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レベル-99の大佐が異世界転生したら、身体の耐久度が水に濡れたティッシュ並みだった件〜天才的な脳だけで生き残る〜  作者: ティラピア池
第1章 新たな人生と、新たな旅

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第16話: 希少素材の街と、森の中で起きた襲撃

はじめましての方も、お馴染みの方も、お越しいただきありがとうございます!作者のティラピア池です。今日も皆様に楽しんでいただけるよう、気合を入れてお届けします!

その朝、僕はアヤ、カイル、リリア、ネリア、ミラと共に、クロウシマのギルドへ向かった。


僕たちは、希少な素材を探すために、次に向かうことのできる場所の情報を集めようとしていた。


歩きながら、リリアが口を開いた。


「ねえ、まずギルドで希少な素材がたくさんある街について聞いてみない?」


リリアはそう提案しながら歩き続ける。


「希少な素材をたくさん手に入れられたら、結構いい値段で売れるんじゃない?」


僕は頷いた。


「確かにそうだな。」


しかし、僕の頭の中では別のことを考えていた。


(希少な素材……。)


(何種類か手に入れられれば、実験に使えるかもしれない。)


(物理的な性質や耐久性、それにどんな用途があるのかも調べられるかもしれない。)


自然と、僕の顔に笑みが浮かんだ。


「ハハハ……。」


僕はいつの間にか、一人で笑っていた。


「ハハハハハ!」


その瞬間、パーティー全員の視線が僕に集まった。


「…………。」


自分が注目されていることに気づき、僕はすぐに黙り込んだ。


カイルが首を傾げる。


「君、どうしたの?」


「いや……何でもない。」


(危ない……。)


(科学者としての好奇心がまた出てしまった。)


すると、ネリアが手を上げた。


「じゃあ、私が聞いてこようか?」


「ああ、頼む。」


ネリアは受付へ向かい、希少な素材がある街について尋ねた。


数分後、ネリアが戻ってきた。


「聞いてきたよ。」


「どうだった? その街はあるのか?」


「あるよ。」


ネリアは頷いた。


「希少な素材がたくさん採れることで有名な街があるみたい。」


僕たち全員の視線がネリアへ集まる。


「でも、問題があるの。」


「問題?」


「その街の周辺にいるモンスターは、かなり強いみたい。」


カイルがため息をついた。


「まあ……簡単にはいかないってことか。」


ネリアはさらに説明を続けた。


「それと、そこへ行くには二つの道があるみたい。」


「二つの道?」


「うん。」


ネリアは指を一本立てた。


「一つ目は、街道を通る道。」


「街道は早く着けるけど、犯罪者が多くて、かなり危険らしいの。」


続いて、ネリアは二本目の指を立てた。


「二つ目は、深い森を通る道。」


「こっちはかなり時間がかかるけど、その代わり安全みたい。」


僕はしばらく考えた。


街道を使えば早く到着できる。


しかし、犯罪者が多い場所を通れば、途中で襲われる可能性も高くなる。


「どうせなら、深い森を通ろう。」


全員が僕を見る。


「確かに時間はかかるけど、その方が安全だ。」


アヤがすぐに頷いた。


「私も賛成。」


カイルも肩をすくめる。


「俺も構わないよ。」


リリアは笑顔で頷いた。


「じゃあ、森を通ろう。」


ネリアとミラも同意した。


こうして僕たちは、深い森を抜けるルートを選んだ。



---


準備を終えた後、僕はパーティー全員が乗れる乗り物を探しに行った。


そこで、乗客用の馬車を販売している店を見つけた。


僕は店主である中年の男性に声をかけた。


「すみません。六人が乗れる馬車が欲しいんですが。」


男性はいくつかの馬車を見せてくれた。


僕は一台ずつ確認していき、その中から最新型で、かなり大きな馬車を見つけた。


「これにしよう。」


男性は驚いた顔をした。


「これですか?」


「うん。」


「ですが、これはうちの最新商品で、一番高い馬車ですよ?」


「問題ない。」


男性はしばらく黙り込んだ。


そして、突然満面の笑みを浮かべた。


「いやぁ……お客さん、値段をまったく交渉しないんですか!?」


「うん。」


「こんなお客さん、初めてですよ!」


男性は嬉しそうに続けた。


「しかも、最新の商品を買ってくれたお客さんも初めてです!」


男性は馬車を指差した。


「だから、ちょっと待っていてください。」


「何か追加するのか?」


「ええ。最初のお客さんへのサービスです。」


僕はそのまま待つことにした。


それから数時間が経った。


ようやく男性が戻ってきた。


「お待たせしました! 完成です!」


僕は馬車を確認した。


いくつかの部分が追加され、さらに補強されている。


「なかなかいいな。」


僕は提示された金額をそのまま支払った。


そして僕たちは、その馬車に乗って出発した。



---


数時間後、僕たちはついに深い森へ入った。


高い木々が空を覆い、木の葉の隙間からわずかに太陽の光が差し込んでいる。


しかし、森の中はとても静かだった。


聞こえるのは馬の足音、馬車の車輪、そして遠くから聞こえる鳥の声くらいだった。


馬車の中では、リリア、ネリア、ミラ、そしてアヤが楽しそうに話していた。


四人とも、かなり盛り上がっているようだった。


カイルが僕の隣に近づき、小声で話しかけてくる。


「みんな、すごく楽しそうに話してるね。」


僕は後ろを振り返った。


「まあ、いいんじゃないか。」


「君は話に入らないの?」


「そのうちでいいだろ。それに、あいつらは楽しそうに話してるんだから。」


カイルは頷いた。


「確かに。」


しばらくすると、アヤが三人の名前を見ながら、突然口を開いた。


「そういえば……。」


リリア、ネリア、ミラがアヤを見る。


「なんでみんな、名前の終わり方が似てるの?」


ミラが少し不思議そうな顔をする。


「名前の終わり?」


「うん。リリア、ネリア、ミラって。」


ミラは小さく笑った。


「ああ、それね。」


「何か理由があるの?」


ミラは頷いた。


「うん。私たち、同じ村の出身だから。」


アヤは少し驚いた。


「へぇ……そういうことなんだ。」


リリアも笑う。


「私たちは小さい頃からずっと一緒だったんだよ。」


ネリアも頷いた。


「三人とも同じ村の出身なの。」


アヤは納得したように頷いた。


「なるほどね。」


ミラは小さく笑った。


「だから、名前がちょっと似てるんだよ。」


「分かった。」


三人の会話は再び続いていった。


僕はそんな彼女たちを見ながら、小さく笑った。


(同じ村の出身か……。)


カイルがまた小声で話しかけてくる。


「やっぱり、みんな仲がいいね。」


「まあな。昔から一緒だったんだから、当然だろ。」


「それもそうだね。」


僕たちの旅は、再び穏やかな空気に包まれた。


しかし――。


その平穏は、長くは続かなかった。


「助けてくれぇぇぇ!」


突然、森の奥から叫び声が聞こえてきた。


全員が一斉に黙り込む。


アヤが立ち上がった。


「誰かが助けを求めてる!」


僕はすぐに前方を見る。


「急ぐぞ。」


アヤが前を指差した。


「馬をもっと速くして!」


「分かった!」


僕は手綱を引いた。


馬たちが一気に速度を上げる。


僕たちは森の道を進み、ついに騒ぎの場所へたどり着いた。


「何だ、あれ……?」


そこには、大勢の兵士たちが戦っている光景が広がっていた。


剣や槍を使う兵士がいる一方で、魔法を使っている者もいる。


「ファイアボール!」


一人の魔術師が叫ぶ。


次の瞬間、巨大な火球が戦場を横切った。


その近くには、一台の馬車が破壊されていた。


僕は兵士たちが守っている人物を見る。


服装や紋章から考えて――どうやら貴族の一行らしい。


「貴族……?」


その瞬間、一人の敵兵が弓を構えた。


そして、貴族の少女へ向けて矢を放つ。


「危ない!」


カイルが即座に反応した。


「念動!」


カイルは念動力によって、飛んできた矢の軌道を強引に変えた。


矢は方向を変え、矢を放った兵士へと向かっていく。


「ぐっ!」


敵兵が倒れ、周囲の兵士たちが一斉に驚いた。


「何だ、今の!?」


「念動系の魔法だ!」


「そんな難しい魔法を使える奴がいるのか!?」


「まずい! 撤退するぞ!」


「逃げろ!」


敵兵たちは一斉に後退し始めた。


「逃げろ! あんな奴と戦うな!」


彼らは森の奥へと逃げていった。


僕は迷わず馬車から降り、貴族の少女へ駆け寄った。


「大丈夫か?」


少女はかなり疲れており、いくつかの傷を負っていた。


僕はすぐに彼女の身体を支え、状態を確認する。


その間に、アヤ、リリア、ネリア、ミラはポーションと応急処置用の道具を取り出した。


「このポーションを飲んで!」


「傷を確認するね!」


「包帯を持ってきて!」


「私、テープを持ってる!」


四人は協力して彼女の手当てを始めた。


しばらくすると、少女の状態は少しずつ落ち着いてきた。


僕は少女の顔を見つめる。


「一体、何があったんだ?」


少女は黙り込んだ。


その表情が、真剣なものへと変わる。


そして――。


「実は……。」

少しでも「面白い!」「続きが気になる!」と思っていただけたら、ページ下部の**【ブックマークに追加】や【評価(★★★★★)】**をいただけると嬉しいです!皆様の応援が執筆の大きな励みになります!もしかしたら「こういう設定の小説は途中でエタる(エピソードが途絶える)んじゃないか……」と思って、ブックマークをためらっている方もいるかもしれません。ですが、断言します。私はこの作品がライトノベル化、コミカライズ、そしてアニメ化するまで絶対にエタりません(更新を止めません)!ぜひ大佐の行く末を、一緒に最後まで見届けてください!

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