天使な姉ちゃん
今回は家の話ですよ〜
「そーちゃん…振られちゃったのね、可哀想に…」
家に帰ってすぐに僕は姉ちゃんから詳しく聞き出された。
事の顛末を話すと姉ちゃんがシクシク泣き始めた。
「姉ちゃん?僕もう気にしてないからそんなに泣かないでよ…」
「でもそーちゃんその子のこと好きなんでしょ?」
「うーん、多分今は好きじゃないよ?」
「本当?」
「うん…多分」
「じゃあお姉ちゃんのこと好き?」
「それはもちろん!って…どさくさに紛れて何言わせるの姉ちゃん!?」
最初の方真面目に話してるから、ノリで返事してたらとんでもないこと聞かれたよ!
いやね?姉ちゃんのこと嫌いじゃないんだけどね?
多分いつも通りのことをこの後してくるな…
「んーー//そーちゃん!!お姉ちゃんも大好きよ〜!!」(ムニュムニュ)
「だぁー!姉ちゃん当たってるよ!」
「違うよそーちゃん!」
「何が違うの?」
「当たってるんじゃなくて…
…当ててるんだよ!!(ドヤァ!)」
「実の弟にそんな事ドヤ顔で言わないでよ!」
ね?姉ちゃんの胸結構デカイから羨ましいとか言う奴いるけどさこの後が怖いんだよ!
真夜姉ちゃんが怖いんじゃなくて…天音のやつが…
ピンポーン〜♪♪♪
「はっ!誰だろ〜?お姉ちゃん出てみるね〜」
「あっ!姉ちゃん出ない方が…」
「誰ですかー?!」
そう言うと同時に姉ちゃんがドアを開けた。
「…こんにちは…」
そしてそこにいたのは…天音だった!
いつも姉ちゃんとアレやった後必ず天音が来るんだよな〜。
タイミングが良すぎる…まさかあいつ見てるのか?!
「大丈夫だよ真空、私は見てないから。」
「なんで僕の考えてる事が分かるんだよ!
…てか天音どうしたんだ?なんか不機嫌じゃない?」
「別に不機嫌じゃないわよ?」(ピキッ…)
「いや、だって額に筋浮かべてるじゃん…」
「…ふん!」
バコッ!何故か僕は殴られた。
何故だろうか?僕は本当のことを言ったまでだ。
ここまでもいつも通りの展開だ。
そして僕はこの後、
「姉ちゃん…天音に殴られたよ〜!」
「よしよし♪お姉ちゃんが慰めてあげる♪」
「真空〜!あんたシスコンでしょう!!」
「違うよ!小さい頃からいじめられたりしたらこうしてるだけだよ!」
ねえ?僕はシスコンじゃないよね?
瑠音「…あのー私の出番は?」←メインヒロイン
またまたメインヒロイン出てませんね!( ^ω^ )
次は学校のことになると思いますので出てきますよー^_^
とか言って出なかったり…
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