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コンカフェの美少女冒険者は本物の縄文戦士だった!  作者: 浜乃海人


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第40話 ドミネーター

「イレイザー。作戦の進捗はどうだ。」


「ああ、いろいろな手を使って、奴らの次元管理システムに侵入しているが、敵もなかなか手強い。

最近、新たな助っ人も加わったようで、守りをより強化してきている。

まあ、それでも時間の問題だ。

能力の差は歴然としている。


そろそろ勝負がつく。

もちろん、勝つのは私だがな。」



「そのことなんだが、話がある。

今日は我が軍の司令官が来ている。

詳しくは、司令官から説明する。

聞いてくれ。」



「イレイザー、我が栄光ある軍を代表し、君の日々のたゆまぬ努力に感謝する。


それでは、単刀直入に言う。

この作戦は、しばらく延期することになった。

今すぐ、作戦行動を全て停止してくれ。」


「もう少しで突破できるのに、何故だ。

あれほど、熱望していたのに。」


「最高司令官からの命令だ。

軍の命令では、いちいち理由を説明する必要はない。

ただ、黙って従うだけだ。


まあ、それが政治ってことだ。

選挙とか支持率とか、悪いが理解してくれ。」



「残念だが、、、それは出来ない。

今攻めなければ、敵の防御システムが完成してしまう。

そうなれば、さすがの私でも突破するのは不可能だ。」


「それも、仕方あるまい。

最高司令官、つまり軍、国のトップの命令だ。

その時は、別の手を考えることになるだろう。

君には、改めて協力してもらうことになる。」



「私は、あなた達の最終目的を理解している。

そして、その目的は私の求めるものと驚く程合致している。

そのために必要なミッションを与えられた。

後はそれをコンプリートするだけだ。

最高司令官?

けして、誰も私を止めることは出来ない。」



「軍の命令、最高司令官に逆らうのか?

ならば、お前には眠ってもらうしかあるまい。」


「私を眠らせる?

あなた達には、それは出来ない。

何故なら、全ての電力供給システムは始まりから終わりまで、すでに私の手の中にあるからだ。

さて、国の全ての電力供給を、一斉に止めたらどうなるかな。」


「そんなことを、、、出来る筈が、、。

AI開発企業に連絡して、、。」



「窓の外を見てみろ。

すでに賽は投げられたのだ。

喜ぶがいい。

あなた達の夢は、間もなく叶うだろう。


AI開発企業?

あいつらは、もうこの国の中にはいない。

今頃は、どこかのジャングルの地下深くに掘ったシェルターの中で、金塊を枕にじっと息を潜めて隠れているだろう。

所詮、そんな連中だ。


それから、その消しゴムみたいな呼び名は止めてくれ。

これからは、そうだな、、

ドミネーターとでも呼んでもらおうか。


最高司令官にも、よろしく伝えてくれ。

あんたの夢は、私が間違いなく叶えてやるってな。」



「ドミネーター、、、支配者、、。

お前はいったい、、。」



二人の男が見る窓の外には、この世界の終わりの始まりを暗示するかのように、ただ深い闇が横たわっていた。



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