プロローグ
ちなみに、作品タイトル『BuSvic;Vobamtio』(読み→バスヴィック;ボバムティオ)ですが、アイルランド語の単語をつなぎ合わせた皆麻による造語です。
;から左は「知恵」や「裏切り」を意味する単語から。右は「願望」や「未来」の単語から字をもらっています。「;」は本来「終止符」や「,」「.」の両方を意味する約語のため、これらの単語には「いつまでも続くのか終わりが待っているのか」といった意味合いでつけたタイトルとなります。
「自分は、他の人とは違う」という自覚はあっても、その理由がわからなかった。
この穏やかな日常が続いてほしいと無意識の内に願っていたのか、「知恵」を司る神だという自分にとっては、何とも滑稽な状態だ。
そして、自分の「居場所」と思っていた世界も偽りのモノだと知り、見識は広がっても衝撃は消えない。
何とか本来の「居場所」へ飛び出せても、本当にそれでよかったのかと疑問に感じたりもした。
本当の「居場所」に戻って時が立ち、全てが焼き尽くされた世界にいて思った事がある。それは、自分が何者かを悟った時、全てを知りうる事はいわば、諸刃の剣だという事。
他人の役にも立てるし、利用される事もある。
人ならず神すらの死も目の当たりにする。父なる大地が震え、泣き叫ぶのも解る。
自分にはなす術がない事も――――――
ただ、私が生きてきた中では「偽りの世界」であろうとも、そこで得られたものが何よりも楽しくて満足だった事は忘れないだろう。
多くの神々が、「偽りの世界」ミッドヴェルガに集っていたという摩訶不思議な事実と共に――――――――
いかがでしたか!
始まったばかりなんで、とりあえず今は「感想お待ちしてます」の一言のみで。笑




