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怪異撃滅クラブ  作者: 秋野てくと
第六章「死と生が交わる禁断の地『かだす島』」
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休載分の穴埋め②

※今日も今日とて、休載です。

 穴埋めとして、聖良せらさんに嘘をついてもらいます。



「って、アタシぃ!?

 どうして、嘘なんか吐かないといけないのよぉ!」


「セラ、期待してる……かも」


「一発、ブッ撃滅ディセクトしてやるでゴザル!」


「セラ先輩、お願いしまーす!」


「え、えぇ……もう、仕方ないわねェ」


こほん、とセラは咳払いをした。



「あ、あのさァ……知ってるぅ?

 リンフォンって、

 熊、

 鷹、

 魚、

 の三形態に変形するパズルよね?


 実は、各形態の頭文字がさァ――

 RINFONEの文字に、対応してンのよ。


 各形態を、フランス語に訳してみなさい。


 熊⇒Oursウルス

 鷹⇒Fauconフォコン

 ああ、魚はPoissonポワッソンだけど、

 これは魚じゃなくてワカサギ。

 ワカサギEperlanエペルランよ。


 RIN『F』『O』N『E』


 これで、三形態。

 残るRとIとNとNに対応する四つの形態がある――

 と、推理できるわっ!」



セラが言うと、ヨミは片目を隠して言った。


「RINFONEは入れ替えると、

 INFERNO。つまり、イタリア語。

 各形態がフランス語なわけない……かも」


「フランス語の地獄はEnferアンフェルでゴザル!」



怪異模倣案件モキュメント――

撃滅完了ディセクト



瞬殺だった。


「ぶっつけにしては頑張ったでしょうがっ!

 つーか、嘘を言えってフリで嘘言ってもバレるでしょ!

 玄野くろのミコネ、アンタも何とか言って!

 先輩を助けてぇーーー!」


「ええと、その……セラ先輩」


「なによ?」



「リンフォンって、何ですか?」



「え…………?

 あっ、そこからなの……。

 アンタ、一応はオカルト好きでしょ……?」


「はい。でも、聞いたことなくて」



「ええと、ね。これはインターネットで広まったウワサなんだけど。リンフォンっていう正二十面体のパズルがあってさァ。こいつが、熊に変形したり、鷹に変形したり、魚に変形したりして……そんなことしてると所有者が悪夢を見たり、「彼方」からイタズラ電話がかかってきたり、アナグラム好きの彼女がパズルの名前を並べ替えて、リンフォンを並び替えたらインフェルノ(濃縮された極小サイズの地獄)になるっていう………アンタ、本当に聞いたことないの?」



「それって、エミロムじゃないんですかッ!?」


「だーかーらーっ、エミロムの元がリンフォンなの!」


「そ……そうだったんだッ!!!」




(知らない方は、ネットで調べてみてくださいね)

(※次回からは本編に戻ります!)

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