第三十一話 アヌンナキの物語(後)
アヌンナキは人類に各国を与えた。ある日、ある国の人類のリーダーがアヌンナキに面会を試みた。アヌンナキはここではポセイドンと名乗った。身の丈4m、大きな台座に座っていた。
「どうした?」
リーダーはもじもじして中々話さない。「どうした?遠慮せず話せ」
「じ、実は・・・・」
云うことに独立したいのだと云う。
「独立?」
我々の国が欲しい。いや、ポセイドンはそのまま君臨して結構だと云う。しかし、国の管理を任せて欲しいと云うのである。
「なんだと?」
「いかがですか?」
「この国を作ったのは誰か?ーーーー!!!!」
怒号と共に威圧した。
「待ってください。何も寄越せと云うことでありません。まとめをさせて欲しいと」
「ならん!」
リーダーはトボトボと帰っていった。
「どうでした?」国民達が聞いた。「ダメだ。お前達の自由にはさせないと」
「何だって?!この国は我々労働者が築き上げたものだ。許さぬとは独裁も良いところだ」
国中にこのことは広まり若者を中心に「ポセイドン神殿を潰せ!」となった。我々は奴隷ではない!自由を!をスローガンに立ち上がった。
燃やせーーーー!!神殿を!
ポセイドンは慌てた。反逆だ!ポセイドンはたまらず宇宙船に逃げた。
この反逆は瞬く間に世界中に広まった。その土地の神と呼ばれたアヌンナキ達は退散した。
人類が叛逆を始めた。どうする?
ある聡明な博士が「彼らのDNAの中には我らの遺伝子も含まれている。火星のことを見なさい」
この頃には火星で何があったか?調べ上げられていた。地下に仲間が息絶え絶え住んでいることも。仲間同士が争う。殺し合う。我らと同じだ。いや、まだマシだ。彼らは自由のために奮起した。何か我らと違うところがある。彼らより我らの方が残虐だな」
そんなことを云っても彼らは危険分子だ。このままには捨て置かない。
オリオンを使おう。
オリオンの力で壊滅させようと云うのである。
呪いの力だ。大災害を起こす。そして人類を絶滅させよう。博士は止めた。「もったいない。彼らには未来が」誰も聞いていなかった。
そして発動した。オリオンの力は凄まじかった。
ぐっおおおおおおおおおおおおーーー
凄まじいエネルギー派が地球を襲った。「見ろ、星が崩れていく」皆殺しだ。
ある国は海中に沈み、ある国は森の中から、海岸から人だけ消えた。人類は滅んだ。
「これでよかったんだ。博士」「・・・・」
ゴン!
「何だ?何かぶつかったか?」
あっれは?!
それは巨大な阿修羅だった。
「キサマラ、ナニヲスキカッテヤッテイル?」
な、なんだあれは?!
阿修羅は宇宙船を破壊し始めた。
どこから来た?
アヌンナキも反撃した。撃てーーー!撃てーーー!
どーーん、どー〜ーん!!阿修羅には効かない。数十発撃ってやっと剥がれた。
逃げろ!アヌンナキは逃げた。多大な損害を受けた。
「あれはなんだ?」「あの星を攻撃したことに怒ったようです」「あの星の生物か?しかしここは宇宙空間だぞ」
追っては来ないようだ。しかし、あんなものが居ようとは。2度と近づくのはよそう。「火星に逃げるか?」「いや、彼らも必死に生きている。争いの種になるだけだ」
では?
また放浪の旅だ。
人類は絶滅などしていなかった。生き残ったものが多々いた。文字を持たなかった彼らは絵画に、ヒエログラフに残した。ヒエログラフのアヌンナキの部分はまだ翻訳されていない。または間違っている。唯一は絵画に残された。しかし、後年の人類達には摩訶不思議なものとして今も解明されていない。
人類はアヌンナキのDNAが入っているが、それだけではない、他にも何か入っているようだ、それこそ婆稚が加えたもんかもしれない。




