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死にゆく世界の歪みより

作者:幻楽
『私は今からできるだけ濃い文字で、できるだけ長持ちするであろう紙にこれを記す。』

現代の日本、自分の世界に入り込むのがちょっと好きなだけの平々凡々な男はいつも通りの代わり映えのしない日々を過ごしていた。しかしある日突然、第三次世界大戦と人類滅亡の幕開けに立ち会ってしまう。

デモ隊の隆盛とそれに対抗する国家権力による道路封鎖、また誘発される流通機能の麻痺やそれによる食料品不足など。目まぐるしく変わる世界情勢、崩壊の足音が忍び寄る日常。完全なる非日常の地獄はすぐそこまで迫っていた。

しかし他人の喧騒に対して恐怖を抱いてしまう男は、人類が滅亡の危機に瀕していてもその性格が変わることはなかった。周りの人々とコミュニケーションをとって助け合い何とかして生き延びる道を捨てることを選択し、完全に人類が滅亡してしまうまで男は一人で引き籠って過ごすと決めてしまう。

人類が滅亡に向かって一直線に進んでいき、世界が混乱の渦に巻き込まれる中、人の手を借りることなく孤独に生きた男は何を思ったのか。

孤独に慣れ、周りから人の声が聞こえなくなるほど時が経ち、もう自分の行動できる範囲に人は残っていないだろうと悟った男は何を考えたのか。

もうできることが絶え、居場所を転々とせざるを得なくなった男が最後に遺したモノとは……?

『死にゆく世界の歪みより、希望を込めて。』


ダークなSFやディストピア小説が好きな方にオススメの作品です。



※この作品はカクヨムにも掲載しています。内容に加筆はしていませんが、話数の立て方が小説家になろうの文字数制限の関係で変わっています。
はじめに
2023/01/10 15:20
崩壊の足音
2023/01/10 15:20
第三次世界大戦
2023/01/10 15:20
暴徒の波
2023/01/10 15:20
全てとの決別
2023/01/10 15:21
人類の滅亡
2023/01/10 15:21
おわりに
2023/01/10 15:21
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