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第20話 闇の砦 前編(2)

 しかし一体これで何を?


 びよーん!


「うわっ!」


 そのオレの腕に絡みついたエネルギーの紐が一気に縮み始めたかと思うとその先からレイが飛び込ん来た!

 そうしてその勢いのままレイがオレの身体に覆いかぶさる!


 ドサッ!


「ごめん、驚いた?」


「あ…うん」


 その体勢は…かなりやばい感じに。

 思わず見つめ合うオレとレイ…。

 お互い、何かバツの悪い雰囲気に。

 ヤバイ…何か話さないと…。


「これ…ゴムみたいな使い方が出来るんだ」


「そ、そうそう!便利でしょ…」


 中々離れるきっかけが掴めない。

 ほ、本格的にやばくなってきたような…。


「いつまでそうやってるんですか?」


「わああああっ!」


 アサウェルのその言葉にやっとオレ達は適切な距離を取る事が出来た。

 オレの腕に巻きついたエレルギーの紐を回収するレイ。


「へ、変な勘違いしないでよねっ!」


 レイの反応はツンデレのテンプレだった。

 でもま、あんまり気にしないようにしよう、うん。

 理性ではそう判断しても心臓はまだドキドキ興奮しっぱなしだったけど。

 ま、惑わされたらあかんぞ、オレ。

 こう言うのも吊り橋効果に…入らないよね?


 そんな危険な橋を渡って見えて来たのが謎の砦。

 オレ達からは謎に見えてもきっとアサウェルはあの砦の事もちゃんと知っているんだろうな。


「あそこは?」


「あの砦が現在この悪夢帝の北部支部です」


 それは避けては通れない道だった。

 何故ならその砦を抜けた先に目指す小人の洞窟があるのだから。


「あの時逃した北部支部長があそこにいるんだね」


「どこにも出かけていなければ…ですが」


「よし!行こう!」


 オレ達は覚悟を決めて砦に向けて一歩を踏み出す。

 どんな激戦が待っていようと引き返す事は出来ない。

 けれど…この三人ならどんな危機も乗り越えられると…オレはそう確信していた。


 その頃、砦内では警戒警報が発令されていた。

 オレ達が近付いている事は既に敵側に確認されていたのだ。

 これからかなりの激戦が想定される。

 今まさにこの北部支部との総力戦が開始されようとしていた。


「じゃあ、私がまず突破口を開くね」


 レイはこの間のゾンビ騒ぎで限界を超えて力を使い…その結果以前よりより強い力を長く出せるようになっていた。

 これって怪我の功名ってヤツかなあ。

 今のレイの力なら本気になればそこらのミサイルより破壊力のあるエネルギー弾を撃てる事だろう。


「たりゃああ!」


 レイの手から放たれるエネルギー弾!

 メインの手の平の光弾に指から放たれる細いエレルギー粒子が絡みあう。

 その異なるエネルギーの相乗効果で威力は格段に倍増する!…んだそうだ。レイの説明によると。

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