色の選び方。カンと本
絵を描く上で、色塗りが出てくる際の、色の選定。
これ、私はイメージをパッと決めて、メインの色・アクセントカラーなどを出していきますが、色が苦手という人は、なかなか決まらないのだそう。
げんらは家人と共通の趣味で、プラモ塗装・改造があり、その際に色の相談をよく受けます。
その中で気づいたのは、家人は色を選べないという事でした。
日常で色を伝える分には届くのですが、選ぶということに慣れていない。
まぁ、そうだよね。
だって、身の回りにあるものって、大抵着色済みだし。
カラー展開されているものを、選ぶことはあるけれど、自分で一から色を決める機会って、何かを作る事をしていないと発生しないもんよ。
そんな家人におすすめした本がこちら。
書籍名:日本の伝統色を愉しむ
(写真は著作権法に触れそうなので、載せませぬ。気になる方はググってください)
こちらは、げんらが実際に本屋で色についての本を探した際に、中身をパラパラ見て、いいなと思ったもの。
そういう本って結構当たりなモノなるんですよね。
資料にする本は、通販で買わない派です。
ちなみに、この本、紹介されている色は『和名』です。
桜色とか蘇芳色とか。
伝統色なので、そらそうだ。という感じではありますけど。
色の紹介とともに、イラストがあるので、「あぁ、あの色か!」となりやすい、知っているものが目に見えて、頭に浮かぶと、色は身近なものとなり、選びやすいようでした。
残念ながらRGBカラーコードは載っていないので、デジタルツールでは、それっぽい色を探す必要があります。
ちなみに、げんらが好きなタイプの本はリファレンス。
ひたすらカラーコードが載っていそうなやつ。
12色相環のオブジェ誰か下さい。いや、むしろ自分で作ればいいか。
今度作ろう(謎の創作意欲
今度、色の資料として、リファレンスを買うつもり。
RGBでの数値を見ると、どの色味か強いのかよく分かりますからね。
けれど、色を一から選ぶには、色を知る必要があります。
げんらのようにカラーコードが馴染むパターン、家人のように身近な物の色を教えてくれる本で色を覚えるパターン、ほかにも色々あると思います。
自分の選ぶ色に自信がない時は、本を頼るのもありだと思います。
本屋にリファレンスを探しに行っても、コーナーが狭いから中々グッとくる物に出会えず。
配色イメージの本もありましたが、それをガチガチにイメージ固めするのはよくないけれど、慣れないうちは参考にするのもありかなぁ、という感じでした。
○○風のカラーと書かれていて、3色の代表色が出ていて、その色が使われたイラストが添えられていた。
色々な方の絵が提供されていたようで、統一感なくバラバラな点が私的に苦手でしたが、さまざまな画風を見れる点では、人によってはアリかもしれない。
自分の選ぶ配色にマンネリ状態なら、刺激のひとつとして購入もありだと思う。
本屋に行ってビビッときた本を買いたい。




