休載分の穴埋め②
※今日も今日とて、休載です。
穴埋めとして、聖良さんに嘘をついてもらいます。
「って、アタシぃ!?
どうして、嘘なんか吐かないといけないのよぉ!」
「セラ、期待してる……かも」
「一発、ブッ撃滅してやるでゴザル!」
「セラ先輩、お願いしまーす!」
「え、えぇ……もう、仕方ないわねェ」
こほん、とセラは咳払いをした。
「あ、あのさァ……知ってるぅ?
リンフォンって、
熊、
鷹、
魚、
の三形態に変形するパズルよね?
実は、各形態の頭文字がさァ――
RINFONEの文字に、対応してンのよ。
各形態を、フランス語に訳してみなさい。
熊⇒Ours
鷹⇒Faucon
ああ、魚はPoissonだけど、
これは魚じゃなくてワカサギ。
鰙⇒Eperlanよ。
RIN『F』『O』N『E』
これで、三形態。
残るRとIとNとNに対応する四つの形態がある――
と、推理できるわっ!」
セラが言うと、ヨミは片目を隠して言った。
「RINFONEは入れ替えると、
INFERNO。つまり、イタリア語。
各形態がフランス語なわけない……かも」
「フランス語の地獄はEnferでゴザル!」
怪異模倣案件――
撃滅完了。
瞬殺だった。
「ぶっつけにしては頑張ったでしょうがっ!
つーか、嘘を言えってフリで嘘言ってもバレるでしょ!
玄野ミコネ、アンタも何とか言って!
先輩を助けてぇーーー!」
「ええと、その……セラ先輩」
「なによ?」
「リンフォンって、何ですか?」
「え…………?
あっ、そこからなの……。
アンタ、一応はオカルト好きでしょ……?」
「はい。でも、聞いたことなくて」
「ええと、ね。これはインターネットで広まったウワサなんだけど。リンフォンっていう正二十面体のパズルがあってさァ。こいつが、熊に変形したり、鷹に変形したり、魚に変形したりして……そんなことしてると所有者が悪夢を見たり、「彼方」からイタズラ電話がかかってきたり、アナグラム好きの彼女がパズルの名前を並べ替えて、リンフォンを並び替えたらインフェルノ(濃縮された極小サイズの地獄)になるっていう………アンタ、本当に聞いたことないの?」
「それって、エミロムじゃないんですかッ!?」
「だーかーらーっ、エミロムの元がリンフォンなの!」
「そ……そうだったんだッ!!!」
(知らない方は、ネットで調べてみてくださいね)
(※次回からは本編に戻ります!)




