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第3話

初めての投稿なので大目に見てもらうと幸いです

自らを神と呼ぶ嵐のような人との会話を終わり、

(まぁあれのことは置いとくとして、腹ごしらえも終えたし…あっ肝心なやつ忘れてた!)

直人がいう肝心なやつとは家のこと。

(う~ん、家を作らなきゃならないなぁ…)

うんうん考えていると、閃いた。

(簡単なやつがいいけどさすがに黄○伝説のよ○こみたいなボロ屋は作りたくないしなぁ…あっなら洞窟を使うのはどうだろう)

思い立ったら吉日という言葉のようにすぐに行動に移した、

「まずは…あ、身を守るのにサバイバルナイフ一本じゃあなぁ、探してみるか」

とサイトの<ミリタリー>というところから探していると、まず身を守るのに必要なのは銃、というとこに落ち着き、クルクルと画面をスクロールしていると色々なことが分かった。

銃には種類があって主に拳銃、小銃、短機関銃、機関銃、ショットガン、狙撃銃という大まかな七種類に分かれるようだ。

そしてそれぞれに射程というのがあって拳銃が一番短く狙撃銃が一番長いらしい。

(まぁ銃ってことは金属の塊だろ、ということは…軽そうな拳銃がいいかな)

そう考え拳銃のページを見てみるとずらっと様々な拳銃が載せられていて、中には…

(うわぁ、自衛隊が所持してる九ミリ拳銃とか九ミリ機関拳銃とかも…うへぇ、値段は高い…)

九ミリ拳銃の値段は三五万、九ミリ機関拳銃の値段は四十万という高価格、

(高すぎて買えん…)

値段の高さに落ち込みながらもスクロールして探していると第二次世界大戦終戦までという区分が見つけたので、そこを見てみるとどれも何万単位から安くて何千円というものを発見!ラッキーと思いながら見ていく、

(まぁ身を守れればいいからこれでもいいかなぁ)

と適当にタップして出てきたのはワルサーP38である。

説明をみたところ、この拳銃は某有名漫画の大泥棒が所持しているやつと同じやつだと書かれていて、ちなみに装弾数は8発で弾倉10個で0時になると自動的に10個まで補充されるという仕様だそうだが、本人はまぁとりあえず持てればいいという考えなので特に考えもなしに買おうとしたが、とても重要なことに気付いた。

(そういえば俺金稼いでねぇじゃん…)

がっかりして諦めようとしたとき、購入確認画面に目が釘付けになった。

そこには残高、21万6800円という文字が踊っており、な、なぜ金が…と呆然としていたが、はっとあることに気づく。

(これ、俺の貯金額じゃねーかっ)

頭を抱えてうずくまってしまったがなんとか冷静に保つも、あんにゃろう…覚えとけ…となぜか怒りを覚えてしまった。気にしたらだめだと思い、引かれる値段を見てみると六万六千円という文字が、

(くっ、高い、が身を守るためには必要だ…)

これはもう必要経費だと割り切り、泣く泣く購入、するともう慣れた現象である商品の顕現前の発光がおき、収まると目の前にふわふわとホルスターに収まった状態で現れ、それと予備弾倉であろうそれらが入っているアルミ製の箱が一緒に現れた。手に取ってみると

まぁ重くはないが存在しているという感じである。

腰にホルスターを装着すると反対側にまず三個分の予備弾倉を、そして残りの七個とさっき使っていた釣り竿やマッチなどをリュックサックに詰め込み準備万端。

「よぉし、これで準備はいいだろう。じゃあ楽しい冒険に出発だぁぁぁ‼」

意気揚々と出掛けていった。

しばらくはもといた砂浜に戻ろうと砂浜目指して歩いていたが…

「あれ…ここどこだ…」

直人はキョロキョロと周りを見渡している、つまり迷子になってしまったということだ。

あーもうどうしようと思っていたが、ポツリと顔に雨粒が落ちてきた。

「あっ、ヤベッ」

だんだん強まる雨のなか雨宿りできるところはないか探すと前に洞窟がぽっかり口を開けていたのを見つけたのでとりあえず、今はここで雨を凌ごうと思い、足早に洞窟目指して駆けていった。やっと洞窟の入口に着いて、最初に買ったパックに入っていたタオルで雨粒を拭いていると突然落雷がありと同時にザァーと雨足が強まった、雷の音に驚き「ぎゃっ」と悲鳴をあげたが続けてゴロゴロと雷がなりつつしばらく鳴り止むのを待って、やっと落ち着いたので再度タオルで拭き始めた。降りやまない雨をみながら待っていると寒気を覚え、寒くて震え始めた体をさすりつつ周りを見渡すと枯れ枝が転がっていたので、それらを集めて焚き火を焚いた。

パチパチとはぜる焚き火で暖まっていると

(くぅぅん…)

微かに動物らしき鳴き声が聞こえたような気がした。

(一体何がこの奥にいるんだ)

外の明かりを頼りにリュックサックを探ってヘッドライトを見つけ出し、それを頭に着けてスイッチをつけると、パッと一条の白い光がつき、それで警戒のため周りを見渡すと何本かの太めの枯れ枝と動物のものらしき骨が転がっているのを見てしまい、ヒェーと心のなかで叫びつつも立って奥へと進んでいった。

誤字脱字あれば教えてくださると幸いです

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