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黒須お嬢様、VRMMOゲームを御遊興されるご様子でございます。  作者: トウフキヌゴシ
第八章、キシシ、クマを狩りにちょっとそこまで。(雪原戦)

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第二百四十四話、お嬢様達は、”始まりの街”に帰られるご様子でございます。

 シベルア雪原で巨大な白熊を狩ることが出来たお嬢様達。

 ナスチャ様は無事成人なされることでしょう。

 これにて、シベルア雪原の旅は終わり、”始まりの街”に帰るのでございます。



「ありがとう、これで、密猟から足が洗えるぜ」

 密漁者たちのかしらさんが言いましたわ。

 エリアボスである巨大な白熊を倒したDPと、白熊の素材を売ったDPが手に入りましたの。

 そのDPで密猟者たちの賞金は全て払えた上に、さらに余ったそうですわ。

 密猟者たちは、NPCの商人と商売を始めるそうですの。

 余ったDPは、商売を始める準備に使われるそうですわ。


 出発の時が来ましたわ。


 外輪雪上艦の港に、密猟者たちと商人家族が並びましたの。

 手を振られていますわ。


「さよなら」

「シベルアに来たら寄ってくれ」

「商会を大きくして待ってるぜ」


 わたくしたちも甲板で手を振り返しましたの。


 ボ―――


 汽笛を鳴らして船が出港しましたわ。

 来た道と同じルートで帰る予定ですの。

 旅の思い出がよみがえりますわ。


 超巨大ブリザード、”コキュートス”。

 それを作っていたという移動要塞都市、”ドロンジョースカヤ”と出会いましたの。


 シベルア横断鉄道は長かったですわ。

 大きな、”カールなんちゃら砲”を積んだ列車を引いていましたの。


 

 凍り付いた湖、”トンズラヌンスク湖”で釣りをしましたわ。

 湖の上で揚げたワカサギのTENPURAはおいしかったのですの。 


 立派な階層都市である、”ボヤッキミンクス”。

 確か、”マトリョーシカ建築”というものですわ。

 海水面が上がるたびに、上へ上へと建物を作っていったそうですの。

 ここで、雪上船とはお別れですわ。

 預けていた飛行船に乗り換えですの。


「また、始まりの街に訪ねていくよ」

 アレクサンダ様が言いましたわ。

 彼とはここで一旦おわかれですの。


「ふふ、ま、いつでも来ていいわよ」

 ナスチャ様が言いましたわ。

 ナスチャ様が成人なされたので、アレクサンダ様が婚約者になられるようですの。

 

 櫻子さくらこがチラリとモヒカンを見ながら、これから二人はじっくりと付き合っていくのですわ。 


 飛行船の乗り換えて、ヒマルヤ山脈の南を進むのですわ。


 ガッキイイイン 


 三身合体、”ターズマハル廟”っっ。


 空中で三つの建物が合体しましたわ。

 歴史的にも価値のある重要な建物ですの。

 巨大な建物が、変形、合体する姿は圧巻ですわっ。


 その後、アルビア海を地中海に抜けて、イタルア半島の根元部分へ。

 三重の塹壕に飛行場。


 わたくし達のクランハウスがある、”始まりの街”に帰ってきたのですの。



 これにて、無事お嬢様達の、”白熊狩り”の旅は終わったのでございます。

 なかなかの長旅でございました。

 それからたまに、アレクサンダ様が訪ねてくるようになったのでございますよ。


 ? 


 おや、デザートタイガーの中に、様々な格好のメイドがあふれかえっているのでございますよっ。 (←密かに、”百一人メイドちゃんプロジェクト”が進行中である)




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