(トビラ)
第九章 王座を目指す、この星の邪悪一位と二位 (episode41-46)
前回までのあらすじ:
ポートフィレムを襲い、市民の虐殺を企てたゴア、大賢者マーリーンの略取を企てたソウィユノを倒したノヴェル達。
戦争の影で暗躍していたメイヘムを倒す一方、大英雄アリシアの行ったマーリーンの神への転生が、妹のリンの神格の競合を引き起こしたことで二人の半神は消滅の危機に瀕する。
勇者の力を司るヴォイドの神の転生を目論むファンゲリヲンがパルマに迫る中、パルマの総力を挙げたサポートでこの危機を脱する。
一方、ファンゲリヲンに搦手にとられたノヴェルはジャックたちから離反し、勇者の指導者・スティグマをスパイするために勇者のアジトを目指した。
ジャックとミラはそれぞれ仇敵と刺し違える覚悟で皇室と決別し、ノヴェルを追ってブリタ国ロンディアを目指す途中、ジャックは最後の勇者ホワイトローズの正体と、その因縁を明かす。
旅の中でファンゲリヲンとノヴェルは互いにそれぞれ少しずつ変化し、ノヴェルは勇者たちを理解しつつあったが、ファンゲリヲンの作戦は突然却下され、ジャックの仇敵で最後の勇者・ホワイトローズによって暗殺されてしまう。
死に際のファンゲリヲンが託した勇者の目的、魔力とは何か? 勇者の黒い力と、ヴォイドとの関係は?
それはかつて、セブンスシグマが身を賭してノヴェルの友人に伝えた「勇者の存在意義」とも一致した。
ホムンクルスの少女インターフェイスを加え、ノヴェルたちはそれぞれ新たな決意を胸にロンディアで勇者との戦いに挑む。
九章あらすじ:
ノヴェルたちはノートンと合流し、ロンディアでのジャックの人脈を頼ってスティグマの対策を練る。
スティグマはブリタ女王に接触し、女王を通じて圧力をかけていた。
水面下での攻防が一進一退する中、ついにスティグマの次の狙いを発見する。
ブリタ女王はスティグマを切って、対勇者の最終兵器の使用を決定する。
スティグマの狙いを巡ってぶつかり合うホワイトローズとノヴェルたち。
彼らは、遂にスティグマを倒す方法を発見した。
最後に立っている者は誰か。