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人間不信のチート無双(仮)  作者: 如月亞魏兎
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10/22

1-10(前編)

今回は夢回想です。ですが、説明なかんじです。ごめんなさい。二回に渡って投稿します

ジリリリリリリリリィィィィ・・・・・・バシィッ!


「もう朝か・・・準備するか。」


今は6時20分。俺はこれから3年間通うこととなる公立誓霊学院高校せいりょうがくいんこうこうの入学式だ。中学2年の時に、俺の両親は愛の逃避行とかかした置手紙と俺名義の貯金通帳(600万程度)が置いてあった。他人と関わるのは嫌なのだが流石に中卒だと雇ってくれる企業がほとんどないから、高校には通うことにした。企業も他人と関わるんだけどな。


「・・・・・・いくか。」


準備を終え、することのなくなった俺は約束の場所へ行く。とは言ってもこれから向かうのは幼馴染みの家だ。10分後幼馴染みの家の前に着き、家の前で待つ。すると間もなく玄関が開き、出てきたのは女の子———詩音だ。彼女は幼稚園からの幼馴染みでかれこれずっと一緒にいる。だが、決して彼女ではない。・・・・・・ゴホンっ、話を戻そう。

情けない話だが、詩音は俺の拠り所だ。昔から俺は何かとイジメられた。小学生の時、人見知りであまり交友関係が少なかった。しかし、学年が上がるにつれ、周りの女子達は俺がかっこいいと言って、もてはやしていた。それが気に食わない同級生や上級生らは、陰湿な嫌がらせを始めた。その時は気にしないようにしていた。だが、さらにヒートアップしていき暴力を受けるようになった。教師にバレないように服で隠れる場所を殴られ、蹴られ続けた。先生に言っても、その場逃れ凌ぎにしかならなかった。友達だと思っていた奴らも知らん顔をしている中、詩音はおれを慰めてくれた。そして、今までは女子と一緒にいた詩音は俺と一緒にいるようになった。それからも嫌がらせは続いたが、直接的なものは無くなった。

小学校を卒業し、中学に上がりイジメは無くなった。新しい友達作りに必死なんだろう。人見知りだった俺も時間を掛けて少ないながらも男女共に友達を作った。部活にも入り楽しい時間を過ごし、恋バナもするようになった。ある日、俺はとある女子が可愛いと思うと言ったのだが、次の日お節介焼きの女子が『好き』と勘違いをして、告白の場を作り上げ、ギャラリーもおり、告白せざるを得ない空気だった。意を決して告白をした。しかし、相手はもう付き合っていて付き合えないという趣旨を言ってフラれた。これには、お節介焼きの女子も知らなかったらしく、驚いていた。俺は男子から『フラれた無様な奴』と、女子の彼氏からは因縁をつけられるようになった。・・・お節介の女子は笑いながらもあやまりはしなかった。この時に最初の芽がで始めた。

時がたち、部活の女子との恋バナでとある女子に好意を抱いている男子をしつこく聞かれ、誰にも話さない条件で言ってしまったことが発端となった。つぎの日には、学年全体に広がっていた。その男子からは糾弾され、『嘘つき』のレッテルを貼られた。これが止めとなった。俺はもう他人を信用出来なくなった。そんな中、両親が消えた。精神的にも不安定な時に男子からの精神攻撃が始まった。そして、俺は徐々にストレスを溜め込み、信用出来なくなり、他人を嫌いになり・・・・・・そして人間全体が嫌いになった。自分を苦しめる他人が嫌いだ。それから、俺は誰とも関わることはなくなった。しかし、詩音は違かった。俺の事に親身になってくれる詩音。だから、詩音だけは信用した。高校受験で合格し、そして人間嫌いになった俺は中学を卒業した。

意外な事に詩音も同じ高校だと春休みに知り、今に至る。



次回から冒頭の続きとします。泰人との絡み編です。

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