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異世界から帰ってきた俺は人生をやり直す!  作者: ゆう
高校生編

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高校生編 38話 ~卒業に向けて~

毎日10時更新です。

書き溜めが無くなったらしばらくお休みをいただきます。

その際はお知らせいたします。


誤字脱字等ありましたらご連絡いただけると嬉しいです。

季節は夏。


いい加減進路を決めないと。

俺は進路を相談するため、久しぶりにザッシュとロイドの元へと向かっている。

ザッシュとロイドは、俺が小学生の時に異世界であるアースロットからこちらの世界へ侵略に来た元帝国兵だ。

ザッシュが元隊長でロイドがその部下だった。

魔族に騙されていた事が分かった2人は、こちらの味方になることを条件に住処を手配した。


「2人に会うのも久しぶりだな」


2人は当初、父を手伝うために神社の警備をしていたが、今は定職を見つけて別の仕事をしている。

俺が中学生の頃だったか、うちの家族と同じマンションから神社の近くにあるアパートへ引っ越していった。

引っ越してからしばらくは遊びに行っていたが、高校に入ってからは行く事は無かった。


約2年ぶりか。

2人は元気にしているだろうか。


そう考えていると2人が住んでいるアパートの前に到着した。

確か102号室だったな。

俺は102号室の前にあるインターホンを押す。

しばらくして聞き覚えのある男の声がする。


「はいどちら様?」

「龍之介です。相談があってきました」

「あぁ龍之介君か。入って入って」


インターホンでのやり取りの後、ドアが開く。

目の前には見覚えの無い服装と髪型をしたロイドと思われる男性が立っていた。


「ロイドさん?」

「龍之介君久しぶりだね!さあ入って」


ロイドに案内されてリビングへ移動した俺は、ロイドに導かれるままソファに座る。


「それにしても大きくなったね。見違えたよ」

「お久しぶりです。ロイドさんも変わりましたね」

「そうかな?まあこちらに来て8年は経つから流石に変わるよ」


ロイドは軽やかに笑う。


殺伐とした世界で産まれたロイドやザッシュがこちらの世界に慣れることが出来るか心配だったが、今の表情を見る限り、上手くやっているようだ。


「ところで今日はどうしたんだい?またアースロットからの侵略者がくるとか?」

「いえいえ。違いますよ。今日は俺の進路について相談したくってきたんです」

「進路?」


俺はロイドにこちらの世界では一定の年齢に達すると就職する決まりがある事を説明した。

そして28歳でアースロットへ転移する可能性が高いこと、そのため後10年でやれることをやっておきたいことを話す。


「そっか。龍之介君は鍛えながら出来る仕事がいいのかな?」

「簡単に言えばそうですね。でもどうすればいいかわからなくって・・・」


俺とロイドが話をしていると、不意にドアが開く音がした。

どうやらザッシュが戻ってきたみたいだ。


「おー龍之介君か!久しいな」

「はい。ザッシュさんもお久しぶりです」


スーツ姿のザッシュが俺の前まで歩いてくる。

この人も変わったな。

初めて会った時は鎧と兜が似合うダンディな男だったが今ではスーツ姿が良く似合う。

ゴツゴツした身体つきは変わらないが上手く着こなせている。


「今日はどうしたんだ?」

「実は・・・」


俺はザッシュにも来た理由を説明した。

ザッシュは俺の話を聞き終えると難しい表情を浮かべる。


「良いアドバイスが出来ればいいのだが、私達が帝国兵になったのも半ば強制的だったからな」

「確かに。帝国は兵士になるしか選択肢が無かったですもんね」


ザッシュの言葉にロイドも頷いて納得する。

お読みいただいた方は出来れば評価をお願いします。

※何かしら反応があると執筆が捗ります!



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@iseyari0408

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