#38読書感想「ぼくはこんなふうに本を読んできた」(池上彰)
本の題名:「ぼくはこんなふうに本を読んできた」
著者:池上彰
出版社:SB新書
ジャンル:本を読むメリット・幅広い知識
最初はエッセイ本かな? と思ったのですが、エッセイ本というよりも現代史や現代社会、あと本の紹介のような感じでした。
もちろん池上彰さんの過去のエピソードについても面白い話がたくさんあるのですが(殺人事件を追いかける記者だった時の話や、NHKのこどもニュースのお父さん役に任命された理由とか)、それ以上にいろんな事が書いてあって本のページをめくるのが楽しかったです。
トライバリズムという政治的部族主義という言葉を始めて聞きました。個々の人々の差異をもとに世界が分断されていて、それを助長しているのがSNSなどのメディアだというような内容だったと思います(うろ覚え! 読了したのが昨日の深夜で、昨日書いたメモをもとに感想を書いているのが翌日の今日という……すみません)。
いろいろな話(世界、特にアメリカと、日本)が聞けて楽しいですが、最近の世界の動向に不安にもなりました。
あと本を出版社に出版してもらっている人で、教養について言及している人は、なんかギリシャ哲学を好きな人が多いなあと思います。
ギリシャ哲学。
というか哲学を好きな人が多いイメージがあります。
理科系の基礎知識をいつか時間があまったら身に着けたいなと思っているのですが、ギリシャ哲学とかも気になる……(でも韓国語も勉強したいし、英語も今以上に勉強したいし……。時間を有効活用できてない……優先順位をつけなくては……)。
この本は、池上彰さんだけでなく、池上彰さんの知っている人々についても言及されるのですが、それを読むとなんだか楽しくなりました。『係数』という言葉を、数学についてではない文脈でたとえで使っていた永田和宏さんの短い言葉とかを見ると、なんかかっこいいなと思いました。
また、それとは関係ないですが私はアメリカのことを、シリコンバレー、ニューヨーク、ロサンゼルス、カリフォルニア……みたいな大都会と思っていたのですが、――なんと!
トランプ支持層が多い『ラストベルト』というかつて自動車産業がさかんだった場所について知って、あ、アメリカってITと映画と3DアニメーションとなんかすごいAIのある大都会の超大国ってだけじゃないんだな……ふつうに田舎とか、当たり前だけどあるんだな……そりゃそうか……知ってたけど……でも実感として分かったのは今が初めてかも……。
そっか、そういえば日本よりも格差社会だって聞いたことがよくあったな、……などと思いました。
なんか、ハーバード大学があるITのすごいAIがある大国で大都会、というのは一面的な見方だったのかなと思いました(その知識も間違ってはないけど)。
本をたくさん読むメリットについても書かれていて、私も本をさらに読もう、読書習慣を継続するぞ~! と思うような本でした。




