ・フォン・ゲルリッツ元帥である。

 その建物の地下には巨大な空洞がある。

 空洞の真ん中には青白く光る巨大な魔方陣がある。かつて古代文明が使っていたとされるものだ。

 ミレニアム帝国以前にこの地を支配していたパルティニア神聖帝国ですら、この魔方陣の謎を解くことができず、僅かにもれる魔力の残滓を利用するしかできなかったらしいのだが、その理由を知る者はもはや生きている者のなかにはいなかった。



「ハイル・ヒトラー」

 地下の出入口を警備している兵士が、空洞に入ろうとしている1人の男にナチス式の敬礼をした。

「ハイル・ヒトラー」

 男は答礼をすると空洞内に入った。

 男は魔方陣の中央で瞑想する1つの影の元に向かった。

「来たか、人の皇よ」

 影が声を出した、というより頭に直接響いたといったほうが正しいかもしれない。

「うむ」

 重くよく通る声が響く。男は影の前で立ち止まった。

ベールを被り、法衣に身を包んだその影は年齢や性別、容姿を窺うことはできない。

 ただその背には純白の翼があった。

 皇帝は影に簡潔に聞いた。

「ラペルリ連合王国侵攻軍が敗れた、お前はどう見る?」

 帝国軍とて最強無敵ではない。戦争は賭けと同じだ、負けることもあるし、勝つ時もあるが、この1件は不可解な事がある。なぜ、ラペルリ連合王国侵攻軍は蛮族どもに敗北したのか、それも、退却できないほどに壊滅したのか。

 リースヒェン将軍は無能ではない。1流の用兵家だ。元パルティニアの傍流貴族の出身ながら、このミレニアム帝国と皇帝である自分に忠誠を誓い様々な戦場で武勲を挙げた。

 だからこそ異民族ではあっても名誉臣民としてミレニアム貴族と同等の権利を与えていた。

「敗因はわかっている」

 影の感情のない声が響く。

「ほう・・・それは?」

 ルドルフは腕を組んで返答を待つ。

「レギオン・クーパー(異世界の軍勢)」

「レギオン・クーパーだと!」

 珍しくルドルフが驚いた。

 しかし、その反面彼は納得した。

 レギオン・クーパーが相手であれば2個竜騎士団まで組み入れた1個軍と一流の将軍が退却できない程に壊滅させられたのも当然の話だ。

「どうやら、我の同族が手を貸したようだ・・・よほどお主らのやりようが腹に据えかねたようだの」

 どうやら、嗤っているようだ。しかし、それは皇帝に向けたというより同族を嘲っているように見える。

「数100年前、自ら封じた術を解放するとは、浅はかよ・・・それ程追い詰められたとなれば我としても、痛快じゃがの」

「して、()のレギオン・クーパーは何処(いずこ)の軍隊だ?」

「二ホン・・・お主らより未来の時代から来た軍勢よ」

「二ホン・・・二ホンか・・・」

 かつての同盟国の名に皇帝の口元に皮肉な笑いが浮かぶ。

 あの大戦で手を組んだ、あくまでユーラシア大陸の東側を抑るために利用した島国だ、もっとも向こうもそのつもりであったろう。

 もし、かつての祖国が連合国に勝利していれば世界の覇権をめぐって争う事になったはずだ。

「面白い、かつてあの方がなしえなかった偉業、余が成して見せよう」

「しかし、少々厄介な事になるの、我の推測ではあれ程の強大な術を発動すれば、双方の世界で、時空の歪みが戻る際に別の歪みが生ずる・・・そこから異質なモノが紛れ込むやもしれぬからの・・・場合によってはお主らの祖国のある世界、滅ぶやもしれぬがよいのか?」

「かまわぬ」

 冷然と皇帝は言い放った。

「あの方の理想を否定する世界など滅びるがよい、あの方を指導者として選びながら、手の平を反した裏切り者どもも同様だ」

「裏切り者の・・・我もかつて同族にそう呼ばれた・・・」

 影はゆっくりと、ベールを取った。

 さすがの皇帝も初めて見るその素顔に驚きを隠せなかった。

 半分は若く美しい女性の顔、そして半分は醜く焼けただれていた。

「驚くか、これが我が同族に受けた仕打ちよ・・・我の望みは同族への復讐よ・・・、お主らが勝とうが彼の者らが勝とうがどちらでもよい、貴奴等が護ろうとするこの世界が破滅すればよい、それだけだ」



 皇帝官邸を出て、ルドルフは裏庭を散歩した。

 周囲には完全武装で警備しているSSの兵士がいる。

 上空から轟音が響き、ルドルフは音のする方に顔を向ける。

 2機のジェット戦闘機が飛行機雲を引きながら訓練飛行していた。

 訓練飛行しているのは第2次大戦時の機体ではない。現代の戦闘機だ。

 ドイツ連邦空軍ネオナチス派のパイロットたちである。

 戦闘機はおかしなことに、Su―27[フランカー]である。

 ルドルフはその機体を見て、微笑んだ。

 彼らはゆっくりと待っていた、あの世界に残り次代の兵士を育てた者、新たな地で理想の世界を創ろうとする者、そして、それが1つに集い、ついに時は満ちた。

(二ホンより来た軍勢よ。せいぜいこの世界の者たちと仲良くするのだな、そしてこの世界の者たちと共に滅ぶがいい)

 ルドルフは踵を返して、来た道を帰っていくのであった。

 彼は歩きながら小声でつぶやいた。

「真なる恒久平和のための戦争だ、我らが創る新世界の礎となるがよい」



 パイロットにとって、まったく空を飛ばない日が続くのはとても辛い。

 なぜなら、空を飛ぶ感覚を忘れてしまうからだ。軍隊のパイロットであれば、これはかなり致命的なものだ。

 しかし、パイロット全員が常に空を飛ぶわけではない。予算の都合もある。

 そのため、パイロットたちはコンピューターシュミレーションや格納庫で待機している航空機のコックピットに乗り込み、頭の中でシュミレーションして感覚を忘れないようにしている。

 空母[やまと]のパイロットたちも例外ではない。

 異世界に飛ばされてからは航空用燃料の節約のため、訓練飛行が行われていない。このため、[やまと]のパイロットたちは特にシュミレーションに力をいれている。

 しかし、今日は[やまと]の格納庫には整備員たちの姿はあるが、パイロットの姿はなかった。

 いや、1機のF/A-18Jのコックピット内に1人の女性自衛官がいた。

 彼女の名は北井(きたい)明里(あかり)3等空尉であった。

 しかし、彼女はシュミレーションしているわけではない。

「整備なんて、私たちに任せてくださればいいのに」

 空自のデジタル作業服を着た壮年の男が声をかけながら梯子を昇り、コックピット内を覗きながら言った。

「いえ、自分の半身みたいなものですから自分の機は自分で見ときたいんです。立花(たちばな)さん」

 北井が立花さんと呼んだ壮年の整備員は、彼女より上位者ではない。准空尉という3尉より1つ下の階級だ。

 准尉は軍であれば、士官でもなければ下士官でもないその中間で独立した階級である。

 士官は貴族がなる時代では、平民の名誉階級でもあった。

 米軍では、その特殊性から陸海空軍の犯罪捜査局(米軍のFBI)の捜査官になれる階級だ。これは士官でも下士官でもないから捜査に都合がいいのだ。

 北井が敬語を使うのも相手がベテランの自衛官であるからだ。

 手が疲れたこともあり、整備の手を止めて、顔を上げると、F/A-18Jを眺めている笠谷(かさや)(なお)(ゆき)2等空佐の姿があった。

「かさ・・・」

 北井が彼の名を呼ぼうとしたが、途中で止めた。

 笠谷の側に1人の少女がいたからだ。

 マレーニア女王国第2王女のアルシア・ヒール・アークライトである。

 笠谷に近づくもう1人の影である。

 少女ではあるが、とてつもない美貌なのだ。

 北井は内心、本当に15歳と、首を傾げ、焦りを感じていた。

 2人の会話は聞きとれないが、その光景を見ていると、何やら嫉妬感が湧いてくる。

 北井は大きくため息を吐いて、梯子に移動した。

「のうわっ!?」

 北井の予想もつかない行動に立花は梯子から下りる事ができず、そのまま、梯子から落ちてしまった。



 突然、整備員の声が響き、笠谷が振り返ると、尻餅をついた整備員とこちらに背を向けて走り出す北井の姿があった。

 まったく状況がつかめない笠谷は整備員に問う。

「どうした、何があった?」

 整備員は苦笑しながら答えた。

「どうしたんでしょうね・・・」



 乗組員たちが夕食を終えた頃、[やまと]の多目的室では、陸海空の上級指揮官、幕僚、各隊の司令、艦長、陸自の幕僚たちを集めての全体会議が開かれていた。

 会議に出席している幹部たちは不機嫌そうにさえ見える。マイクを手に、艦隊幕僚長の島村三郎1等海佐が前に立った。

「我が艦隊及び航空部隊、陸上部隊の今後についてです」

 この会議の目的は、異世界に飛ばされてから先が見えない状況をどうするか、検討することになっている。

 と言っても、自衛隊という組織はいわゆるお役所仕事的な側面があり、積極的に意見交換というのはなかなか無い。島村の話を聞きながら艦隊首席幕僚の佐藤(さとう)(しゅう)(いち)2等海佐は内心でため息をつく。

 そして、誰もが1番聞きたくない言葉を島村が口にする。

「率直に申し上げます。燃料の消費を極力減らす必要があります」

 腕を組んだ板垣(いたがき)(げん)()海将は静かに問うた。

「現状の、使用量のままだとどうなる?」

 島村が補給幕僚に向き、うなずくと、補給幕僚はファイルを片手に説明した。

「艦艇のガスタービン用燃料はしばらく大丈夫です。バルカン半島までの長距離航海を予定していましたので、補給艦[ましゅう]と[いなわしろ]には補給用の燃料が満載されています。航空用の燃料も同様です。しかし、これから無補給で進んだとして、大規模な使用がなかったとしても、もって5ヶ月。環太平洋(リム)合同(パッ)演習()等の戦闘航海を連続した場合は2ヶ月半も持ちません」

 はっきりと、言い切られて、全員が黙り込む。

「司令官はどうお考えでしょうか?」

 軍事組織である以上、まずは上位者から意見を聞くのが筋である。

「我々にできる事は限られている・・・と思っている」

 板垣は腕を組んだまま、淡々と語った。

「我々が組織としてこの世界で存在できるのは、ものすごい皮肉な事だが、保有する兵器によって守られているからだ。我々の武力を維持しているのが燃料であり弾薬だ。弾薬は戦闘以外使用しないし、今回の派遣ではインド洋で各国海軍との大規模な実弾射撃演習も予定されていたから演習用のものも加算されてかなりの量を保有している。しかし、燃料は違う。燃料は常に使用しなくてはならない・・・」

 現代の軍艦はレーダーシステムや乗員たちの日常生活を維持させていくには凄まじい電力を消費する。そういった電力を発電し、それを確保するために、燃料は消費されてしまうのだ。

 燃料はまったく使わないということができない。

「燃料が尽きれば、あらゆるハイテク兵器もただのゴミ同然だ。弾薬を持っていても用をなさなくなるものだって多い。つまり燃料がなくなれば、我々は力を失い、この世界の軍隊に簡単に駆逐される」

 板垣は腕を解き、出席者たちを見回した。

「よって、我々は最低でも5ヶ月以内に元の世界へ帰還する手段を見つけなくてはならない。それまで、可能な限り燃料の消費を抑えなくてはならない」

「・・・・・・」

 板垣はため息をつく。

「近代以降の戦争は資源の確保のために戦い、資源のために敗北している。無資源国は特にそれが顕著さ」

 そんなやりとりを佐藤はじっと黙考しながら聞いていた。

 そして、唐突にボヤキにも似た独り言をつぶやく。

「燃料の補給手段が見つかれば・・・どこかで石油が見つかれば、もしや」

 失笑が出席者たちの間に起こった。

「そもそも、石油そのものが、使用されていない世界で、その精製技術が構築されているとは思えないのだが」

 第2水上補給隊司令の(わか)(おか)1等海佐が言う。

「特に航空燃料は、さらにきめ細かい技術が必要です、ほんの少しの不純物の混入も許されないくらいくらいですからね」

 空母航空団第2部長の笠谷も突っ込んだ。

「そうですね・・・」

 佐藤もそれは理解しているので、引き下がるしかない。

 板垣は少しうなり声を上げながらつぶやいた。

「う~む、未来からきた青いタヌキ型ロボットがこの世界に来たら、なんの問題もなくなるんだがな」

「?青いタヌキ?」

 笠谷が首を傾げる。

 出席者たち全員の頭の中に?マークが出た。

 板垣はその雰囲気に気づき、軽く説明した。

「私の娘が好きでね。ほら、国民的アニメでポケットからなんでも便利な道具を出す・・・」

「「「猫です!」」」

 出席者全員から一斉に突っ込まれた。

「えっ?ネコ?」

「はい。あれは猫型ロボットです。ネズミに耳をかじられて、あんなふうになったんです」

 佐藤が簡単に説明した。

「そのアニメの話はおいておくとして、1つ思い出した事があるのですが」

 佐藤は先日の、休暇返上で行った視察の事を思い出した。

「この世界では魔術以外に錬金術というものがあるそうです」

「それもアニメですね」

 いつからオタクモードになったんだ、と笠谷は思った。

「先日、[あさひ]の来島3佐と視察に行ったと話したでしょう」

「・・・・・・」

「その錬金術ですが、原料となる物質があれば、そこから様々な物質を精製することが可能とか・・・もし石油さえあれば・・・」

「やっぱりアニメですね」

「実は私もそう思いました」

 そう答えながら、来島3佐が視察の後で自分の我が儘に付き合わせた事を詫びながら、考えの整理がついたら1番に報告を提出すると約束をしてくれた。

 多分何か思うことがあるのだろう。

 一介の砲雷長ながら、来島の作戦立案能力は一流だ、佐藤としても尊敬はしても、敵としては相対したくない相手ではある・・・勝てる気がしないのだ。



 会談が別の方向に飛んでいきそうになったところで、意外なところから軌道修正が入った。

「問題は燃料だけではない」

 迷彩服を着た、温厚な大学教授の雰囲気の陸自(陸上自衛隊)の最高指揮官である神谷(かみや)(あつし)陸将だ。

 神谷は幕僚の第4部長(補給担当)と第1支援群群長の木澤(きざわ)美代(みよ)1等陸佐の2人と顔を見合わせた。

「皆さん、お忘れのようですが、もっと重要な死活問題があります」

 木澤が言った。

「それは?」

 佐藤の問いに木澤は呆れたように言った。

「お米です」

 海自(海上自衛隊)と空自(航空自衛隊)の出席者たちは顔を見合わせた。

 神谷がその意味を答えた。

「私が防衛駐在官として海外赴任していたころ、長く外国の料理を口にしていると無性に米がほしくなる。あれは辛かった」

「確かに」

 板垣もうなずく。

 彼も防衛駐在官の経験があり、神谷たちが指摘した事は理解できる。

 日本人は生まれてからずっとお米を口にしている。それが食べられなくなるという事が、どれほどの死活問題か、言うまでもないだろう。

 場の空気がぐっと重くなる。

「その場しのぎですが、金曜カレーのようにお米の曜日を作りますか?」

 佐藤が案を出した。

「それしかないな・・・」

 板垣は重い口を開いた。


 救出第1章を読んでいただき、ありがとうございます。

 誤字脱字があったと思いますが、ご了承ください。

 次回もよろしくお願いします。

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